.掛布氏、V奪回へ新井一塁、城島7番提案…金本の“進退”にも言及

 元阪神の主砲で野球評論家の掛布雅之氏(56)が15日、大阪・なんばグランド花月で行われたトークイベント「阪神タイガースに物申す! 俺らみんな阪神が好きやねん!」にゲスト出演。来季のV奪回を狙う古巣に、さまざまな提言を行った。

 イベントでは、来季の阪神のオーダーについて、出席者全員で熱く議論。その中で掛布氏は、新井貴浩内野手(34)について「送球に不安がある」とし、一塁手へのコンバートを提案。今季、一塁手を務めたクレイグ・ブラゼル内野手(31)とレギュラー争いをさせるべきと話した。

 左ひざの故障からの復帰を目指す城島健司捕手(35)には「7番ぐらいで楽に打たせたい」とコメント。“アニキ”こと金本知憲外野手(43)に関しては「4番を打てなくなったときに、ユニホームを脱ぐ決断も大切」と、“引退のススメ”ともとれる発言で会場を驚かせた。ドラフト1位の伊藤隼太外野手(22)の起用法については「彼は絶対に使うべき」と進言した。

 また、5日に行われたイベントの発表会見では「(巨人の)原監督と一緒なら、コントをやります」と話していたが、この日は巨人の内紛問題を受けてか、「江川が出るなら、一緒にやりますよ」とジョーク。司会のテンダラー浜本広晃(37)に「ほなそこで、清武さんとナベツネさんのバトルも」と突っ込まれ、苦笑いだった。