高野山大学「地域の問題を考える連続講義」

過去のイベント

日 時■2009年10月24日(木)〜12月5日(土) 原則木曜開講
場 所■高野山大学
 
プログラム■
9月24日(木) 山脇雅夫准教授のオリエンテーション
10月1日(木) 高野町副町長 高橋寛治さん
10月15日(木) 高野山まちづくり研究会 福形泰緒さん、西正弘さん(5コマ目)
          高野山まちづくり研究会のサイトは→こちら
10月22日(木) 高野町地域再生マネージャー、奥村玄さん
10月29日(木) 高野町花坂地区むらづくり支援員 森下純人さん
          高野町むらづくり支援員については→こちら
11月5日(木) 高野町大滝地区区長 中谷至告さん
11月12日(木)、19日(木) 本学客員教授 谷荘吉先生の地域医療の講義
11月26日(木)、12月3日(木) 童楽寺の安武隆信さん、小林裕淳さんによる、現代寺子屋活動の報告
          童楽寺さんのサイトは→こちら
12月4日(金)、5日(土) 能登地震足湯ボランティア 辻雅榮さん、齋藤智弘さんによる、高野山足湯隊の活動報告と足湯体験(4日の5コマと5日の1,2コマ)。
          高野山足湯隊のサイトは→こちら
趣 旨■
 高野山大学には、多くの高野山真言宗寺院の後継者が学んでいます。地方の寺院は、もともと、それぞれの地域の中心でした。葬儀のときはもちろん、さまざまな行事や話し合いに際して、寺院は人々の環の中心にありました。学生たちがそうした昔ながらの役割を果たせるようになれば、彼らが帰っていく故郷のためにもなり、また、彼ら自身もまた周りから必要とされる人材となれると思われます。この授業は、「地域の伝統」「子ども交流」の授業と連動して、学生たちのそうした力を身につけてもらうことを目指しています。この授業は、地域の住民の皆さんには無料で聴講していただけます。
 
*「地域の問題と考える連続講義」は、実際に地域で活動されている講師のお話を伺うことで、現代の地域社会の抱える問題点や可能性を考える授業です。
 この授業では、
・地域社会の抱える問題について知識を広めます。
・地域社会の抱える問題を解決するためのさまざまな方法を学びます。
・地域で生きることの楽しさ、その可能性を学びます。
・実際に地域で活動されている方のお話から、さまざまな現場の風に触れます。
・地元高野町の講師の方々との接触を通じ、地元高野町とのコネクションを強めます。
 
*この授業は、
・「地域の伝統」、「子ども交流」の授業と連動して、「地域のコアパーソン」育成を目指します。
・「地域の伝統」=地域のお年寄りとの交流を通して、高野山周辺地域の集落に残る伝統文化を学びます。
・「子ども交流」=自分が学んだ地域の伝統文化を、地域の子どもたちに伝えていく活動を企画実践する授業です。
 
 これらの授業によって、学生が地域社会の発展に貢献しうる中心的人物(コアパーソン)として活動するために必要な三つの能力、?地域社会の抱えるさまざまな問題を理解する能力、?その問題を解決する人間関係を構築するための高度な人間関係能力、?地域の人間関係の基盤である伝統文化・生活文化の価値を認識する能力を、学生に身につけてもらうことを目指します。(文責:山脇雅夫)


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