今日のおすすめ『高田裕三「九十九眠るしずめ」』

九十九眠る しずめ(3) (KCデラックス)

九十九眠るしずめ 3 (3)
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高田 裕三

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 前にも言った覚えがあるのだが、この作品ってやはり「BLUE SEED」の焼き直しなんだろうか。
 アニメ版は兎も角、漫画版は打ち切ったのか打ち切られたのか微妙な部分で未完結してたからなぁ……意趣返しというか再挑戦な感じ。

今日のゲーム 「カオスレギオン」

 世間が「ヴァルキリープロファイル2」だの「キミキス」だので盛り上がっている最中に、何故に俺は時代を逆行するかね。
 しかも、プレイしている作品が名作かと問われれば『それは無い』と断言してしまいそうな代物だったりするのだから救いようが無い。

本日、気になった情報とか

紹介No.83 美味しんぼオンライン(ネトゲサロン)

 MORPGなのか、MMORPGなのか、そもそもRPGなのかすら不明な作品……とりあえず、どいつもこいつも原作を愛しているんだなぁ、と。
 ……だって、普通『クリス・ヴォーン(原作に一度だけ登場したサブキャラクター、超能力者)』とか出てこないって。

思い出の作品達 六十八回 「ヘラクレスの栄光3 神々の沈黙」

ヘラクレスの栄光3 神々の沈黙

ヘラクレスの栄光3 神々の沈黙

 
 
 FF7の野島氏がシナリオ担当ディレクターを務めた作品で、同シリーズ中最高の評価を得ている作品でもある。
 シビアな(在りし日のRPGを髣髴とさせる)戦闘や謎解きのバランス、その後(「新世紀エヴァンゲリオン」〜「Final Fantasy 7」辺りを経て?)一世を風靡した『自分探し』を主題としたシナリオなど、完成度の高い作品。殊、終盤からエンディングに掛けての流れは想像の余地を多数残しながらも描くべき部分をしっかりと描いていると思うのだがどうだろうか。或いは序盤からの伏線をきっちり全部回収して(物語を物語の中で完結させて)きっちり終劇させる手法など、見事な手腕と評すべきだろう。
 14年前(1992年発売)の作品なので、グラフィックやサウンドにおいては現行機種に適う要素は一つも無い。しかしながら、難しい漢字が使えなくとも/綺麗な画像や目を見張る演出を用いなくとも/生音に近い豪華音源を用いなくとも、人に感動を与えることが出来る……それを思い出すべきではないだろうか。(つか、野島にしろ松野にしろ、近年の□は引き抜いたシナリオライターを食い潰しすぎだ。)
 
 本音を言うと、終盤のどんでん返しが無ければ駄作認定してもいいと思うけれども。
 それだけに、途中を投げ出さず最後までプレイした人々から惜しみない賛辞を送られる作品といえるだろうか。

最近購入したもの

現在購入後未クリアの作品

現在通読している作品