Ubuntuのアップデート機能はWindows顔負けにスムーズ

UbuntuにはWindowsと同じように自動アップデート機能がついています。私の場合UbuntuVMWare上で動かしているのですが、更新機能はきちんと動作します。
先日Ubuntuを起動したときに、今回メジャーバージョンアップ(6.0→7.0)が行われたということで、通常はこのような更新の画面なのですが、

マイナーパッチのリストの上部にメジャーバージョンアップのボタンが付いていました。私はどちらかというとメジャーアップ更新については再インストールしたい派なのですが、今回はUbuntuの実力を試す意味もあったので、この機能を使って更新をかけてみました。

更新は20分以上かかったのですが、特にトラブルが発生することもなく、きちんと更新できたようです。すばらしい。
その後VMWare Toolsを導入しました。VMWare Toolsの導入はVMWareのメニュー「VM」「Install VMWare Tools」を選択すると仮想CD-ROMがマウントされ、デスクトップにCD-ROMアイコンとその中身を表示するウインドウが現れるので、tar.gz圧縮されたパッケージをUbuntuの適当なディレクトリまたはデスクトップにマウスでドラッグ&ドロップしてコピーします。コピーしたファイルをマウスの右クリックしたコンテキストメニューで「ここに展開」を選択するとディレクトリが作成され、解凍されたファイルがその中に展開されます。

ファイルが展開されたら、シェルを起動し、そのディレクトリをカレントにしてコマンドを入力してインストールします。

sudo ./vmware-install.pl

Shellの画面上でいくつか質問されますが、基本的にデフォルトを生かして(そのままEnterキーを押して)大丈夫です。今回はツール自体をコンパイルかけることになりましたが、問題は発生しませんでした。
その後、本来のPCの時計と同期させるために

vmware-toolbox &

とコマンドを打って、現れたダイアログの「Time synchrononization...」のチェックボックスをONにします。
以上ですが、全体的に安定してトラブル無く、スムーズにアップデートできました。機能の完成度が非常に高く、すばらしいです。