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農暦二月二十一日。実はこれを綴るのは今、二日後なのだが二日前のこの日に何があつたのか、何を考えてゐたのか、を思ひ出すのも朦朧なほど多忙続き手帳見て「あゝこんな日だつたか」と忘却の彼方。一つ面倒だつた案件のある会議済み、けして招かれぬ客の立場で出席者の不愉快そうな心情察しつゝ打合せに出て、晩は送別会。FCCの中華で昨日、吟味したメニューで出席の方々にかなり喜んでいたゞだけ嬉しいかぎり。もう二次会なんて気力も体力もなく午後九時には帰宅。
▼「橋下を取り巻く人々」朝日新聞より。それにしてもよくもまぁこれだけアタシの嫌ひな御仁が並ぶものだ、と驚き。
▼朝日新聞の「わたしの紙面批評」で内田樹先生の「沖縄基地問題の報道」は理論明晰な上に一句たりとも無駄なき平易で理論的な文章、その筆致に敬服。アタシは必要以上に句読点多き文章大嫌ひだが樹先生の文章はお手本。