2011年08月20日
ディズニーランドより安い? フリーパスでめぐる箱根周遊の旅
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今年は定期的に日記を書くぞと思ったものの、日ごろの雑事に追われているうちにあっという間に時は過ぎ、前回の更新から2ヶ月も経ってしまいました。
その間何をしていたかというと、ミニブログに何を書くか考えていたり、宝くじが当たったら何を買うか考えていたり、今晩の夕食を何にするか考えていたりと、つまりは何もしていなかったわけですが、小旅行は何回かしておりました。
今回はその中でも、6月末に行った箱根のことについて書こうと思います。
箱根といえば、昔からの一大観光名所として知られており、あまりにも有名なため「今更箱根?」って感じがしないでもないですし、関東圏以外の方は、僕を含め修学旅行で行ったという方が多いかもしれません。ですが、改めて行ってみると結構面白い。東京からも近くお手軽に観光できるなかなかよい所です。
今回の行程で利用したのは、「箱根フリーパス」。新宿からの往復運賃で、箱根周辺の乗り物をほぼ網羅して2日間有効5000円。「て〜つどう て〜つどう 乗〜り放題♪ ロマンスカーはべ〜つりょ〜き〜ん♪」というなんとも太っ腹な運賃設定。その上子供料金は半額以下の1500円と、お子様のいるご家庭には財布にやさしい安心価格。これなら千葉が誇る超巨大テーマパークに行くよりもお安く週末が過ごせます。
ロマンスカーで一路箱根へ
旅の出発は新宿。今回初めてロマンスカーに乗りました。これで名鉄パノラマカー、近鉄ビスタカーを含め、日本三大カー*1を制覇です。
どうでもいいことですが、小田急新宿駅の「ロマンスカーは上の階、普通列車は下の階」という単純すぎるヒエラルキーって、なんか面白いですね。
特急乗り場。JR乗り入れ列車のあさぎり号も止まっていました。
こちらが今回乗るロマンスカー。小田急のサイトで知ったのですが、ロマンスカーっていろんな種類があるんですね。
発車までホームをぶらり散策。僕は学生時代小田急を利用していたのですが、新宿駅の出発方面のこの眺め、結構好きでした。
ようやく列車がに乗り込みます。
「ロマンスカーにはいったいどんなロマンスが隠されているのだろう。岩崎宏美的なロマンスか来生たかお的なロマンスか、それとも広瀬香美的なロマンスなのか…」などとくだらないことをtweetしていたら多摩川を越えました。
川崎の住宅地を越えると畑地が多くなっていきます。列車の旅は、こういった景色の変化を十分に楽しめることができていいですねー。
小田原城も通過。小田原城がこんなに線路の近くにあるとは知りませんでした。
小田原を越えると、川沿いに進みます。この川、なかなか釣れそう!
と、おのぼりさん的にキョロキョロしていたら箱根湯本に到着。
ここで箱根登山鉄道に乗り換えます。
箱根登山鉄道に乗り継ぎ
6〜7月にかけては、箱根登山鉄道は「あじさい電車」として運行されます。あじさい電車が特別ダイヤで組まれているわけではなく、全ての電車があじさい電車という、「運動会みんなが一等賞」方式です。
今回は、「がんばろう日本」とのダブルネーム。
最近はいろいろなところで見かけるご当地キャラクター。「のぼりやま てつみち」、最近のゆるキャラブームに便乗すれば、「のぼりん」とかになりそうですが、キャラデザインも含め圧倒的にお硬め。
このキャラなら方向性を見失ったtweetをして炎上することもなさそうです。
箱根登山鉄道は近代化産業遺産に指定されています。開業したのが大正時代とは知りませんでした。
昔の人のパワーには頭が下がるばかりです。
それにしても最近、なんたら遺産って流行ってますね。そのうち遺産過多になるんじゃないかと心配です。
天皇・皇后両陛下がお乗りになられたのは比較的最近だったんですね。*2
列車に乗るとすぐにアジサイが…。今回はちょっと時期が早く、満開には程遠かった…。
なお、発車してすぐは車両の右側にアジサイが多く植えられているので、最初の「わぁ!」を味わいたい方は、進行方向に向かって右側に席を取るのがお勧めです。
さらに加えると、ハイシーズンのあじさい電車は、ラッシュ時の東急線もかくやと思わせるほどの混雑ぶり。できるだけ早めの電車をオススメします*3。
道中はつづら折りの連続です。さっき通った鉄橋がしばらくすると正面に見えてきたり、方向感覚を失いそうになるくらいグネグネと線路が通っています。
途中の駅で下り電車と待ち合わせ&名物のスイッチバックをします。
写真手前が駅、左方面の線路が下り、右方面の線路が上りです。下りから駅に入って、進行方向を変えて上りの線路に入ります。
今回はいったん途中下車して、事前に調べておいたあじさい電車の撮影ポイントに向かいました。
しかし、アジサイの時期にはちょっと早すぎました。下の写真でも、盛期には斜面はアジサイが満開になっているはずなんですが…。
アジサイが咲いていないわけではないんですが…。
沿線を歩き回ってみたのですが電車とアジサイにはなかなかたどり着けない。
当日はとても暑くて、途中で水分補給をかねて小休止。
結構歩き回って、やっとアジサイが咲いている踏切にたどり着きました。
沿線は遮断機のない踏切もたくさんあって、撮影ポイントには事欠きません。ただし安全第一。見通しの悪い踏切には警備員の方が警備しています。
電車は10分おきくらいに通るので、撮影のための長く待たされることもありません。
あじさい電車の撮影を終えて駅に戻ります。
ケーブルカーで箱根博物館へ
箱根登山鉄道の終点、強羅で降り、続いてケーブルカーに乗って公園上駅へ。箱根美術館に向かいます。
この箱根美術館、事前の予習の時にはまったくチェックしていなくて、ロマンスカーの中のガイドブックを見ていってみることに決めたのですが、これが予想外に当たりでした。
MOA美術館の姉妹館で、縄文時代から江戸時代までの日本陶磁器を展示しています。
しかし、陶磁器もさることながら、素晴らしかったのは二つの庭園。
まずは苔庭。
僕はあまり旅慣れたほうではないので乏しい知識ですが、東京近辺でこれだけの苔庭はそうそう無いんじゃないでしょうか。
調子に乗って、いっぱい写真を撮ってしまいました。
そして土日祝日に公開している石楽園。
この石は火山岩で、造園当初は何も手を加えていなかったそう。それが自然にマツやツツジが生え、いわゆる自然の盆栽なんだそうです。と、熱心なおばさんが係員さんに聞いているところを盗み聞きしました。
この箱根美術館、有名スポットの強羅花壇や近くの強羅公園に行く観光客が多く、休日でも人は少なめ、ちょっと穴場的なスポットとなっていて、人混みを避けて休憩したい向きにはオススメの場所です。
お次はロープウェイで大涌谷へ
早雲山でケーブルカーを降り、ロープウェイに乗り継ぎます。ここからは一挙に頂上の大涌谷へ。
ロープウェイが終盤に差し掛かると、硫黄のにおいがツーンと鼻につきます。
いよいよ大涌谷へ。このあたりから急に天気が下り坂になってきました。
左の尾根から蒸気が…。
そうこうしているうちに頂上へ。大涌谷駅を降りると、スイスのゴンドラメーカーから送られたカウベルとなぞの黒い牛が。カウベルは幸福の鐘として、自由に鳴らせるようになっています。
しかし、幸福の鐘ののぼり、黄色に青字で幸福と書かれると、どこかの政党を思い出させますねぇ…。
そしてお昼もちょっと過ぎていたので、大涌谷のスカイレストランで昼食を。
名物となっていた黒卵付き大涌谷カレーを食べてみました。ちなみにこのレストラン、箱根フリーパスを提示するとソフトドリンクが20%OFFとなります。
なお僕の場合、隣のテーブルに座ったカップルの男性が、女性に対して乱暴な物言いでしか男らしさをアピールできないタイプの人だったため、カレーの美味しさが20%OFFとなりました。
おなかも満足したので、大涌谷近辺をぐるりと回ります。
キティーちゃんとコラボするのもいいですが、あなた脳みそ見えてますよ。
ここらで水分補給。風評被害に負けない!
箱根ってもっとエヴァで推してるものかと思っていたのですが、エヴァ関係のものを見たのはここだけでした。僕が気づかないだけでもっとあったのかもしれないけど。
そして、噴煙地までは徒歩で。
なんだか火山らしくなってきました。
このミニロープウェイ、何を運んでいるかというと、卵です。卵専用ロープウェイ。
噴煙地に着きました。
このおじさん、何をしているかというと、先ほど運んでいた卵を温泉につけて、黒卵(温泉卵)を作っています。
そしてみんな買って食べる。
いくら名物だからって、こんなに食べなくてもいいんじゃないかってくらいみんな食べています。
ロープウェイを下って芦ノ湖へ
大涌谷を一通り見て周り、お次はロープウェイを逆方向に下りて芦ノ湖に向かいます。
芦ノ湖が見えてきました。
芦ノ湖では観光船に。これもフリーパス料金内。ホントにお得。
湖の観光船にもちゃんとしたレーダーが付いている…。昔、ザウスに風速計がつけられていたのと同じような許認可の決まりごとがあるんでしょうか?
まい は〜と うぃる ご〜 おん あんど お〜ん ♪
天気が悪くなってしまって、今パワースポットとして人気のある九頭竜神社の鳥居を写真に収めることができないまま箱根町港へ、そろそろ旅も終盤です。
箱根湯本駅まではバスで。帰りの時間になるとかなり混雑しているので、疲れ具合と到着時間を見計らって帰るのがいいです。バス乗り場のおじさんは親切な人なので、このバスは時間がかかるけど座れる。このバスは時間は早いけど座れないとちゃんと教えてくれます。
僕は箱根新道を下るバスに乗ったのですが、こうれがもうバスとは思えない凄いスピードで、頭文字Dを疑似体験できました。
ちょっと温泉に寄り道
帰りはまだまだ明るかったので、ちょっと温泉に寄って疲れを癒しに行きました。
僕が寄ったのは箱根湯本から徒歩5分くらいの「やじきたの湯」。
小さかったけど、なかなかいいお湯でした。でも、せっかく箱根に行ったのなら、ユネッサンとかに行ってもよかったかもしれません。
帰りもロマンスカーで
別料金になりますが、帰りもロマンスカーで帰りました。
帰りの列車はVSEというタイプ。
アイスコーヒーはグラスで出てくるし、生ビールはあるし、かなり快適な列車でした。
なかなかお得
今回、小田急の往復、箱根登山鉄道、ケーブルカー、ロープウェイ、観光船、バスとかなりの交通機関に乗って箱根をぐるっと一周してきましたが、これで5,000円*4はかなりお得。
出発も早かったので、各々のスポットでゆっくり時間をとることができました。
フリーパスは2日間有効なので、箱根に宿を取れば千石原方面や御殿場方面へも足を伸ばすことができます。
皆さんも是非、足を運んでみてはいかがでしょうか。



























































































