2010-01-18
『WORKERS』
書評 |
Workers: An Archaeology of the Industrial Age
- 作者: Sebastiao Salgado,Eric Nepomuceno,Lelia Wanick Salgado,Philadelphia Museum of Art
- 出版社/メーカー: Aperture
- 発売日: 1993/10
- メディア: ハードカバー
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昨日、NHKの新日曜美術館の再放送を見ていた。「極限に見た生命(いのち)の美しさ 写真家セバスチャン・サルガドー」である。最初からポカンとしてテレビの映像を見ていた。あまりにインパクトが強い。写真というより絵画である。報道写真でもあるのだが、間違いなくアートでもある。
番組ではとりわけ、ブラジルのセーラ・ペラーダのガリンペーロの写真がすごかった。金鉱が入っているかもしれない土が詰まった袋を背負って、崖をよじ登る無数の屈強な男たち。安っぽい同情など感じさせない凄みがある。ローマ時代の奴隷を描いた映画よりもはるかに過酷と思われる現実の労働がそこにある。
あわてて本書を注文した。内容は新日曜美術館が軽いパンフレットだと思えるほど充実したものだった。1993年に出版された本書のために、サルガドはどのくらいの時間を使ったのだろう。おそらく人生すべてと答えるに違いない。戦場を駆けることで有名になったカメラマンたちよりも危険で厳しい取材人生だったと思わせる迫力がある。
ところで熱帯の農業を撮った写真をみて、『チョコレートの真実』を思いだした。先進国の子供たちが小遣いで買えるチョコレートを作るために、多くの途上国の子供たちが命がけで一日中働いているのだ。このような事実の前でなにもしないで、小沢対特捜検察などという茶番を見続けている自分に腹が立つ。
ちなみに本書のアマゾンのシッピング重量は6.8ポンド、つまり3キロだ。厚み約5センチのこの巨大本。30年後の子供たちはこの本を持っている親を誇りに思うであろう。30年後、貧するものはデータのみを持ち、富めるものは実体を持つであろう。
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読んでいて、マクドナルド創業者レイ・クロックを思いだした。あまのじゃくというか、偽悪家っぽいところがそっくりだなと。
「読者に何も残さないほど主題を埋め尽くすことは必ずしも必要ではない。
大事なことは、読者に読んでもらうことではなく考えてもらうことである。」
とモンテスキューが述べていたように、大いに考えさせられました。
それ以上に単純に読んでいて楽しかったです。
こういうのを有意義な時間というのでしょうね。(絶賛しすぎ?)
僕は現在、東北大学の3年です。できるだけ早く起業したいと思っています。
なので、就職をするにしても、大手ではなく小さなベンチャーで色々と経験を積もうと思っています。
経営の知識はほぼゼロです。
大企業の社長から起業も経験したfounderさんに、何かアドバイスをいただけたらと思い、こんなところでコメントをさせて頂きました。
これから『チョコレートの真実』『ピアノ・ノート』『ドラッカー365の金言』に入ります。