ドルフィンズのマニング撤退と戦略的決裂。強いHCと明るい未来。
マニング兄ちゃんがドルフィンズにお断りの電話を入れたということです。マニング争奪戦からドルフィンズが脱落、っていうような報道のされかたが一般的なようですが、自分の印象はちょっと違ったので書いておきます。
というのは、ドルフィンズがマニングと面接した際、HCが6時間くらい話したっていう情報があったんですね。そのときに、結構システム的なことまで突っ込んだ話があったんじゃないか、と。
新HCは自分の持ってきたGB式ウエストコーストを使いたいわけです。少なくともベースにはしたいでしょう。でも兄ちゃんがそれにフィットするかは分からない。むしろ兄ちゃんは自分のやってきたシステムをチームに浸透させたいだろうと想像できます。
その折り合いと言うか、上手い融合のさせ方というか、その辺を探った上で、やっぱり無理かなあ、という結論をマニングが出した、そう感じています。
だからわざわざ電話してきたんでしょう。ARIとかはスルーっぽいし。
そしてこのドルフィンズの、ちゃんと話し合ったんだろうなってことが、なんというか期待させるわけです。チームとしてのビジョンを持ってそうじゃないですか。オーナーが来て欲しいって言ってる、とか、エルウェイとお食事した、とか、そういう口説き方じゃないわけです。
思うに、このような「チームとしてのビジョン」的なものが、いままでのドルフィンズにはなかったんですね。
ドン・シュラがずるずる続けちゃって、こりゃいかんってことでジミー・ジョンソンが投入されました。これはマリーノがいるうちにスーパーにっていう目的があったから良かったんです。が、その後はもうぐだぐだで、いまいちなところを、いまいちなまま、なんとなく引っ張る、っていう悪癖が続いていたんですね。ツナのオッサンが来たときには、これで何らかの軸ができるかもしれないと思いましたが、これもあっけなく退き、そして去年はまた、ダメだろうって状態のままで続けてやっぱりダメだったっていう。ああ相変わらずだなあと思わせる安定感だったわけです。
しかし、ここに登場したのが、ザ・ファンダメンタルとでも言うべきグリーンベイ育ちの新ヘッドコーチ。そして戦略的決裂とでも表現されましょうマニング争奪戦からの撤退というか脱落。
決して後ろ向きにでもなく自虐的にでもなく、期待が高まったと感じている次第です。
もちろん、その方針で良い選手が集められるのかっていう不安は大いにあるわけですけれども。
マニングならば1年、だったんですが、
フリンならば3年、
タネヒルならば5年でスーパー制覇を目指すっていうところで頑張っていただきたいと思っております。
ドルフィンズの2011年振り返りと来シーズンへの期待。一足も二足も早いドラフト予想を添えて。
twitter ID:@billsdynastyさん主催で楽しんでおります、ドラフト予想大会( http://offseason2012.blog.fc2.com/ )にて、ドルフィンズの指名予想を担当しました。
その際に調子に乗って書きすぎてしまったので、こちらにあげておこうと思いまして。FAはじまる前のドラフトの予想なので、来月末に読み返してみて身悶えするんでしょうけれど。
とりあえずドラフト予想大会は楽しいのでぜひどうぞ。
以下文章です。
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2011シーズンふりかえり
まず昨シーズンを振り返ってみますと、ドルフィンズは6勝10敗でした。残念ながら負け越しはシーズン前から予想されたものだったのですが、がっかりな結果です。
とはいえ、シーズンは2つに分けてみてみるべきかと思われます。開幕7連敗という(実力的にもいまいちなのはわかっていましたが)悪すぎる前半。そして、6勝3敗という実力どおり(だと思いたい)の後半。
特にディフェンスは、このシーズン前後半の差が大きくひらいていました。
シーズン全体で見てもそこそこの安定感です。トータル喪失ヤードはリーグ15位と平凡なものの、失点は6位と勝負強さを見せました。ラン3位、パス25位と若干バランスは悪いと感じられるものの、問題のパスDも後半9試合では相手QBの平均レイティング70.0、TD10、INT14と非常に良かった。これをElliot Harrisonは開幕当初の、システムと連携が浸透していなかった間の問題としています。僕としてはそれに加え、ボンデ・デイビスのテンションがあがらなかった〜干された間のコマ不足によるものと感じています。
というわけで、シーズン後半、システムも安定し、選手もそろった段階では飛躍的に良くなった、と。エクセレントなディフェンスではないものの、特に弱い部分はないかと思っています。
さて、問題のオフェンスです。
ラン成績こそリーグ11位とどうにか平均を上回っているものの、パス23位、トータル22位、得点20位。まずいですね。
これはデボール兄貴の変態プレーコールと、あまりに平凡ど真ん中のQBの相乗効果かと思われます。贔屓目に言ってごく普通の能力しかないQBに、3rdダウンロングで5ヤードのパスを投げさせるっていうコールの意味を理解できる人は滅多にいないでしょう。まあその傾向はここ3年くらい続いていたので、スパラーノおじさんの趣味なんでしょうけれども。ジェッツファンの皆さん、おじさんをよろしくおねがいします。
コマ微妙×プレーコール微妙=非常に微妙。という単純な結果です。全体的な底上げが必要である、という、3年前からわかっていたことがあらためてはっきりと示されたシーズンでした。
2012シーズンの変化と補強ポイント
必要なもの。なにはなくともまずQB、そしてオフェンス・コーディネーター(なんならヘッドコーチも)、と、この3年ほど僕らドルフィンズファンはずっと思い続けていたのであります。それが今年は一気にかないそうで嬉しい限りです。
まずコーチ陣が変わり、システムとプレーコールが変化するのは確定です。そして、GB型のオフェンスって、QBがきちんとレシーバーを探して投げるっていうイメージなので、最初から最後まで1人のレシーバーをガン見してそいつが空かなかったらスクランブルっていうムーアの“プレースタイル”には合いません。したがってQBの獲得も必須の規定路線となります。
次にレシーバーも足りません。ブランドン・マーシャルはポロリもあるもののエース格ですが、次にくるのが小技師タイプのべス。どうもハートラインが化けてくれません。TEもファサーノが伸び悩んでいて、ちょっとターゲットが足りない。特にデカくて縦にも走れるタイプ。できればWRとTEで1人ずつ活きの良いのがほしいところです。
RBはすでにカナディアン・フットボールから1人引き抜きましたので、これ以上の補強はないでしょう。それなりにオールマイティーなデカめのバックが3人って体制になりました。
前出のElliot Harrisonさんは、さらに右タックルの補強が必要と言っています。昨シーズンの右タックルはMarc Colomboさん。カウボーイズを切られたのを拾って、全試合先発してもらった。そこまでダメという印象はありませんが、もう33歳ということもあり、できれば若返りをはかりたいということでしょうか。
左タックルは全体一位男ロング、センターもドラ1、ガードはある程度ローテーション的になってたようですが悪いってほどじゃない。さほどの強化はいらなそうです。
そして別に穴はないと言ったディフェンスですが、プロボウラーのNTソリアイくんが出ていってしまいそうです。高騰してしまった給料、余裕のないサラリーキャップ、さらにディフェンス・コーディネーターが変わってシステムを3-4から4-3にするんじゃないかっていうこともあって、おそらく引き止められることはないでしょう。というわけで、DLが必要です。
3-4のままにしても4-3にしても、DL以外はあまりメンバーに変化はないかと思われます。LBはテイラーが辞めちゃったけどコマ的には不足なく、むしろ4-3にしちゃったらKoa Misiくんの仕事がなくなっちゃうよっていうくらい。
DBも、若干Sean Smithが狙われがちになる場面が多かったように思うので、良いCBなりニッケルがいると助かりますが、このままでもどうにかなるでしょう。セーフティーの2人も飛びぬけたものはないけれど好きなタイプなのでOKです。
ドラフト予想
というわけで、ドラフト予想。
なんですが、なんにしろ不確定要素が多すぎます。
まずQB問題。フリーエージェントで取るのか、ドラフトでとるのか。そしてディフェンスのシステムの問題、4-3なのか3-4なのか。
考えてわかることでもないので、QBをFAで取るかドラフトで取るか、それぞれで予想してみます。
(モデル1)
QBはフリーエージェントでフリン。
第一候補はやはりフリンさんでしょう。マニング説も消えませんが、あまり現実的ではない。だってサラリーキャップが苦しいんです。フリンさんだってドルフィンズに来るのが一番やりやすいはずですが、もっと高い給料を出せるチームもあるので油断はできません。そんなわけなので、フリンさんをとると、必然的にソリアイくんは出ていくでしょう。
なので、ドラフトでは、
1順:OL、右タックル
2順:DL、DTもしくはNT
3順:WRかTE
を予想。
カレッジは観ていないので具体的な名前はわかりませんけれど、OTだと一番評価のMATT KALILがMINに取られて、次に評価された選手ということになるんでしょう。RILEY REIFFが有力なのかな。でも評価を下げてるとかって話なので、良いDLがいれば先にそっちを取って、2順でOLということもあるかもしれません。DLってことだと、QUINTON COPLES、MELVIN INGRAM、MICHAEL BROCKERSというあたりが高評価なのでしょうか。
WRはFAでそれなりに人数が出てきているので、ドラ1、2でという可能性は低いのかなあ。
(モデル2)
フリンさんが取れなかった場合、ちょうどチームとしても転換期なので、他のベテランQBを狙うことはなく、ドラフトで取ることになるのではないでしょうか。
となると、ドラフトでは、
1順:QB
2順:OLかDL
3順:DLかOL
というところでしょうか。
しかし、ドルフィンズよりも先の指名順を持っているチームに、コルツ、ブラウンズ、レッドスキンズとQBをほしがっているところがあります。少なくともラックとグリフィンは取れないでしょう。もちろんラムズと交渉中でグリフィンを狙ってるってことはあるでしょうけれど、可能性として高いのは、先日シャーマンがほめてたライアン・タンヒルか、噂の28歳ウィーデンってところでしょうか。いやー、未知数ですね。
しかし少なくとも、ヘニー=スパラーノのコンビからは感じられなかった若い思い切りみたいなものは期待できます。ならば、浮いた金でフリーエージェントのレシーバーを取ってルーキーQBを支えよう、となるでしょうか。もしかしたらソリアイくんも残せるかも…なんて期待もありますが、そこはまたシステムのお話にもなるのでわからないですね。
でもやっぱり個人的にはフリンさんのケースのほうがいいです。
ということで、ドラ1予想はRILEY REIFFくんかな。右タックルで良いわけですしね。
スーパーボウルの呪いはどこまで克服されかけたか
先日、ジム・キャリー主演の『エース・ベンチュラ』という映画を観ました。twitterで、舞台はマイアミ、ダン・マリーノやらドン・シュラやら本物が出演してる、ドルフィンズ映画だよって教えてもらったからなのですが。
その映画の中では、1994年シーズン、ドルフィンズが地元マイアミで開催のスーパーボウルに出場していました。前年も出場したことになってたんですがね。いい映画だ。
現実には1994年シーズンといえば、ビルズのスーパーボウル連続出場が途絶えた年。ドルフィンズはディビジョナル・プレーオフで、その年AFCを制したチャージャースに1点差で敗れています。
つまりホームスタジアムでのスーパーボウルまで、
あと1点、と、1勝
だったわけです。
スーパーボウルといえば、ホームスタジアムで開催される地元のチームは出場できない、という呪いにも似たようなジンクスが有名です。しかしこの年、ドルフィンズはかなり呪い克服に近いところまでいったのではないか。実際のところ呪い克服に最も近づいたチームはどこだったんだろう。
という疑問がわいたので調べてみました。
スーパーボウルが、どこかのチームのホーム・スタジアムで開催されたのは、過去46回中39回。
その39回中、地元のチームがプレーオフにも出られなかったのが34回ありました。さらに負け越しが24回。
スーパーボウルまでは、
・遥かな道のりであったのが24回
・勝率5割以上だったものの遠かったのが:10回
ということになります。
その他の5回では、地元のチームがプレーオフに出場しています。惜しかったのはその5回。しかしチャンピオンシップまでも行けなかった。それぞれのスーパーボウルまでの距離は、
第5回のMiami Dolphins:7点と1勝
第13回のMiami Dolphins:8点と2勝
第29回のMiami Dolphins:1点と1勝
第33回のMiami Dolphins:35点と1勝
第35回のTampa Bay Buccaneers:18点と2勝
なんと結局『エース・ベンチュラ』の年が一番近かったんですね。ドルフィンズがやたら多いのはマイアミでスーパーボウル10回もやってるからです。
しかし、ここで驚愕の事実が!
スーパーボウルの呪いは、ホームチームには厳しいくせに、ご近所さんには甘かったのです!
内弁慶!
第11回、ローズボウル・スタジアムでのスーパーボウルでは、そこからわずか15マイルくらいしか離れていないLAコロシアムをホームにしていたラムズがあと11点まで近づき、
そして第14回、同じくローズボウルでの開催時、ついにラムズが出場を果たしました。惜しくもスーパーボウルでは負けちゃいましたけどね。
ついで第17回のローズボウル開催でも、同じくLAにいたレイダースが3点と1勝のところまで近づき、
そしてとうとう!
第19回、スタンフォードで開催されたスーパーボウルでは、30マイルほどしか離れていない49ersが勝ってしまってる!
どうした呪い! ちゃんと働け!
というわけで、スーパーボウルの呪いってやつがもうなんだかわからなくなってしまいました。
しかし、ホーム・スタジアムでのスーパーボウルに出たチームはまだないことは確かです。来年はニュー・オリンズが開催回数でトップに躍り出る11回目、来年のセインツはまだまだスーパーが狙えるチームでしょう。ここでひとつご近所さんにではなく、本家に呪いを克服して、もらいたいようなもらいたくないような、そんな気分です。
〜以下資料〜
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第何回
開催日
開催場所
対戦チームと勝敗
備考
スーパーボウルまでの道のり
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1(1966season)
1967.1.15
Los Angeles Memorial Coliseum
Green Bay Packers(35-10)Kansas City Chiefs
当時NFLはEastern Conferenceが8チーム、Western Conferenceが7チーム。
Los Angeles Ramsは8勝6敗でWestern Conference3位。
ちなみにAFLはEastern Divisionが5チーム、Western Divisionが4チーム。
スーパーボウルまで:遠い。
2
1968.1.14
Miami,Orange Bowl
Green Bay Packers(33-14)Oakland Raiders
NFLは4地区16チームに拡大。AFLは合計9チームのまま。
Miami DolphinsはAFLのEastern Division、4勝10敗で5チーム中4位。
スーパーボウルまで:遥かな道のり。
3
1969.1.12
Miami,Orange Bowl
New York Jets(16-7)Baltimore Colts
AFLは2地区10チームに。
Miami DolphinsはAFLのEastern Division、5勝8敗で5チーム中3位。
スーパーボウルまで:遥かな道のり。
4
1970.1.11
New Orleans,Tulane Stadium
Kansas City Chiefs(23-7)Minnesota Vikings
New Orleans SaintsはNFLのEastern Conference、Capitol Divisionで、5勝9敗、4チーム中3位。
スーパーボウルまで:遥かな道のり。
5
1971.1.17
Miami,Orange Bowl
Baltimore Colts(16-13)Dallas Cowboys
AFLはNFLに統合、全6地区26チームに。
Miami DolphinsはAFCのeast、10勝4敗で5チーム中2位、ワイルドカードでプレーオフ出場も一回戦敗退。当時のプレーオフは地区優勝6チーム+ワイルドカード2チーム。
スーパーボウルまで:7点と1勝。
6
1972.1.16
New Orleans,Tulane Stadium
Dallas Cowboys(24-3)Miami Dolphins
New Orleans SaintsはNFCのWestで4勝8敗、4チーム中4位。
スーパーボウルまで:遥かな道のり。
7
1973.1.14
Los Angeles Memorial Coliseum
Miami Dolphins(14-7)Washington Redskins
世に言うドルフィンズのパーフェクト・シーズン。
Los Angeles RamsはNFCのwest、6勝7敗で4チーム中3位。
スーパーボウルまで:遥かな道のり。
8
1974.1.13
Houston,Rice Stadium
Miami Dolphins(24-7)Minnesota Vikings
Houston OilersはAFCのCentral、1勝13敗で4チーム中4位。
スーパーボウルまで:遥かな道のり。
9
1975.1.12
New Orleans,Tulane Stadium
Pittsburgh Steelers(16-6)Minnesota Vikings
New Orleans SaintsはNFCのWestで5勝9敗、4チーム中3位。
スーパーボウルまで:遥かな道のり。
10
1976.1.18
Miami,Orange Bowl
Pittsburgh Steelers(21-17)Dallas Cowboys
Miami DolphinsはAFCのeast、10勝4敗で5チーム中2位。
スーパーボウルまで:遠い。
11
1977.1.9
Pasadena,Rose Bowl
Oakland Raiders(32-14)Minnesota Vikings
ご近所さんであるLos Angeles RamsはNFCのwest、10勝3敗1分で地区優勝。プレーオフ一回戦も勝って、NFCチャンピオンシップでバイキングスに13-24で負け。
(ご近所参考記録)スーパーボウルまで:11点。
12
1978.1.15
New Orleans,Louisiana Superdome
Dallas Cowboys(27-10)Denver Broncos
New Orleans SaintsはNFCのWestで3勝11敗、4チーム中4位。
スーパーボウルまで:遥かな道のり。
13
1979.1.21
Miami,Orange Bowl
Pittsburgh Steelers(35-31)Dallas Cowboys
Miami DolphinsはAFCのeast、11勝5敗で5チーム中2位。
プレーオフはこの年から、地区優勝3チーム+ワイルドカード2チームとなった。ワイルドカード・プレーオフではWC2チームが試合をして、その勝者と地区優勝3チームでトーナメントに。
ドルフィンズはWCで敗退。
スーパーボウルまで:8点と2勝。
14
1980.1.20
Pasadena,Rose Bowl
Pittsburgh Steelers(31-19)Los Angeles Rams
ご近所さんであるLos Angeles RamsはNFCのwest、9勝7敗で地区優勝。そのままスーパーボウル進出。
(ご近所参考記録)スーパーボウルまで:出場。
15
1981.1.25
New Orleans,Louisiana Superdome
Oakland Raiders(27-10)Philadelphia Eagles
New Orleans SaintsはNFCのWestで1勝15敗、4チーム中4位。
スーパーボウルまで:遥かな道のり。
16
1982.1.24
Michigan,Pontiac Silverdome
San Francisco 49ers(26-21)Cincinnati Bengals
Detroit LionsはNFCのcentral、8勝8敗で5チーム中2位。
スーパーボウルまで:遠い。
17
1983.1.30
Pasadena,Rose Bowl
Washington Redskins(27-17)Miami Dolphins
ストライキによりレギュラーシーズンが9試合、16チームでのプレーオフという変則ルールに。
ご近所さんであるLos Angeles Ramsは2勝7敗でNFC最下位、Los Angeles Raidersは8勝1敗でAFC1位。
レイダースはプレーオフ2回戦でジェッツに14-17と敗退。
(ご近所参考記録)スーパーボウルまで:3点と1勝。
18
1984.1.22
Tampa Stadium
Los Angeles Raiders(38-9)Washington Redskins
Tampa Bay BuccaneersはNFCのcentral、2勝14敗で5チーム中5位。
スーパーボウルまで:遥かな道のり。
19
1985.1.20
California,Stanford Stadium
San Francisco 49ers(38-16)Miami Dolphins
ご近所さんSan Francisco 49ersはNFCのwest、15勝1敗で地区優勝。そのままNYG、CHIを破り、スーパーボウルではMIAに勝利。
20
1986.1.26
New Orleans,Louisiana Superdome
Chicago Bears(46-10)New England Patriots
New Orleans Saintsは5勝11敗でNFCのwest4チーム中3位。
スーパーボウルまで:遥かな道のり。
21
1987.1.25
Pasadena,Rose Bowl
New York Giants(39-20)Denver Broncos
ご近所さんLos Angeles RaidersはAFCのwestで8勝8敗、5チーム中4位。
Los Angeles RamsはNFCのwestで10勝6敗、4チーム中2位。ワイルドカードでプレーオフへ。ワイルドカードで敗退。
(ご近所参考記録)スーパーボウルまで:12点と2勝。
22
1988.1.31
San Diego,Jack Murphy Stadium
Washington Redskins(42-10)Denver Broncos
San Diego ChargersはAFCのwestで8勝7敗、5チーム中3位。
スーパーボウルまで:遠い。
23
1989.1.22
Miami,Joe Robbie Stadium
San Francisco 49ers(20-16)Cincinnati Bengals
Miami DolphinsはAFCのeastで6勝10敗、5チーム中5位。
スーパーボウルまで:遥かな道のり。
24
1990.1.28
New Orleans,Louisiana Superdome
San Francisco 49ers(55-10)Denver Broncos
New Orleans Saintsは9勝7敗でNFCのwest4チーム中3位。
スーパーボウルまで:遠い。
25
1991.1.27
Tampa Stadium
New York Giants(20-19)Buffalo Bills
Tampa Bay BuccaneersはNFCのcentral、6勝10敗で5チーム中2位。
スーパーボウルまで:遥かな道のり。
26
1992.1.26
Minnesota,Metrodome
Washington Redskins(37-24)Buffalo Bills
Minnesota VikingsはNFCのcentralで8勝8敗、5チーム中3位。
スーパーボウルまで:遠い。
27
1993.1.31
Pasadena,Rose Bowl
Dallas Cowboys(52-17)Buffalo Bills
ご近所さんであるLos Angeles Ramsは6勝10敗でNFCのwestで4チーム中4位。Los Angeles Raidersは7勝9敗でAFCのwestで4チーム中3位。
(ご近所参考記録)スーパーボウルまで:遥かな道のり。
28
1994.1.30
Atlanta,Georgia Dome
Dallas Cowboys(30-13)Buffalo Bills
Atlanta FalconsはNFCのwestで6勝10敗、4チーム中3位。
スーパーボウルまで:遥かな道のり。
29
1995.1.29
Miami,Joe Robbie Stadium
San Francisco 49ers(49-26)San Diego Chargers
Miami Dolphinsは10勝6敗、AFCのeastで地区優勝。プレーオフではワイルドカードのKCに勝つものの、ディビジョナルではチャージャーズに21-22と惜敗。
スーパーボウルまで:1点と1勝。
30
1996.1.28
Arizona,Sun Devil Stadium
Dallas Cowboys(27-17)Pittsburgh Steelers
Arizona Cardinalsは4勝12敗、NFCのeastで5チーム中5位。
スーパーボウルまで:遥かな道のり。
31
1997.1.26
New Orleans,Louisiana Superdome
Green Bay Packers(35-21)New England Patriots
New Orleans Saintsは3勝13敗、NFCのwestで5チーム中5位。
スーパーボウルまで:遥かな道のり。
32
1998.1.25
San Diego,Qualcomm Stadium
Denver Broncos(31-24)Green Bay Packers
San Diego Chargersは4勝12敗、AFCのwestで5チーム中5位。
スーパーボウルまで:遥かな道のり。
33
1999.1.31
Miami,Pro Player Stadium
Denver Broncos(34-19)Atlanta Falcons
Miami Dolphinsは10勝6敗、AFCのeastで2位。ワイルドカードでプレーオフに進出。同じくWCの同地区3位ビルズに勝つものの、ディビジョナルでブロンコスに3-38で敗れる。
スーパーボウルまで:35点と1勝。
34
2000.1.30
Atlanta,Georgia Dome
St. Louis Rams(23-16)Tennessee Titans
Atlanta Falconsは5勝11敗、NFCのwestで5チーム中3位。
スーパーボウルまで:遥かな道のり。
35
2001.1.28
Tampa,Raymond James Stadium
Baltimore Ravens(34-7)New York Giants
Tampa Bay Buccaneersは10勝6敗、NFCのcentralで2位。ワイルドカードでプレーオフに進出するも、初戦でイーグルスに3-21で敗れる。
スーパーボウルまで:18点と2勝。
36
2002.2.3
New Orleans,Louisiana Superdome
New England Patriots(20-17)St. Louis Rams
New Orleans Saintsは7勝9敗、NFCのwestで5チーム中3位。
スーパーボウルまで:遥かな道のり。
37
2003.1.26
San Diego,Qualcomm Stadium
Tampa Bay Buccaneers(48-21)Oakland Raiders
San Diego Chargersは8勝8敗、AFCのwestで4チーム中3位。
スーパーボウルまで:遠い。
38
2004.2.1
Houston,Reliant Stadium
New England Patriots(32-29)Carolina Panthers
Houston Texansは5勝11敗、AFCのsouthで4チーム中4位。
スーパーボウルまで:遥かな道のり。
39
2005.2.6
Jacksonville,ALLTEL Stadium
New England Patriots(24-21)Philadelphia Eagles
Jacksonville Jaguarsは9勝7敗、AFCのsouthで4チーム中2位。
スーパーボウルまで:遠い。
40
2006.2.5
Detroit,Ford Field
Pittsburgh Steelers(21-10)Seattle Seahawks
Detroit Lionsは5勝11敗、NFCのnorthで4チーム中3位。
スーパーボウルまで:遥かな道のり。
41
2007.2.4
Miami,Dolphin Stadium
Indianapolis Colts(29-17)Chicago Bears
Miami Dolphinsは6勝10敗、AFCのeastで4チーム中4位。
スーパーボウルまで:遥かな道のり。
42
2008.2.3
Arizona,University of Phoenix Stadium
New York Giants(17-14)New England Patriots
Arizona Cardinalsは8勝8敗、NFCのwestで2位。
スーパーボウルまで:遠い。
43
2009.2.1
Tampa,Raymond James Stadium
Pittsburgh Steelers(27-23)Arizona Cardinals
Tampa Bay Buccaneersは9勝7敗、NFCのsouthで3位。
スーパーボウルまで:遠い。
44
2010.2.7
Miami,Sun Life Stadium
New Orleans Saints(31-17)Indianapolis Colts
Miami Dolphinsは7勝9敗、AFCのeastで3位。
スーパーボウルまで:遥かな道のり。
45
2011.2.6
Dallas,Cowboys Stadium
Green Bay Packers(31-25)Pittsburgh Steelers
Dallas Cowboysは6勝10敗、NFCのeastで3位。
スーパーボウルまで:遥かな道のり。
46
2012.2.5
Indianapolis,Lucas Oil Stadium
New York Giants(21-17)New England Patriots
Indianapolis Coltsは2勝14敗、AFCのsouthで4チーム中4位。
スーパーボウルまで:遥かな道のり。
ドルフィンズが契約するっていう Jerome Messam さんについて調べてみました
カナディアン・フットボールからRBを獲得、とのことで。どういう選手なんだろうなあ、と思いちょっとググってみました。
昨シーズンのMost Outstanding Canadian at the CFL Playerというのをもらったそうです。
(プロフィール)
Jerome Messam
1985年生まれ、26歳。
6フィート3インチ(191センチ)、245パウンド(111キロ)
今年カナディアン・フットボール・リーグ(CFL)のエドモントン・エスキモーズに所属して、カナダ人として3人目の1000ヤードラッシャーとなった。
(キャリア)
2008年、おそらく大学卒業、しかしNFLはもちろん、CFLのドラフトでも指名されず。
2009年、情報なし。
2010年、CFLのブリティッシュコロンビア・ライオンズに雇われて、キャリー23回で93ヤード獲得。TD2。
2011年、トレードでエドモントン・エスキモーズへ。195回のキャリーで1057ヤードを獲得。ラッシュヤードでリーグ3位。
2008年ドラフトといえば、ドルフィンズが全体1位でロングを指名した年です。RBではOAKのマクファデン、PITのメンデンホール、TENのクリス・ジョンソン、なかなかの顔ぶれ。あとはライアンとフラッコの年として印象的。
選手としては、まだまだ若いけれどそろそろピークを見据える時期でしょう。CFLでもそれは同様でしょうし、即戦力として引き抜いてくるにはちょうどいい年かもしれません。
成績的には1000ヤードちょっとというところで、そんなに良いのかなあ、とも思えますが、CFLではリーディングラッシャーでも226回のキャリーで1381ヤードと、それほど多くありません。NFLでは今年226回以上キャリーしたRBは15人いました。CFLはフィールドが広くレシーバーも1人多いので、NFLに比べるとパスの比重が高いのかもしれません。
などなど、いろいろ言ってみても、まず目が行くのはサイズでしょう。
6-3(191cm)、245(111kg)
ドルフィンズのRBは、
レジー・ブッシュ(6-0、203)
ダニエル・トーマス(6-1、228)
2人とも小さくはない。とくにトーマスはRBとしては大きい部類だけれど、それよりもデカイ。いまをときめくジャイアンツのジェイコブスが193センチ・120キロなので、それには及ばないものの、かなりの重量級といえるでしょう。
ドルフィンズは昨年オフにポライトさんを放出してしまって以来、ショートヤーデージが取れなかったことが多かったので、そのための補強かもしれません。
と思ったんですが、動画を見つけてみると、
数プレーのダイジェスト。#23が彼です。
試合のダイジェスト。わりと長めですが、CFってこんななのか、と面白いです。
意外とデカさ重さを感じさせない印象です。ジェイコブスみたいに重心低くゴリゴリいくのではなく、結構派手にカットバックも踏みますし器用にパスも捕っている。
これだとトーマスと同じような使われ方をするのかもしれません。もうすこし体重増やして突撃型になれっていう命令が下るかもしれません。どちらにしろ楽しみな選手ではあります。エドモントンのユニフォームがパッカーズっぽいっていうこともあり、ぜひプチ・パッカーズ化しつつあるドルフィンズ・オフェンスでブレイクしてほしいものです。
※そういえばと思って調べてみましたが、去年のワールドカップには出ていないようでした。CFLでのブレイクが今年だったので呼ばれなかったのでしょう。
ジェット27つかったグラスホッパーを飲み干してジェッツをギブアップさせるのさ!
プーチンともうします(←)。
マーチン「いよいよ最終戦になっちゃったねー」
プーチン「まあ今シーズンはプレーオフもロックアウトだしなー」
ジェッツ戦なので、ジェット27使いまーす。
そうですよ、スペルなんて関係ないですよ。カタカナで書く!
グラス・ホッパーつくるよー!
材料!
ジェット27
ホワイト・カカオ・リキュール
生クリーム(半額でなくても可)
材料をシェイカーにいれまーす!
クリームがふんわり、ほんのりバッタ色の可愛いカクテルですね。ジェット27はミントのお酒です、そしてチョコ色じゃないのでイメージが狂いますがカカオ味もしっかりきいていて、つまりはチョコミント。食後のアイスクリーム代わりのデザートカクテルにどうぞ。パステルカラーの似合うメルヘンチックな女の子に微笑みながら飲んでいただきたいところです。
とはいえ甘みもありますが、ミントですっきり。しかも見た目はそんなに甘そうでもないので、ご飯の後でスイーツ頼めないよーなどと無駄に恥ずかしがる男子をこじらせたオッサンたちにもおススメです。
昔はシェイクせず、見た目重視でこんな感じだったんだそうです。
美味しくなさそうだよねー!
ベーグルもぐもぐしてジェッツと仲良くシーズン終了するよ!
さて、いよいよレギュラー・シーズンも最後の試合となりました。今年は開幕前から、ヘッドコーチもQBもこのままでいいのかよー、ってかスケジュールきついぞマズいだろー、という評判だったドルフィンズは、そんな心配をしっかり的中させてくれました。とほほ。
しかしスパラーノはもうクビになったし、まさかQBもこのままとは思えないし、来年はそれなりに変化があることを期待しつつ、なんといってもジェイソン・テイラーの引退試合であるジェッツ戦を緩やかに見守ろうと思っています。
ドルフィンズの様式美を見せてもらいました。
最初はちょっと気合いれて頑張る → リスクの高いこともやってみる → 成功してリードする → 守りに入る → 逆転される
この2年ほど何度見たことでしょうか。いっそすがすがしい気分です。
とはいえ、さすがペイトリオッツ、アジャスト力はリーグ1ですね。たとえ前半はパスプロもセカンダリーもどうしようもなかったとしても。ドルフィンズのような負けパターンを持っている相手だったからなんとか勝てたようなものだとしても。
でもAFCのプレーオフにでるチームって、このペイトリオッツの弱点を活かせるチームが、つまりパス攻撃が得意でDLのラッシュが激しいチームが、あんまりないような気がするんですねえ、困ったなあ。
ジェッツ戦
そんなすでにバカンスお正月ムード一色のドルフィンズなのですが、最後にプレーオフがかかってるジェッツとの対戦なわけです。素直に消化試合にさせてくれればいいものを。なんといってもドルフィンズはですね、もし最終週にブロンコスとレイダースが両方勝ったら、ドルフィンズに負けたのが祟ってレイダースは地区優勝を逃してしまう、そんな迷惑な運勢を持ったチームなんです。ジェッツもやばいぞ!
実際のところ、ジェッツのオフェンスがどう立て直してくるかが見ものなんですが、たぶんあんまり変わらないでしょう。再びムーアがレビスたんに喧嘩売って、見事インターセプト・リターン・タッチダウンをくらい、それが決勝点になってジェッツが望みをつなぎ、ムーアはクビという展開を期待します。
ニューヨークさん、食べちゃうよ!
そんなこんなで、今年はジャイアンツとも対戦があったので、3度目のニューヨーカーです。もともとニューヨークってなんでもあるけど特にこれって名物が思い浮かばないのに、そんな3回もいまさらどうすればいんですかー、という気分です。
まあ消化試合ですし、お手軽なところでベーグルにしてみました。ニューヨーク・グリルでニュー・イヤーズ・イブ・ディナーとかね、地区優勝でもかかってる試合だったらね、一瞬くらい考えたでしょうけどね。結局いかないだろうけど。
で、ベーグル。
サンドイッチになってるものを。
ボリュームけっこうすごくなっちゃった。
あまり良いイメージはなかったんですよね、ベーグルって。固くてモサモサしてアゴが疲れるパンでしょ? くらいに思ってました。
でもちゃんとしたものはやっぱり美味しいんですね。モチモチしてて、そんなに固くない。サンドイッチになっていても、意外と具の味を邪魔しない。
しかし結局のところサンドイッチではなくて、シンプルなメープルを練りこんだのが美味しかった。まあアゴは若干疲れたし、親知らず抜歯跡にもダメージになりそうな強敵ではありましたけれども。
ジェッツもベーグルを見習って、質実剛健に、無駄に派手なプレーを増やさずゴリゴリと頑張っていただきたいところです。そして仲良く今シーズン最後の試合にしましょう。
ペイトリオットを飲み干して、やつらのシード順を下げちゃうんだからね!
プーチン(→)でーす。
マーチン「やったねー! 最下位脱出だねー!」
プーチン「ん? あぁ… ビルズ戦ね… うん…」
マーチン「あんた!観てないな…!?」
プーチン「あの、だって、他に、面白い試合がいっぱい…」
マーチン「やっぱり… まあしょうがないよね…」
プーチン「今週はやっぱりニューヨーク対決が気になるし…」
マーチン「じゃあ影ながら応援するってことで!」
プーチン「サブ画面で観るってことで!」
パトリオットをごくごくしちゃいます!
いや、ここはペイトリオットって呼ぼうじゃないか!
材料!
ピーチ・リキュール
グァバ・ジュース
ミキシング・グラスに材料をいれましてー!
まぜまーす!
小さめの氷を入れたグラスをご用意!
いれるぜーぃ!
完成!
ピーチとグァバ、そのまんま。トロピカル(?)であり、フルーティであり、甘て、女の子ちっくカクテル一直線。色が可愛らしいのもポイントでしょうか。
でもチョコやなんかのリキュールがベースのデザートカクテルと違って、おっさんでもこれはこれでアリかな、って思える甘さです。性別年齢問わず、ビールとか苦いだけだしカシスオレンジ頼んでいいすか?って人はお試しあれ的な優しいカクテルでした。
思えば湾岸戦争で連日パトリオット・ミサイルがどうしたこうしたと聞かされた日々、ペイトリオッツって名前に慣らされていた僕たちは違和感を感じ続けていましたね。そんなパトリオット、いやペイトリオットを今夜はゴクゴクです。
毎年のことながらいよいよ寒い季節ですし、ペイトリオッツにはできるだけシード順を下げていただいて、暖かい場所で気楽に試合ができる環境を作り出してほしいのです。そのために南国代表ドルフィンズは頑張りますよー!ってことで。