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大学(院)生だった頃に書いていたweb日記です.

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2010-07-17 (Sat)

id:flalin

一応明記しておくと,数か月前から id:flalin に移行した.

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2009-02-25 (Wed)

[] 第4刷

On Lisp邦訳が第4刷とのことで,関係書類(と言うか葉書)をポストに投函してきた.

関わった仕事継続的に人々の関心を引いているというのは,これほど喜ばしいことはない.

[] これも いきものの サガか(2)

まぁこれは,そんなに酷い出来でもないかな.

1, 2問目はどうでもいいんだが3問目は異常に負担が多く,ナニコレという感じ.研究室のF君から教えてもらった,その問題のネタ元であるBraunstein and Kimble, Teleportation of Continuous Quantum Variables, PRL 80, 869 (1998)の前半の解説になっている.

量子系に対する擬似確率分布関数の一種Wigner関数を主役にした量子力学の体系を構築することができて,しばしば "quantum mechanics in phase space" 等と呼ばれる.しかしSchroedinger形式やHeisenberg形式を完全に置き換えるには至りそうもない.と言うのも任意のunitary変換で結ばれた状態それぞれのWigner関数は一般には簡潔な関係を持たないからだ.実際,時間発展は

¥partial_t W(x,p) = ¥left.¥frac{2}{¥hbar}¥sin¥left¥[¥frac{¥hbar}{2}¥left(¥partial_{x1}¥partial_{p2}-¥partial_{x2}¥partial_{p1}¥right)¥right¥] H(x_1,p_1) W(x_2,p_2)¥right|_{x_1=x_2=x,p_1=p_2=p}

という妙な式で記述される.(この辺はHillery, O'Connell, Scully, and Wigner, Distribution Functions in Physics: Fundamentals, Phys. Rep. 106, 121 (1984)やLee, Theory and Application of the Quantum Phase-space Distribution Functions, Phys. Rep. 259, 147 (1995)にいくらでも詳しく書いてある.)

しかし量子光学で現れるいくつかのunitary変換については都合よいことにWigner関数同士も変数変換で結ばれる(例えばBarnett, Methods in Theoretical Quantum Optics, OUP, p. 122*1).そのような性質を利用しつつ,Braunstein-Kimbleはパラメタrのsqueezed vacuumから作ったEPR対を利用した量子teleportationが「入力状態のWigner関数を分散exp(-2r)のGaussianで畳み込む」という簡潔な操作に対応しているという驚きの事実を述べている(r→∞で畳み込みは恒等変換となる). ...等を,式を追って(Gauss積分ばかり)解説したのだが,やはり変数変換周りが色々怪しくて,具体的には積分変数変換で余分な因子-1だの1/εだのが付いてしまった.その辺りは適当な表現でごまかしてある.特に最後,EPR対のBobのmodeのdisplacementはBraunstein-Kimbleでは抽象的に書いてあるが 古澤,量子光学と量子情報科学数理工学社 ではあくまで実験ベースで,変調した光とのbeam splitterによる重ね合わせで説明されている.その重ね合わせで導入されたmodeに関してGauss積分したら符号どころか1/ε(→∞)が付いて,さすがにこれは規格化を崩すのでけっこう困った.

[] これも いきものの サガか(3)

さらに,こないだの続きで書いた藤堂先生の分も上げておこう.こちらもかなりやっつけ.

Yan and de Pabloでは本当は2つのアルゴリズムを提案してるんだが,1つ目がどう読んでも理解不能だったので省いた.著者ら自身も2つ目の方を褒めてるのは事実だし.

追記: そう言えば誤差に関する詳しい分析 arXiv:cond-mat/0506555*2 を見つけるだけ見つけたのだが,√(ln f)に反比例とか何とかよく分からないので,触れるのを忘れていた.まぁいいや.

2009-02-12 (Thu)

[] BSをこうやって処理しようとしてできなかった

量子光学でBeam Splitterの相互作用Hamiltonianに関係する式なのだが,

A ¥equiv a^¥dagger_1 a_2 - a^¥dagger_2 a_1

とすると,a^¥daggerとの交換関係等価な式を行列形式で

A ¥left(¥begin{matrix} a^¥dagger_1 & a^¥dagger_2 ¥end{matrix}¥right) = ¥left(¥begin{matrix} a^¥dagger_1 & a^¥dagger_2 ¥end{matrix}¥right)¥left(¥begin{matrix} A & 1 ¥¥ -1 & A ¥end{matrix}¥right)

と略記できる.この形を基にすればA^ka^¥daggerとの交換関係

¥left(¥begin{matrix} A & 1 ¥¥ -1 & A ¥end{matrix}¥right)^k = ¥left(¥begin{matrix} f_k(A) & g_k(A) ¥¥ -g_k(A) & f_k(A) ¥end{matrix}¥right)

から計算できる.ここで2種類の多項式

f_k(x) ¥equiv ¥frac{1}{2}¥[(x+i)^k+(x-i)^k¥]

g_k(x) ¥equiv ¥frac{1}{2i}¥[(x+i)^k-(x-i)^k¥]

定義される.See also Sloane's A096754 ( http://www.research.att.com/~njas/sequences/A096754 )

追記:A^k (a^¥dagger)^nA^k(a^¥dagger)^nより右に移したかったんだけど,(ありがちだが)n重ネストした和が出て処理しきれなくなってしまったという話.

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2009-02-05 (Thu)

[] これも いきものの サガか(1)

日々を生きるためとは言え,こんな酷い出来栄えのレポートを提出してしまった...

後は藤堂先生分 (Monte Carlo) だ.うひー

(ちなみに要求されている質に対する比で言うと,一昨日提出した修士論文修士論文発表審査会の資料になる版)の方が酷かった気もする.あれはさすがに冗談でも外部に出回らせる訳にはいかない)

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2009-01-23 (Fri)

[] VimのQuickFixモードで読み取る文字コードエンコーディング

MS VC++cl.exeが常に日本語メッセージをShift-JISで出しくさるとか,cygwinmakeデフォルトではやはり日本語メッセージを出しくさるとか,うざい状況が色々ある.VimのQuickFixモードではエディタ内でそれらのコマンドを実行し,帰ってきたエラーメッセージ解釈してエラーの行にジャンプとか便利な機能が色々あるのだが,それが文字化けでうまく働かなくなってしまう.Vimには様々な部分でテキストエンコーディングを変更したりするオプションがあるがQuickFixには付いてない.そこで外部のフィルタ(とりあえずnkf)を噛ませる.多分,以下が最も楽で汎用性がある.

set shellpipe=2>\&1\|/tex/bin/nkf\ -w>%s

'&' と '|' はVimスクリプトで特別な意味を持つのでオプションの値に含めるには '\' でエスケープしなければならない.要するに(例えば)

/cygwin/bin/make -kr 2>&1|/tex/bin/nkf -w>(一時ファイル)

のようにコマンドが実行される仕掛け.私はVim全体の基本となるエンコーディングとしてUTF-8を使っているのでnkfにもUTF-8で出力させている (-w).nkfTeXのall-in-oneインストーラで一緒に入った(んだっけ?)やつを使ってみた.

なおMS .NET FrameworkのC#コンパイラ csc.exe だとUTF-8で出すオプションが一応ある.本当は扱いやすい英語がいいんですが...

またGNU gettext系だと日本語メッセージを格納している /usr/share/locale/ja/LC_MESSAGES/foo.moCygwinなら\cygwin\usr\share\locale\ja\LC_MESSAGES\foo.mo)を foo.mo.bakリネームしてしまえば「make: 入ります ディレクトリ」とかの悪名高い*1うざい翻訳メッセージを目にしなくて済む(翻訳者の方,すみません...).

[] コメントメールで通知する機能のバグ

なんか最近はてながこの日記へのコメントメールで通知してくれなくなったんですが...

myはてな とやらで確認するとちゃんと学校のアドレスになってるし,学校のアドレスでは勝手にはじくフィルタはないはずだし,おまけに同じアドレスで再登録しようとしたら理由も表示されずに「このメールアドレス使用できません」とか文句言われる.

See also

*1:今はもう直ってるみたい?

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2009-01-22 (Thu)

[] WinView SPE to TXT converter

id:flappphys:20080712#p1 の,もっとシンプルな版.

どうでもいいが cl.exe 15.00.21022.08 for 80x86 でこれを /O2 付きでコンパイルすると type の値がおかしい.読み取った直後は(例えば) 5 なのに,xLen とかと一緒に表示するところでは 0 になってしまう./O1 では 5 のまま.reinterpret_cast 辺りはともかくとして,static_cast とかSTL vector中の配列アクセスだけで最適化オプションにより結果が変わるっておかしくない?

(追記:以下はコメントに感謝しつつ修正した版)

続きを読む

[] 113256 bytes

列 1 / 0; 行 96 / 2612; 単語 203 / 13830; 文字 3311 / 108526; バイト 3423 of 113256

進まねえええ

k.inabak.inaba 2009/01/23 04:53 > char buf[4];
> (中略)
> ifs.get(buf,5);
これでは

flappphysflappphys 2009/01/23 14:26 あれ?
http://www.cplusplus.com/reference/iostream/istream/get.html
> Characters are extracted until either (n - 1) characters have been extracted or the delimiting character '\n' is found.
とあったのでこれでいいのかと思ったのですが.(そもそもここでバッファ長をぎりぎりにする意味はゼロですが)
と言うかgetでなくreadを使うべきだったので(デリミタで読み終える挙動は不要),それに変えたら上の振舞いはなくなりました.お騒がせしました.
でもやっぱり少し納得が行かない気もします.

け 2009/01/23 14:48 バッファのケツにヌル文字を書き込まないといかんでしょ
1引いているのはそのぶんだよ

flappphysflappphys 2009/01/23 14:52 これ,毎回getが書き込んでる(くれてる,と言うべき?)ノカー
すっかり理解しました.

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2009-01-17 (Sat)

[] 睡眠

修論書きは純粋デスクワークということで,この期間,睡眠だけはきちんと取ることを心がけている.もう「風呂に浸かって寝れば寒くなった頃に強制的に目覚めるので4時間以上寝ないで済む」とかはやらない.

[] 79844 bytes

列 1 / 41; 行 677 / 1871; 単語 3239 / 9121; 文字 27248 / 75116; バイト 31976 of 79844

気付いたらappendixのうち書きかけの1章が消滅していた.いつの時点で消えたのやら... どうやら章の並び替えの途中でカットしてペーストせぬままだったらしい.今後繰り返してはたまらんのでSubversionに登録しておいた.みんなもせめて日付付きバックアップくらい(書いてるのとは別のマシンに)取るといいよ!

実験論文なんで実験系の図を一度 入れ始めればそれに関する説明でどんどん筆が進むと期待していたが,そもそも図を描くのに手間取る → なんてこったい! という現状.

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