映画「セーラー服と機関銃 -卒業-」を観ました。(3月6日観賞分、横浜ブルク13)
原作未読。
旧作は見たことあるかもですがよく覚えていません。
初っ端で例の「快・感(はぁと)」も済んでしまうし、たしか予告編にもあったはずの浴衣姿もちょっとアレでしたし、いまひとつ爽快感が無いというか、
下手に現実味を帯びているおかげで、めだか組よりもホリウチグループのほうが説得力あるんじゃないかとすら思えてしまって、
悲壮感というか頽廃感というか、滅びゆく文化の徒花みたいなものなのかもしれません。
商店街の人たちが押し寄せて店をしっちゃかめっちゃかにしていった後、残っためだか組の人たちできゃっきゃうふふと談笑していた場面の、あの時代の流れに取り残されたような、どうにもならないもの悲しさのような部分に、いろんなものが凝縮されていたのかもしれません。