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2016-05-13

fookpaktsuen2016-05-13

農暦四月初七。早晩にF家にお邪魔して早酒。家人共々。美味しい三鞭酒と赤葡萄酒いたゞく。

朝日新聞の連載漫画、いしいひさいちの「ののちゃん」四コマ漫画として、この4つのコマの構図は見事すぎる。

都新聞で林家木久扇(木久蔵)の昔語り読んでゐたら正蔵(彦六)門下だが元々の入門は、漫画をよくして清水昆の弟子から名人・三木助の門を敲き、三木助の急逝喪中の家に黒門町(文楽)と小さんの両師匠が現れ三木助の弟子が集め今後のこと相談兄弟子三人が順に皆、小さん門下選び自分はかうなると黒門町とすべきか、と思つたが正蔵師匠が三木助の見舞いにぽち袋に大枚三枚包んでくれたこと思い出し黒門町前に「正蔵師匠のところへお願いします」と木久蔵。なるほど、さういふ経緯だつたか。

▼巴西で大統領が弾劾手続き職務停止。中南米では(山崎カヲル的な見方で)かつて左派が善で民衆の選擇で政権を取り、それを米国と組み倒すのがピノチェト軍事独裁政権といふ図式があつたが巴西では左派中道としての労働党政権が金権政治で醜態晒したわけで大統領代行の副大統領は巴西民主運動所属で巴西社会民主党が強調で左派が引き続き不安定政権担ふことになるが英国のブレア労働党以降、いやフランスのミッテラン大統領の頃からすでに左派=反体制ではなくなつておりエスタブリッシュメントであり左派への貧困格差解消だのリベラルといつたイメージはすでに幻想だつたか。台湾の阿扁総統とて、さう。台湾といへば李登輝先生、今年1月の立法委員選挙では台湾団結連盟はついに議席0となつたが、民進党の蔡英文女史の総統就任を前に「九二共識なんてものはそもそも存在しない」とぶち上げてゐる由。それは事実なのだが存在しないもの存在してゐることにして安定に寄与できれば良しとするやうな、さういふ大人の政治が李登輝ですら出来なくなつてゐるのだから不安定な政治環境といへば晋三のもつ解散権もさう。野中尚人教授学習院政治学)が「制限ない「首相の解散権」時代遅れ」と指摘する(朝日こちら)。

(解散権を縛る発想の)根底には「政治エリート勝手なことをやるのは慎むべき」だという考えがあります。そして政府には有権者との約束実現にじっくり取り組ませることが重要だと。任期が4年なら4年でやるという公約マニフェストあるいは基本方針を有権者に示して選挙を戦い与えられた任期で実行する。任期中にできたこと、できなかったことをもとに次の選挙を戦うサイクルを重視しているからです。

(96条による内閣不信任決議と解散に比べ)問題なのは憲法7条を根拠とする解散です。内閣の助言と承認があれば天皇国事行為としていつでも解散できるとされ、首相1人がだれにも邪魔されずに解散について判断できるという解釈につながっています。世論調査などが発達した現代では、いつ衆院選を行えばどの党にとって有利かをかなりの程度まで予測することが可能です。首相は自らに最も有利な選挙のタイミングを選ぶことができるのです。首相は解散をちらつかせて、野党ににらみをきかせるだけではなく、政府・与党内の求心力を保とうとします。(略)日本の首相は内閣や国会でほとんど正式な権能を持たない「弱い首相」の典型自由な解散権という残された武器で何とか頑張ろうとするわけです。