どうして彼は、私の元にやってきたんだろう。
相変わらず元気そうな、あの時から変わらなさそうな様子を感じて、私の中で終わった存在なんだと確証した。
終(つい)まで希望を捨てない。終を見つめて、終から考える。
大切な思いこそ、スルーして。スルーされて。
肌寒い野分のあとに光る名月
人は変わって行くものだけど、同じ速度の変化を許してくれる人はなかなかいない
満月に近づくのが怖いから、針を刺して小さな穴をあけた。涙が零れ出て、見窄らしい月の皮がペタンコになって横たわる。涙の分軽くなった心はまた何処かに飛んで行った。
20100129からモノクロの世界。20120927からカラーの世界。
笑ったり話し込んだり、境界線がなくなったり何百キロの距離が空いたり、色んな出来事や感情を共有しつつ、私たちは独立している
形にはまること、形を破ること、どちらも自由に動くために。 自由でいるために。
世界は思惑で出来ているのか、それとも感情で、か。あるいは何も考えていないのか。 そんな事考えるのなら、美味しいものでも食べて、他愛もない話で笑いましょう。 と、言いながら水面下では必死でばたつかせる足。
悩むこと、悲しむこと、そんな中でも小さな喜びや希望、工夫。 人間は、この瞬間が一番美しいのかもしれない。
深呼吸する度に、肉体の重さや組織の軋む音に反比例して、心は羽のように軽やかに上昇する。 肉体の疲れが、心を癒す。
打ち込めるってことは、快楽を見出してるってこと。快楽は、不良だと自分で思ってても、やめられないこと。だから私は、母としても、女としても、人間としても、不良です。
記憶喪失のように、突然、何がしあわせなのか時々わからなくなる。
何気ない一言が、じんわりと染み込んでくる。何回も思い出して、噛みしめる。
黒があったことを忘れてしまうほど白に固執する偏見を捨て、白も黒も、その他の色も心の中に在る事を忘れてはいけない。
こうして私が働けるのは、洗濯機や炊飯器があるおかげ。働く人を楽にする。そういうことをしてくれるものや人に感謝。
一つ、自分の欠点を見つける度、一つ、希望を見つける。
太陽が上り、朝が来て、当たり前の日々が始まり、夜が来る。 この刹那に、懸命に病と闘う命がある。私はあなたの帰りを、待っている。
焼印を入れなければならないなら、自分の尻に自分で入れるわ。
明日は新しい日。寝たら私は新しい私。
おんなって、じょうぶだな。どんなに悲しいことがあっても、たちあがる。
口から言葉を吐き出そうと、喉に入れていた指を外した。 今は、お腹の中で、言葉から知恵に熟成させる時。
不愉快な本の続きが気になる。人生。
生きることは、自分の体を踊らせること。 踊れ踊れ、時に緊迫し、時に、緩々と。
ガンはわたしの一部だけど、全てではない。がんに支配されたくないの。
沈黙の先を見つめる君の目のせぬところが美しき
くさいものに蓋をしてたらほんとうにくさっちゃった!
子の名札 指が震えて 縫い付けぬ 病の痕の恨めしいこと