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キリンが逆立ちしたピアス このページをアンテナに追加 RSSフィード

2009-01-07

[][]Perfumeアンドロイド化していなかった。

 年末年始もずっとPerfumeを聴いていた。

GAME

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「GAME」のほうが聴きやすいけどすぐ飽きた。「リニアモーターガール」「コンピューターシティ」「エレクトロワールド」ばっかりリピートしている。紅白歌合戦で、初めてテレビに映るPerfumeを観た。

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前の記事で視聴者の視線によってアンドロイド化が進むかもしれないと予想していたが、大外れ。もちゃっとしたダンスを踊る、ばりばり人間らしい女の子たちだった。途中にロボットマイムが入るのだが、思わず「へ、下手だ」とつぶやいてしまった。やっぱりそこがいいんだろうなあ。*1

 私がアンドロイドじゃないかと目を疑ったのはこういうの。

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フォーサイスが振付した「Second detail」今年の夏にドイツに行った時、偶然に「Semperoper ballet」という公演を知った。4つのコンテンポラリーダンスプログラムの中の一つが、この「Second detail」。初演は1993年(たぶん)の作品でかなり古いが、そのぶん私のフォーサイスのイメージ通りの超絶技巧の振付だった。ほんとに、要素と要素の組み合わせで舞台が変化していく。だんだんロボットの国に迷い込んだような気分になった。最後はわかりやすいオチがつくし、私のような初心者にも親切な振り付けであった。

 私はどっちか選べと言われれば、断然フォーサイスのダンスをだけれど、Perfumeフォーサイスみたいにアンドロイド化してしまってはダメなんだろうなあ。正装してフォーサイスに行くのもいいけど、サイリューム持ってPerfume行くのも楽しそう。

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ほんとに楽しそうだ。この曲は、ライブでは大盛り上がりするそうだ。ファンの中でも「生で歌うからだ」という意見や「そうではない」という意見が飛び交っているようだ。私も後者に賛同で、ライブではファンサービスとして意識されている曲のように見える。それがうまく効果が出てるだけだろう。加藤登紀子でいうと「百万本のバラ」みたいなもんだ。*2Perfumeに対しては、口パクで歌うことへ批判があるようだ。でも、やしきたかじんは「おれはディナーショー口パクすることないぞ」と昔テレビで言っていたけれど、誰がやしきさんのことを誠実だと思うだろうか。*3

 Perfumeは、どう見ても本人の意志が発揮されているようには見えないところが、アイドルらしいし、ある意味ロボットと形容できるかもしれない。けれど、彼女たちは、ロボットと呼ぶには、あまりにも鈍くさくてかわいらしいので、人気者だ。きっと数年以内に男の子版のこうしたユニットができるんじゃないかな。ジャニーズあたりでどうだろう。だけど、こうした「どこにでもいる若い子」をアイドル化するというのは、スターシステムの否定である。そして使い捨てでもある。私が牧歌的にPerfumeを眺めていられるのは、メンバーがすでに10代後半だからかもしれない。

 打って変って再結成したSPEEDが以外によかった。特に今井絵里子がやたらニコニコしていて、しかもちょっと所帯じみていてかわいかった。と思ったら、聴覚障害を持った子どもが生まれて、葛藤を乗り越えて、また歌い始めたらしい。仁絵ちゃんが、相変わらず一人浮いていたのもいい感じだった。

*1:ちなみに私はストレートヘアを垂らしている子が一番好きです

*2:私は二回もコンサートに行った上に、サイン入りのCDも持っている

*3:そろそろ、やしきさんが紅白の総評をやるころだと思う。あれだけは、観ておきたい。

2008-12-30

[]安室奈美恵の「魂のルフラン

 友人に教えてもらった。アムロちゃんが「魂のルフラン」を歌っている。

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アムロちゃんが若い!「THE夜もヒッパレ」の映像かな。今では考えられない。もうやってくれないと思う。

 念のために書いておくと、「魂のルフラン」は映画版「新世紀エヴァンゲリオン」である「DEATH & REBIRTH シト新生」(1997年公開)の主題歌です。

 私はB面の「Komm, susser Tod 甘き死よ来たれ」のほうが好きだった。

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映像に映画のアニメーションも使われているけれど、びっくりするくらい何も思い出せない。「新世紀エヴァンゲリオン」自体、観返したい。*1

 このCDには「THANATOS-IF I CAN'T BE YOURS-」も収録されている。

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今見るとすごいタイトルの歌だ。(当時はタナトスが何かもわからなかった)

 買ったはずだけど、数度の引っ越しで紛失してしまった模様。8インチのCDだったような気がする。

*1:でも、友人に借りた「コードギアス」もまったく観れてないので、とりあえずそれを……アニメって時間食うよねえ。1年くらい借りっぱなしで、うまく時間を作れなかった。

2008-11-12

[]PerfumePerfume〜complete」

Perfume 〜Complete Best〜 (DVD付)

Perfume 〜Complete Best〜 (DVD付)

いまさら、Perfumeを聴いてみた。かっこいいテクノではまりそう。(前半だけね。後半はちょっと……)なんだけど、PVを観て、びっくりした。もっと物質っぽいアイドルだと思っていたのに、全然加工されてない、そのへんにいそうな女の子3人組だった。特に「コンピューターシティ」なんて、「もうちょっとCG化してあげればいいのに」と余計なことを思ってしまう。これなら、浜崎あゆみやGacktのほうがよっぽどアンドロイドみたいだ。ライブや生放送は別としても、PVでは彼らはより加工しやすい身体を提供するために、自らを鍛え上げる。

 要するに、Perfumeの3人は身体訓練がされていないということだ。表情の作り方や身振りも、ブレが多くてノイズが前面に出ている。テクノの音処理と動画の映像処理が美しいだけに、素材となる3人の垢抜けない感じが際立ってしまったのだろう。でも、だからこそ、いいのかも。チープでダサいところが、親しみやすく映るのかもしれない。*1モーニング娘。とテライユキの中間点をとると、こうなるのか。もちろん、身体は「見られる視線」を内面化することで、自己訓練化されるので、最近のPerfumeはもう少しアンドロイド化されているかもしれない。

 PV観ていて、思いだしたのは、「少年ナイフ」。

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なんか似たものを感じる。私の中でPerfumeはこの位置です。3人組だしね。Perfumeも 20年くらい生き残ればすごいと思う。(少年ナイフは、この間新メンバーが加入して、久しぶりに3人ユニットに戻ったらしいですよ)

 

*1:おそらく、(特に女性の)アンドロイド化をもっと先鋭化していったのは、1980年代から90年代の現代アートのシーンである。先日、ドイツで偶然、フォーサイスの91年作品の再演を観る機会があった。今でも十分衝撃を受けるくらい、とんでもない身体訓練のたまものであった。超絶技巧のフレーズとフレーズを組み合わせて展開する構成を追っていくうちに、朦朧となった。こりゃー15年前に観たら、もっとすごかったんだろうなあ。ていうか、ハイアートは、「やりすぎる」ことが美徳だから、ポップカルチャーとは全然文脈が違うんですけどね。

2008-05-09

[][][]監視カメラの使い方

 mixi経由で知ったが、監視カメラの映像を編集して、PVにしてしまったイギリスの貧乏バンドがいる。

レコード契約がなく、撮影スタッフを雇うお金のなかったThe Get Out Clauseは、何十ヶ所もの監視カメラの前でプレイし、後で様々な理由をこじつけその映像を手に入れたという。メンバーは、Sky Newsでこう話している。「俺たち、金をかけずにかっこいいものを作りたいって考えてたんだ。それで、監視カメラの前でプレイして、後で“情報公開の権利”を主張して映像を返してもらえばいいじゃんって思いついたんだ」

http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=51&id=482512

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発想がカッコイイ!音楽がカッコよければ、伝説になったかも…がんばれ!

 日本では、なかなか情報公開を理由に映像を提出させる、という手続きが難しそう。寺山修司が生きてたら、やりそうだけど。

2008-03-04

[]一青 窈「つないで手」

 しかし、何人かの人が指摘しているが、私にとってはこっちのPVのほうが強烈だった。

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「管理社会批判」をしている皮肉としての映像かと思ったんだけど、そういうわけでもないみたいだ。まるで、全ての動きは周囲の人によって導かれ、多くの匿名の人たちに操られているようにみえて、怖かった。手をつなぐ、というのは、そういうことではないように思うのだけれど…。どうも一青さんと、センスが合わないのは確かなようだ。

 BOOWY*1の「マリオネット」思い出した。カッコイイよ。

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冒頭の「サイコパス」ってどうよ?とは思うが。

*1:いっとき「dreamin'」を着メロにしてました。「そんな奴らは好きじゃない/俺はそんなにバカじゃない/ハートは今ここにある!ウォウォウ」