マエケンが15奪三振の好投「今日は三振を狙いにいった」

広島は20日、中日に2対1でサヨナラ勝ちを収めた。両チーム無得点で迎えた7回に先制を許したが、8回にバーデンの3号ソロで同点に追いつくと、9回には2死二塁から白濱裕太がタイムリーを放って試合を決めた。先発の前田健太は7回1失点の好投。勝ち星こそつかなかったが、15奪三振をマークし、通算188奪三振セ・リーグトップに立った。

 以下は前田健のコメント。
「今日は全員から三振を狙いにいきました。追い込んでからではなく、1球目から狙いにいって、思い通りに取れました。毎回、こういう投球ができるわけではないですからね。15個はすべて狙い通りにいきました。左打者にはチェンジアップ、右打者にはスライダーかストレートを使いました。ストライクからボールになる球で、うまく振らせることができました。(代打は)チャンスでしたから、仕方ないです。(7回、平田良介に浴びた本塁打は)ストレートがシュート回転して甘く入ってしまいました。入るとは思いませんでしたね」