『時をかける少女』(角川文庫 その2)
- 原田知世カバーいろいろ
1983年、夏の映画公開へ向け原作の角川文庫版もカバーが原田知世のスチールを用いたものに変更されていきます。変更第1弾となったのは、初期のシナリオ・撮影台本の表紙ともなった「原田知世と星」でした。
映画公開へ向けて宣伝が加速していく4月、続々とかかる重版にあわせ、原田知世カバーもデザインが変更されていきます。第2弾は主題歌ジャケットと同柄、「原田知世と桜」でした(状態のよくないものしか見つからず申し訳ありません)。
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- 原田知世と桜(写真/長濱治)
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- 29刷 1983.4.30から?
- 帯(黄緑)=映画化帯1
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次のカバー変更は表はそのまま、裏に映画でのブレザー姿を使用したものにマイナーチェンジします。
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- 原田知世と桜・裏:ブレザー(写真/長濱治)
この「原田知世と桜・裏:ブレザー」カバー版『時かけ』は「いつも青春は時をかける」フェア開催(6月)、映画公開(7月)…と季節を越えて、店頭を長く飾り続けることになります。次のカバーデザイン変更は翌年のこと、ちょっと変わった企画によるものでした。