理想のヒモ生活 5 感想

渡辺恒彦理想のヒモ生活」5巻、ヒーロー文庫

Web未読。

異世界へ召喚されて女王様の王配となった、元・現代日本のサラリーマンであるところのゼンジロウ殿下が大活躍の巻き。

単身赴任で外交したり竜退治の指揮したり。
ヒモというのはほんとたいへんな立場なのだなあと思わされます。
ありゃ無理だ、自分ではとても務まりそうにありません。
理想とはいったい。

テコ入れなのか、既刊4巻までは女王アウラ様が表紙を飾っていたのに対して、今巻では新登場の人物が大抜擢。
アウラ様の赤を目印だと思い込んで探していたので、店頭で平積みだったのに、なかなか気づきませんでしたよ。
まあ、たしかに、ゼンジロウ殿下が単身赴任してしまったおかげで、アウラ様の出番は少なめかもしれません。

そんなわけで、女王様夫妻の間に生じた軋轢が、国内外へどのように波及していくのか、心配な次第です。