カッティングプロッター

以前からヘルメットやユニット,それに自動車用にカッティングステッカーを作ろうと思っていた。 しかし手切りでは数をこなすことが難しくクラブのメンバー用には使えない,ということで保留案件の一つだった。
ところが,8月に会社の他部署で小型のカッティングプロッターでラベル切りを行っているのを発見! 担当者に聞いてみると3万円程度で買えるという。 これは面白い!! ネットで調べてみると確かにグラフテック製のクラフトロボなるカッティングプロッターが2万円少々で販売されている出はないか。 当然道具フェチのフラリーマンは注文してしまう。 (x_x)☆\(ーー; ビシ!!

これがカッティングプロッターだ。 A4サイズの幅のカッティングシールを切ることが出来る。操作は簡単で,まず輪郭のしっかりした白黒のデザインを用意する。 フォーマットはjpegでもBMPでもOKだ。 これを専用ソフトに読み込んで輪郭抽出を行い完了! 専用ソフトでは輪郭の修正や作成・編集も行えるがほとんど必要ない。

こんな風にカタカタと音を出しながら健気にシートをカットしてくれる。
   
で,これがヘルメットに貼り付けたカッティングシールだ。4枚目の写真のこの線の細さ見て頂きたい。 実際こんなに細い文字を切り抜くことが出来るか心配だったがクラフトロボはやってくれた。
   
地味な銀色の防寒ヘルメットもこの通り♪

まだまだすごいぞ!カッティングプロッター

堅いものにステッカーを貼り付けるだけがカッティングプロッターの能力ではない。 なんと布地にアイロンで貼り付けることが出来るシートも販売されている。 これを使ってツナギにオリジナルステッカーを貼り付けてみた。 もちろんデザインに関する才能のないフラリーマンは以前作ったオリジナルグッズのデザインを流用した。
   
22cmX50cmのアイロンプリントシートが1枚1000円で販売されているので,これをベースにまずデザインの配置を決める。 出来るだけ空きスペースを作らないようにしないともったいない。(貧乏性ですんません!)出来たデザインを鏡面反転させてカッティングプロッターでカットする。 それから不要な部分をピンセットで取り除き,プリントしたい物に低温〜中温にしたアイロンで接着させれば完了だ。 白いベースの上に色をのせているので,ベースになる生地の色は何色でもOKだ。 黒の生地に白でも赤でも問題ない。
   
非常に接着力が強くて弾力があるためヒビが入ったり色あせたりしない上に,ドライクリーニングでも洗濯機でも全くはげることがないそうだ。 これは面白い♪ しかしフラリーマンとカタカナで書くと格好悪いが,アルファベットでFlarymanと書いてステッカーにするとこれがなかなかかっこよく見えるから不思議なものだ。
30年近くも前の学生時代,Z250というバイクに乗っていたころ皮のツナギが買えなくて作業用の木綿のツナギにマジックで「カワサキ」のKマークを書いたのを思い出した。 ヘルメットもアライのオリジナルが高くて買えず,自分でデザインをまねてスプレー塗装をしたものだった。当時,こんなコンピューターと機械があればもっといい物が出来ただろうなぁ・・・。