2011-12-30
『永遠の0』を読んだ
中3の娘が買ってきていたので入浴タイムを使って百田尚樹の『永遠の0』を読み終えた。
- 作者: 百田尚樹
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2009/07/15
- メディア: 文庫
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読み始めたときは、アジア・太平洋戦争時の戦闘機オタクが読む本かと思った。戦闘機、戦艦、空母の特徴や、飛行技術の話、軍人の名前や特徴、海戦の作戦の正否や戦闘の様子など、詳細に書いてある。
話の主軸は、特攻で亡くなった人の孫が、祖父の死の経緯を祖父を知る人に訪ねていくというストーリー。はじめに聴き取りに応じてくれた人は、死を恐れていた祖父を徹底的に非難する。ここまで読むと、好戦的な本であり、似非右翼が好みそうな本だなと感じた。事実、娘もこのあたりで「下らん」と思って読むのをやめたらしい。
しかし、読み進めていくと、様子が違ってくる。ネタ晴らしをしては読む人に失礼なので、このあたりにしておくが、本当に人を守るとはどういうことかということを考えさせられる本だ。そして、驚くべき末尾の展開に感涙する。
ただし、そのことを中3の娘に伝えたので、娘は最後まで読んだのだが、それほど感動しなかった模様。娘は一貫して「オタクの本」という評価を崩さなかった。読む年齢によるのかも知れないし、感性によるのかもしれない。