Hatena::ブログ(Diary)

キリンが逆立ちしたピアス このページをアンテナに追加 RSSフィード

2010-12-25

[]警察にひどい扱いを受けたら

 暴行を受けたために保護を求めて警察に電話すると、被疑者扱いをされた上に、DNAサンプルをとられそうになったという経験談がweb上で話題になっている。

烏賀陽弘道さんが体験した警察の横暴」

http://togetter.com/li/82613

読んだ人の多くが驚き、憤っている。

 警察は、「社会の秩序を守る」のが仕事であり、「個人ひとりひとりの生活を守る」ことはない。だが、「市民を守る」という言い方で、まるで警察が自分たちの見方であるような錯覚を起こしやすい。警察官の中には誠実で良い人もいるだろうが、集団としては暴力行為を容認される権力を持った人たちだと捉えたほうがいいだろう。警察・検察関係の取材を重ね、事情をよく知る烏賀陽さんでも、対応では苦労されている。

 ブックマークコメントでは、「こういう場合、どうすればいいのか?」「相談窓口はないのか?」という声があがっているので、紹介しておく。

救援連絡センター

http://qc.sanpal.co.jp/

一瞥してわかるように、完全に左翼の作った団体である。1969年に、次々と左翼活動家が逮捕される中で、警察権力への抵抗と被逮捕者保護のために設立された。対警察のマニュアルの冊子も販売している。

「救援ノート」

http://qc.sanpal.co.jp/kyuennote/

職務質問への対応や、PCデータの扱いなどについて、書かれている。また、web上でも職務質問対策について情報が出ている。

職務質問対策」

http://qc.sanpal.co.jp/suppression/police-checkup/

現在、資金難であり、この団体の財政支援が必要だと訴えている。

「財政支援」

http://qc.sanpal.co.jp/center/donation/

私も、ケータイのアドレス帳には、ここの電話番号を登録している。


 私自身、先日、暴力が起きている場を認知して警察を呼んだ。私は、暴力を振るう側も、振るわれる側も面識はなかったのだが、とても自分の力で介入できないと判断して電話をした。幸い、暴力はすぐにやんだのだけれど、やってきた警察官の態度はぞんざいで、通報した私が話そうとしてもすべて無視して、隣に立っていた同居人(男性)に話を聞こうとするのである。警察は相変わらずだなあ、と思った。(腹が立ったので、「警察はいまだに性差別的な対応をするのですか?」と抗議しました)

 また、性暴力被害者支援にかかわっていても、大きな壁になるのは警察の無理解である。ストーキングに関しても、ずいぶんと警察側は丁寧に対応するようになっている。しかし、それは「典型的な例」だと彼らが認知するケースの場合である。すなわち、「無垢な女性」が「異常な男性」に物理的被害を受けているケースに限られる。たとえば、同性間のストーキングであったり、被害者が勤労し定住していない場合には、まともな対応が得られないことがある。そのため、被害者は警察と交渉しなければならない。この場合、警察対応に慣れた支援者に同行を求めるのは有効だろう。性暴力被害者支援団体(DV対応しているところでもよいと思う)や、女性センターの窓口などで相談してみるのも一案だ。(男性の被害者の場合は、より厳しい状況におかれる。相談機関ではないが、当事者のサイト*1から情報を収集するくらいしか、私もいい案を持っていない)

名無し名無し 2010/12/25 14:19 この警察もそうですが、より怖いのが通行人です・・・。

zttztt 2010/12/25 15:43 ↑脅迫?

hogehoge 2010/12/25 16:17 font-daさん、エントリーありがとうございました。
font-daさんの過去のエントリーを思いだしました。

■[性][司法]児ポ法おぼえがき その3
http://d.hatena.ne.jp/font-da/20090719/1247965618

1.表現の自由派
 左派を中心とした主張。児ポ法の拡大解釈により、性的表現の検閲が国家により行われることを危惧する。また、警察機関の権力拡大を恐れる。とりわけ児童ポルノの定義について疑問を提示する。(法の運用に対する危惧)

font-daさんは、この例で、「Santa Fe」の例を出して対象の線引きの話をしているけど、烏賀陽さんの例の方が最適なのだろうと思った。つまり、警察は法の立法意図を無視する。例えば、烏賀陽さんのTweetで、烏賀陽が頼むから聴いてくださいと懇願したら、警察官が「この野郎!何おれの足なぐってんだ!」と言った。つまり、公務執行妨害として立件しようと威嚇するとか、明らかに立法意図を超えている。

私が、児ポ法に反対なのは、結局、警察にとっては立法意図とか、法の目的とかあんまり関係ないと言うことだ。子供を守るという立法意図は忘れられて、所持品検査の都合の良い運用になるのではないか(現場での運用はそんな感じになるだろう)。

児ポ法に限らず、これからも、子供を守ると言う法律が出てきるだろう。でも実際にやることは、警察に都合の良い所持品検査だろう。

font-dafont-da 2010/12/26 00:23 >名無しさん

そうですね、困っている人には親切にすべきだと思います。

>zttさん

意味分からないです。

>hogeさん

文意がよくわからなかったのですが、転び公妨のことでしょうか?
表現規制については、運用についての懸念が出ているので、注意はしたほうがいいと思っています。

oo7oo7 2010/12/26 00:28 「救援連絡センター」のサイトの「職務質問対策」のページは理屈しか書いておらず、具体的なシーンでは余り役に立たないと思います。
警察官は基本的にモラルも知能も街の「オバチャン」連中並みなのが殆どです。こういう警官は、自分の狭い経験と浅はかな知識や上からの指示、同僚等から得た情報に基づいた「思い込み」で職質のターゲットをチョイスしているに過ぎません。1人でターゲットを見つけた時等、ターゲットを足止めする為に必要な体制を整っていない場合は応援を呼びます。応援が来たら、ターゲットにアタック開始です。
基本的には質問役と足止め役は役が分かれます。質問役は基本は1人で屁理屈や無礼な言葉をぶつけます。2人以上で寄ってたかってターゲットを心理的に疲れさせる事もあります。足止め役はターゲットがその場から立ち去れない様にします。自分の身体や白チャリ、時には白バイやパトカーの置き方等を工夫して行方を遮ります。簡単に警察官達が感じている疑義が晴れたら良いのですが、そうで無いと、ターゲット側が身の潔白を証明した上で住所等の連絡先を明らかにする等する以外の方法では解放して貰うのは難しいと思います。ターゲットが元々何の罪も無い一般市民だった場合、結局は職質を楽しんでいる警察官達が満足するまでもてあそばれることになるのです。
効果的な対処法としては、警官が「何について」自分を疑っているのか早めに把握し、警官の猜疑心を軽減する方法を考えて実行する事が一番です。時間が惜しいなら、あれこれ騒がずに自分が何者で何をしているかを分かり易く話してやり、身分を証明できるものを手当たり次第提示する、これに尽きます。下手に悪態をついたり、大声を上げたりする事は、警官が余計に「怪しい」と強く思い込み、面倒が増えるだけなので止めましょう。警察官職務執行法や刑事訴訟法等の法律名を挙げても、警官は、「何でそんな事、知ってんだ?怪しい」としか考えないし、馬耳東風が基本なので意味が無い事も覚えておきましょう。自分にとって法律知識は必要ですが、法律を効果的に活用しようと思った場合、法律知識が無い者が公務員では法律知識を披露してもムダになるだけです。

以上、ほぼ同文を「救援連絡センター」のサイトにも投稿しておきました。

font-dafont-da 2010/12/26 00:41 >007さん

情報ありがとうございます。個々人でどう対応するのかを検討すると良いように思います。

私の周りでは、職質拒否をする人がわりといます。もちろん、すべての人が職質拒否する必要はないと思いますが、「義務はない」ことを毅然とした態度で示すことは、市民的抵抗のあり方の一つだと思います。

mm 2010/12/26 06:10 警察の採用をもっと高給・高学歴にして。
と私が思うのは、
一般市民より、学歴的に近いヤンキーDQN、893にこそ
シンパシーを感じているんじゃないかと思えること。
頭の上を飛び越えるエリート嫌悪は四半世紀前から指摘されてるよね?

読みました読みました 2010/12/26 10:10 全体的な流れが、警官悪いという感じになっています。
警察官を呼ぶという事は一般では年に1回あるかどうか?

私自身で言えば、5・6回ありましたが、全て紳士的でありました。
態度が悪い人もいるのは当然で、それはどの社会でも同じ。

問題があるのは、当店のような場合は、
態度が悪いと売上が下がります
警察の場合は、直接的なペナルティがない点。

警察官を敵に回すのではなく、味方にする手法も勉強する
必要性があると思います。

font-dafont-da 2010/12/26 12:40 >mさん

それは差別発言です。そんなこと書いて、よく恥ずかしくないですね。次回からは削除します。

>読みましたさん

権力に媚びることで逆に利用しよう、という考えは、まさに全体主義国家を助長させる行為です。ハンナ・アレントによるナチ国家の分析などを一度お読みになってはいかがでしょうか。警察はいち民間企業ではなく、国家の秩序を守る、権力です。その点に主眼をおいた記事です
(ちなみに、これを書いているのは、左派よりのフェミニストです)

tahatetahate 2010/12/26 22:00 [法]「相手を不快にする権利」、一応の結論
http://d.hatena.ne.jp/quagma/20101225/p1
[法]「相手を不快にする権利」、一応の結論のブックマーク
http://b.hatena.ne.jp/entry/d.hatena.ne.jp/quagma/20101225/p1

こちらでの烏賀陽氏の言論や対応などを見る限り、一方的な烏賀陽氏の話をそのまま信じるのは少し危険かなと思います。

警察がたびたび横暴な振る舞いをすること自体は同意です。

font-dafont-da 2010/12/26 23:39 >tahateさん

記事のご紹介ありがとうございました。上記のリンク先の件は興味深く読ませていただきましたが、烏賀陽さんの記憶違いや知識不足、または表現のうかつさはあったといえるかもしれませんが、意図的な虚偽を働いて発言したものではないというふうに読みました。

また、本件については、ご本人が経験を元に語っておられ、収集できる情報量が限られていたり、記憶違いがあるのは当然のことです。被害者の手記とはそのようなものです。本稿も、烏賀陽さんの身に起きたことの真偽を判定するものではなく、その件から生じた別の人たちの疑問に答えたものです。当事者の語り自体が誤謬を疑うよりは、その語りを端にして始まるコミュニケーションを大事にしたほうがよいと思います。

ですので、烏賀陽さんを信じる/信じないという問題を、この記事で扱う必要はないように思います。

jhgjhg 2010/12/27 14:08 警察官の苦情のシステムあったよね。
公安に届け出るんだったかな。

font-dafont-da 2010/12/27 16:53 >jhgさん
この制度ですね。
http://www.kouaniinkai.metro.tokyo.jp/osirase.html
ついでに、「人権110番」のサイトもみつけました。アグレッシブなかんじです。
http://www.freepe.com/i.cgi?jinken2

wawa 2010/12/30 17:25 個人の権利が肥大化していってあらゆる協力を権利のもとに拒否して自分は犯人ではないのに、自分は無関係なのに、と声高に叫んで警察は横暴だと文句を言う
結果として例えば物取りが出た、犯人の顔はよく見えなかったです。じゃあ検問張って手荷物検査しましょう→結果それが出来ずに犯人を取り逃す、と
何から何まで無抵抗に受け入れるべきとは勿論言わないし警察の横暴もある程度事実であろうが、治安よりも個人の権利が圧倒的に優先されるべきと思うなら治安維持は難しくなってくるのではないかと思う
実際に私も突然持ってるもの見せろと言われたら不快であるし拒否するだろうと思うのがアレであるが

font-dafont-da 2010/12/31 17:08 >waさん

そういったご意見も個人として持つにはよいのではないでしょうか。

法治国家なので、警察は法に決められた範囲でしか権力を行使できませんし、権力乱用になる場合には積極的に市民が抵抗する役目を担うことになると思います。法に問題がある場合は、改正を市民が求めなくてはならないでしょう。

投稿したコメントは管理者が承認するまで公開されません。

スパム対策のためのダミーです。もし見えても何も入力しないでください
ゲスト


画像認証