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2011-09-15

[][][]イ・チャンホ 最強のヨセ/李昌鎬・成起昌/東京創元社 03:55 イ・チャンホ 最強のヨセ/李昌鎬・成起昌/東京創元社を含むブックマーク

目次
まえがき
第1章 ヨセの大きさ
第2章 ヨセの手順
第3章 実戦のヨセの要領
第4章 この手は何目?

★★★★★
『他人に勧められるレベルの本』

小学生ぐらいの頃に祖父とよくやっていた囲碁ですが、少し前からまた始めました。
もちろんネット碁でたまにポチポチやってるくらいですが。
なかなか勝てないもので、「ちょっとでも知識で実力を底上げしたい」と思って手にした本。

驚くほど実用的な指南書で、「初心者の頃にこういう本に出会えていたらなぁ」と思わずにはいられませんでした。
私が小学生で囲碁をやっていた頃に読んだのは布石の本と詰碁の本くらいでした。
囲碁関係の本では詰碁の本は定番ですが、実は詰碁って易しいレベルのもの以外は実戦で使い道はあまりないので初心者向きではないんですよね。
そう言う意味では、特に初心者には詰碁よりもこの本を勧めたいなと思います。

ヨセの損得勘定の仕方に始まり、大ヨセから小ヨセまで、ヨセの色んな譜例を扱っているので、これ一冊でヨセの手順ミスはほとんど無くなるのではないでしょうか。
詰碁のような特殊な状況と違って、ヨセは毎局必ず訪れるもの。それだけに、この一冊でヨセをマスターするのはオススメ。
序盤や中盤と違って、ヨセはその後の変化のパターンが少ないのでこれ一冊で勉強すればほぼ迷うことはなくなるはず。

一方で、ヨセは単純だと思っていたけどこの本を読んで「ここまでヨセの手順違いで差が出るのか」と思わされた場面もありました。
そういう譜例は比較的珍しいのでしょうが、そういう場面を見ると中級者以降でもヨセを軽く見ることはできないんだなーと思えてきます。
ヨセに不安のある中級者の方は、復習がてらに読んでみるのも良いかもしれません。

内容が一問一答形式で読み進めやすいのも良いところでした。
全部読破するつもりなら、まず第1章・第4章を読んで「このヨセは何目?」の数え方を掴んでから、第2章・第3章の実践的な問題を解き進めていくのが良いかと思います。

こんな人にはオススメ
★詰碁はイマイチ実戦で使えない、と感じている人
★囲碁初心者(ルール覚えたて〜基本的な打ち方は出来る)
★ヨセを基礎から固めたい囲碁中級者

イ・チャンホ 最強のヨセ (碁楽選書)

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