2012-02-06
■[将棋][雑記]
将棋世界3月号の、奨励会にかつて在籍し作家デビューした橋本長道によるエッセイを読んで、新しい知見を得た。
彼によれば、『月下の棋士』は、河口俊彦(老師)が監修しており、老師の「将棋界は10数年ごとに天才が現れ、全世代の天才と名人位をかけて戦う」という将棋観が現れている、という。
なるほどね。
能條純一の力強くシャープな線や異常な登場人物に気をとられていたが、あの老師の将棋観が現れた作品だったとは。
また、将棋界のパラダイム史観とも言うべき「天才史観」が老師に特有のものだ、という視点自体今まで持っていなかったので、新鮮な思いがした。
ちなみに『月下の棋士』はブックオフで立ち読みしてたら血尿やらなんやらの描写で気持ち悪くなってきたので途中までしか読んでません。
あと、新鮮な思いがしたといえば、リレー自戦記で田中寅彦が「恐るべき!米長当時八段の政治力。実は現在の将棋連盟運営も、このリーダーシップに頼っている」という、ある意味で米長批判ともとれる表現を使っているのも、連盟の機関誌たる『将棋世界』には珍しいことかもしれない。しかし、田中寅彦は将棋連盟理事も務めているから、むしろ「米長派」なのかもしれないけどね。
2ch以外から「業界情報」が入ってくる立場にいないので全くそのへんの事情はうかがい知れないが。
そうそう、「そのへんの事情」と言えば、中川大輔が将棋連盟の理事をやめたのは米長に仕えるのが嫌になったから、という噂があるけど。
まぁ早く米長政権崩壊につながればいいなぁ、くらいしか意見はないけど。
他に今月号の見どころとしては、「棋士が聞くプロ対談」で佐藤康光が、先月号の三浦弘行の「しばらく女性を遠ざける」発言に呼応して、「三浦さんにも結婚を勧めます」という発言をしてることとか。
別にtwitterに書いてもいいようなことだったんだけど、やっぱ時代はブログだろと思ったので、もとい、どうせ友達も少ないし…検索性に優れるブログに書こう、と思ったのでこっちに書いてみた。
2011-12-12
■[雑記]
8年ぶりにグラビアアイドルの撮影会つき握手会というものに行った。
8年前はいわゆるレンズつきフィルムを買って参加したのだが、流石にそれは恥ずかしいので当日の直前にデジタルカメラ*1を購入して参戦。
同好の士、というにはあまりに先輩すぎる方々と一緒に年端もいかない少女の水着姿を撮影するなんて、これは諧謔でなく言うのだが、美しすぎる人生の瞬間だ*2。
形式は――おそらくこれはいわゆる「ソフマップイベント」などではよくある形式なのだと思うが――参加する客は2人ずつ90秒間の撮影タイムが与えられ、その間自由に撮影ができるというもの。手馴れた人を観察していると、ある程度ポーズの要求なども許されるようだ。ただし、2人での撮影でありアイドルを独占できるわけではないので、手馴れた2人組(もちろんランダムにその場でセットアップされるのであって「好きなもの同士2人組を作る」というのではないが)は、交互にシャッターを切る、というのが非常にスムーズに行われていた。また、そうすることによって、アイドルも交互に視線を向ければよいので、撮られやすくなっている。
僕はというと、ポーズの要求なんてできるわけもなく、シャッターを切るので精一杯。また、アイドルがもう一人の参加者に視線を向けてるときにシャッターを切ってしまった写真も何枚かある。
写真は全く心得がないのでどう下手なのかもよくわからないが、少なくともボケている写真もあり、またアップにしすぎだったり構図がおかしいのがある。ただ、数枚は、まぁまぁよく撮れているな、というものもある。
今後の教訓とすべき事柄を自分用のメモを兼ねて記しておくと、
- バッテリーの充電は済ませてこなければいけない。
今回は撮影会開始1時間前にデジタルカメラを購入するというスケジュールだったのでまぁ例外的ではあるが。
じっくりカメラの説明書を読もうと思って喫茶店のルノワールに入ったら、バッテリーを充電しなければならないということを完全に失念していたことに気づいて焦ったが、幸いにもルノワールという高級店を選んでいたおかげで席にコンセントが備えられており、それで短時間ながら充電することができたのはよかった。が、無論、今後こういう機会があれば十分に充電してこなければならない。
- イベントでは1列目に座れ。
イベントの流れとしては店外に整理番号順に並ぶ(これが結構な晒しプレイである)
→係員に連れられてぞろぞろ階段を登って会場に
→座席にはご自由にお座りください
となっていて、会場では自由に席に座ることができるようになっている。僕は2列目の中央に陣取ったのだが、やはり1列目に座るべきだった。
というのは、まず何といっても、1列目の方がステージ*3がよく見える、というのがひとつ。
また、玄人というか手馴れた人は、1列目に座ることが多い*4ので、撮影タイムで玄人とペアになれる可能性が高まる。そうすれば、玄人のシャッターを切るタイミングにあわせてシャッターが切りやすいし、また、その人が色々なポーズを要求してくれればその恩恵に与ることができそうである、ということがある。
やはり何事も上手い人とやるのが上達のためには重要だと思う。
これは、5年前に行われた(個人史的には)伝説の非モテ会合で、人生の先輩から教わったモテの、というか人間関係の重要なテクニックであるが、やはり、アイドルイベントでも重要である。
というのは、このような小規模なイベントだと握手するときなどに多少アイドルと会話する時間があるので、その際に円滑かつキモくない会話をするために、これが重要になってくるのである。
玄人たちは、キモくないかどうかはさておき、何やら会話を繰り広げているらしく、さすがであった。キモくないかどうかはさておき。
僕は(現場では最若手である場合が多いと思うので)「タメ語感」を出しつつ、女の子を喜ばせられるような会話をしたいところではあるが、そもそも女の子と会話したことがほぼないのでなかなか難しい。人間、ただでものをもらえるのは変なものでない限りだいたい嬉しい(と思う)ので、とりあえずプレゼントを持っていくのはひとつの手ではある。
- よくあるポーズ
ポーズの要求といっても、あまり無茶なものや、標準的でないものはモデルが戸惑うので避けるべきだと思われる。
実際に現場で玄人たちが要求していた、定番と思われるポーズを覚えている限り書いておく。
- 前かがみ
- ビキニの紐を持って胸を肘で寄せる感じ
どう指示するのかわからないけど。
- 振り向き
やはりこのポーズは、体をねじることになり、体のラインを表現できるのでなかなかよいと思う。
- 壁に手を当てる
ポーズとしては振り向きに近い。
エロい。
- 膝立ち
- 四つんばい
手はグーにして床に触れるだけだけって感じ。
- 窓際(?)に腰掛ける
- 腰掛けた状態から片脚を上げて窓枠に乗せる
挑発的な感じ。
エロい。
なるほど。
まぁそんなところか。
あの空間は、最初にも書いた通り、美しいと言ってもいいくらい、独特な空間だと思う。
こう言うと陳腐な西洋人の日本論のようだけど、高度に様式化されている。
イベント司会の芸人と言い、参加者たちの撮影といい、2ショットチェキといい、握手とその前後の会話といい、あの寒空の下の待機列といい。
それによってある種の異常さが覆い隠されている。フーターズとかとは訳が違いますよ。
しかしそれでいてある意味純粋でもある。つまり、みんな抜くんでしょ?っていう。抜く前提の連帯(だと思う。違ったらすみません)。
でも、僕のようなコンパクトデジカメは当然ながら恥ずかしくなるくらいみんなプロフェッショナルで。
僕には、美しいとしか思えない。
しかし、そういう感想っていうのは所詮は外部の観察者の感想なんだよなー。
とにかく、ハロプロのライブに最後に行って以来(「2004夏 ファーストコンサートツアー 〜Wスタンバイ!ダブルユー&ベリーズ工房!」かな?)のアイドルのイベントであった(もちろんハロプロのようなアイドルとグラビアアイドルは別なんだけど)。
とある、極度のサディストで風俗で嬢に「金を出すから指の骨を折らせてくれ」と頼んでいるという噂のある俳優が「愛さなければ幸せはない」と言っていたが、アイドルの現場ってやっぱり幸せを感じられるなぁ、と思った。
*1:ちなみにこれ→http://www.amazon.co.jp/%E3%83%87%E3%82%B8%E3%82%BF%E3%83%AB%E3%82%AB%E3%83%A1%E3%83%A9-COOLPIX-%E3%82%AF%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%94%E3%82%AF%E3%82%B9-%E3%83%96%E3%83%AA%E3%82%A4%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%AC%E3%83%83%E3%83%89-S8200RD/dp/B005IVICK6/
*2:美しすぎる、というのは、最近盛んに宣伝しているどっかのケータイ(ソーシャル?)ゲームの宣伝文句からいただいた。
*3:と言っても教壇くらいの高さだが
2011-11-17
■[将棋][雑記]
ボンクラーズが将棋倶楽部24で指していて*1、レーティングが2011年11月17日現在で3286と、人間の今までの最高記録を超えたようですね。
人間の今までの最高記録と言っても、今までレーティング3000以上を記録して名を連ねてるのは、おそらくプロの中でも若手の棋士、それも活躍する前の棋士が多いはず。というのも、糸谷が奨励会三段の頃にレーティング3000を超えたことがあると発言しているので、まぁ3200とかも、糸谷三段時とそこまで強さは変わらないだろうと一応推測されるので。
とは言え、少なくとも早指しでは、はっきりプロ四段程度(糸谷三段はほぼプロ四段の実力あっただろうし、さらに誰も今まで達成してない点数を達成したのだから、ということで)はあるのが示されたと言っていい。
そのくらい強いとは知ってはいたけれど、あらためて数字で示されると感慨深いものがある。
棋譜をちょろっと見て感じるのは、やはり人間のプロとは違う部分の強さがある、ということ。
詳細に分析したわけではないけど、人間プロとの大きな違いの一つには、相穴熊戦のような食いつきを無理やり(に見える)通してしまうということがある。
例えば
の棋譜によく表れているけど。
角銀交換でもとにかく食いついて奨励会三段(?)を撃破している。
矢倉戦は詳しくないが、いくら先手の攻撃陣が働き出す前に攻めているからといっても、角銀交換の駒損で、端も伸びておらず桂も活用できてない攻めだから、無理なように素人目には見える。
こういう食いつきは、厳密には無理なのに対応が悪いので通ってしまっているのか、それともボンクラーズが将棋の可能性を切り開いているのか。
それに、仮に厳密には無理攻めだとしても、「『正しい選択肢が1つだけ』の局面を複数乗り越えなくちゃいけない」とかいう状況が頻繁にありそうだし。
2011-11-15
■[雑記]
奥歯が、どこかで硬いものでも噛んだのやら、知らないうちに欠けてたらしい。
歯科医のお姉さんが「銀歯が今まで一本もないから銀歯にしちゃうのかわいそうかなって。保険診療外の白い詰め物もあるから検討してみてね(はぁと)」とかわいらしいことを言うので検討してみたが、親が「保険診療で十分」と言うので、無駄金は十分払わせてるわけだし、と妥協して銀歯にすることにした。
父親の歯に銀歯が入ってるのなどを見て、なんとなく汚らしいイメージを持っていた。
例えて言うなら子どもの頃見た父親の醜悪な局部のような。
最近たまーに服屋(量販店だけど)に行くようになった程度に色気づいてるので、将来女の子に見られて幻滅されたら嫌だな、とも思った。
考えてみれば別に不衛生なんてことは全くないのだし、歯の治療歴がある、という事実を示すだけだ。
恥じるようなことがあるとすれば、死すべき定めの人間に生まれてきた、ということくらいだ。
なるほど、はい、わかりました。
http://openwiki.atspace.eu/index.php
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/dame/1302280288/
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/loser/1302280347/
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/manifesto/1174982387/