決定!第2回 fm GIG 大賞!

2005年fm GIG大賞決定しました。たくさんの投票ありがとうございました。
2006年も引き続き応援をお願いします。

  • 最優秀トワイライト・ブレイク:トワイライト水上
    • ノミネート
      • ・トワイライト小原 ・トワイライト水上 ・トワイライトサンデイ
    • 【総評】隔週の担当というハンディがありながら、他曜日を圧倒するお便りメール量を誇る実績通りの結果。「ゴリラはB型」「ドラマティック・モード」「シネマカセ」など、担当するローテーション番組の充実度も後押しをしたか。
  • 最優秀ムーンライト・ブレイク:ムーンライト木曜
    • ノミネート
      • ムーンライト月曜 ムーンライト水曜 ムーンライト木曜
    • 【総評】最多聴取率を誇るムーンライト月曜最有力との下馬評を覆す木曜の圧勝。投票締め切り直前の生放送で衝撃のアジテーションを敢行した老かいなパフォーマンスで、貫禄の大逆転V2。常にブラッシュアップを怠らないいくつものコーナーと、おまけ放送まで組み込んだ分刻みのタイムテーブルで、今後目指すは深夜ラジオのデフォルトスタンダードか。
  • 最優秀ローテーション番組〜音楽番組:サウンド・ストリーム
    • ノミネート
    • 【総評】最後の最後まで「京都邦楽見聞録」との大接戦を繰り広げ、最後は1票差で受賞。シーズン途中でのレギュラーメンバー総入れ替えという緊急事態を乗り切り、‘ヒットチャートクイズ’という新機軸を打ち出したことが功を奏したか。
  • 最優秀ローテーション番組〜情報番組:シネマカセ
    • ノミネート
      • シネマカセ 華流楽園 京都・歴史ウォーカー
    • 【総評】こちらも最後まで「京都・歴史ウォーカー」との大接戦。きちんとブログとも連動させるほか、登場人物の血液型分析など、ユニークかつ幅広い映画ファンのニーズに応えた‘リスナー目線’の番組作りが評価を得たとも言える。
  • 最優秀ローテーション番組〜バラエティーロボチャック
    • ノミネート
      • クマちゃんラジオ ロボチャック ゲストは八木さん
    • 【総評】事実上のイカリヤ内部抗争ともウワサされた激戦区を制したのは、やはり‘ムーンライト木曜’後押しの追い風をうけたロボチャック。結果はまさかの圧勝。全編フリートーク、番組時間20分に縮小というマイナス要素がありながら、水上玲花加入を巧みに活かし、いっそうスリリングなテイストを打ち出したことが功を奏したか。
  • 最優秀企画賞(番組内コーナーなど): タイムショック大喜利(クマちゃんラジオ)
    • ノミネート
      • 韓国エンタメニュース(ムーンライト水曜)、冴沢学園(トワイライト小原)、タイムショック大喜利(クマちゃんラジオ) ギグギグゼミナール(Let's トモミニッツ)
    • 【総評】2005年を彩る新企画勢を振り切り、貫禄のV2達成。 開始当初から抜群のインパクトと完成度を誇るこのコーナーが、2006年もさらに円熟を目指すのか、大胆にリニューアルを図るのかが今後の注目。
  • 最優秀男性DJ:'TotalPackage' TAM
    • ノミネート
    • 【総評】突如勃発した‘月曜vs木曜’抗争を受け、こちらも大投票合戦に発展。ムーンライト最多のお便りメール量を誇るビっツ!田中有利の下馬評を覆し、TAMが薄氷の2年連続受賞。下手をすれば逆効果にもなりかねない締め切り直前の‘田中批判’をきちんと追い風にしたインサイドワークは、往年のリック・フレアーを彷彿とさせる。
  • 最優秀女性DJ:小原かずよ
    • ノミネート
      • おのあきこ、小原かずよ、マリ
    • 【総評】下馬評のおのあきこV2予想を覆し、接戦を制して感激の初受賞。年間を通じ一度も生放送を休まず、映像導入にも真っ先に対応した、常にリスナーに語りかける地道な姿勢が反映された結果とも言える。さらに多忙になると予想される2006年、ラジオに映像にどんな活躍と成長を見せてくれるか。
  • 最優秀CM:水上玲花&三宅良&ビっツ!田中&堀家博之〜ナイトパブたかこ
    • ノミネート
      • イカリヤ上田〜ましてやカフェでもない、日野林純子&生田展子〜三和印刷、水上玲花&三宅良&ビっツ!田中&堀家博之〜ナイトパブたかこ、冴沢鐘己&嶺村明香〜ヒットtheビート、日野林純子&伴竹由衣&石橋知美〜メイク
  • 最優秀ジングル:'TotalPackage' TAM&三宅良&水上玲花〜エキササイズ ミ・ヤ・ケ
    • ノミネート
      • イカリヤ八木&'TotalPackage' TAM〜GIGはアルファの焼き増し、おのあきこ〜あんさんが聞いてはるのは、小原かずよ〜おしえて!チャイニーズ!、渡辺サチ子&日野林純子&伴竹由衣&紫月 京〜わいわいウェルサイド、'TotalPackage' TAM&三宅良&水上玲花〜エキササイズ ミ・ヤ・ケ
  • 最優秀主演男優賞(CM、ドラマ、映像などで):'TotalPackage' TAM
    • ノミネート
      • 'TotalPackage' TAM、八木大記、ビっツ!田中
    • 【総評】事実上、年末にGIG TVで公開されたミニコント「ジャジャデンジャー」の演技のみで争われたこの部門、意外性とインパクトでまさかの初受賞。脚本段階からノリノリで本人も参加したのが結果に結びついたか。
  • 最優秀主演女優賞(CM、ドラマ、映像などで):日野林純子
    • ノミネート
      • 小原かずよ、日野林純子、藤田七瀬
    • 【総評】3人で一票差の大接戦を制し、感激の初受賞。舞台経験は豊富ながら、カット割りの多い不慣れな撮影現場でも抜群の集中力を発揮し、難しい役どころを好演。特に、アップでの微妙な表情の演技は一日の長があり、さらなる出演作が望まれる。
  • 最優秀脚本賞「想い出線路道」冴沢鐘己
    • ノミネート
      • 「ジャジャデンジャー」八木大記、「想い出線路道」冴沢鐘己、「ダーリンは関白宣言」三宅
  • 流行語大賞'TotalPackage' TAM「ですよと♪」
    • ノミネート
      • 'TotalPackage' TAM「ですよと♪」、八木大記「おまえらアイラブユー!」、ビっツ&堀家博之「おかわり、もう一杯!」、スージー「全国○○万人のロックファン」


○総評
2005年の事実上のMVPは、驚異的な聴取率とメール量を叩きだしたムーンライト・ブレイク月曜およびビっツ!田中であるのは衆目の一致するところ。しかし結果的にはムーンライト・ブレイク木曜勢の圧勝に終わった。これはやはり、このfm GIG大賞というイベントをも自分の番組に取り込み、リスナーとそのスリルを共有しようというサービス精神の結果が生み出した勝利ともいえるだろう。
また、接戦が繰り広げられた部門では、定期的な企画の見直しや番組日記更新、ブログなど、リスナーを意識した日々の地道な活動が最終的な結果に結びついたと言っても過言ではない。努力はきちんと報われるのである。


生放送の可能性が広がった2005年、寄せられたリスナーからのたくさんのコメントからも、各番組・パーソナリティーの努力や企画力は、 着実にマイクの向こうに広がりつつあると実感させられている。そこからさらに一歩、広い視野をもって新たなチャレンジを踏み出したものに、また新しいステージが広がるのかもしれない。
予想以上の盛り上がりを見せた今回のfm GIG大賞を振り返り、ラジオは常にリスナーと二人三脚で作り上げていくべきメディアであることを忘れてはいけないと、あらためて実感した2005年である。
2006年はどんなドラマが生まれるのか、さらなる進化を目指すfm GIGに、どうぞご期待ください。


大会委員長 冴沢鐘己