コントリビューションできるかどうか - レバレッジ人脈術
人脈 ≠ 金脈です。

- 作者: 本田直之
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2007/12/14
- メディア: 単行本
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本田さんのレバレッジシリーズの第5段。
本自体は発売日に買って読んだのだけれど、先週、アカデミーヒルズでの講演会に参加することができて、本田さんから直接この本に関するお話+α を聞くことができたので、印象に残ったことを「レバレッジ人脈術」に絡めながらメモ。
まず、人脈というテーマに限らず、思考停止にならないことが重要。「コイツができるなら、、、」という発想でものごとに取り組んでいく。
人脈に必要なのは、
- インプット
インプットが人脈を呼び、人脈がまたインプットになるのです。
(p.59)
- コントリビューション
人に会うときは、まず「この人に対して自分はどんな貢献ができるか」を考える。
(p.24)
- 相手の価値を理解する
1.相手の時間価値
2.相手の情報価値
3.相手の人脈価値
(p.43)
また、Not To Do は、
- お願いばかりする
重要なのは、「紹介してください」と人に頼むことではなく、まず「紹介してあげたい」と人に思われるような関係をつくることです。
(p.50)
- 人脈を囲い込む
人脈は、囲い込んだ瞬間、広がらなくなります。
(p.156)
- 他人の名前にレバレッジをかける
講演会のサプライズゲストには、同じく売れっ子ビジネス書著者の勝間和代さん。本田さんのすごいところをものすごいスピードでしゃべっていった。印象的だったのは、下の2点。
- 方法論に再現性が高いこと
- 「暗黙知」を適切な言葉で「共有知」にするネーミングセンス
特に二つ目はものすごく納得。モヤモヤしているものを分かりやすい言葉で表すことができるっていうのはすごいことだと思う。言葉にすることでそれを周りと共有できることが大きいし。
最後に、出版のコツなんかも教えてもらった。それは、○○を3人作ること。今はそういう願望はないけど、将来的に役に立つかもしれない。これもレバレッジ人脈術の一つでしょうね。知っている人がいない状態で悩んでもしょうがない。
サイン会でちょっと話す機会がありましたが、本田さんは実は自分の先輩にあたることも判明し、勝手に親近感がわいてしまったのでした。
「一期一会の精神で、全ての人との出会いを大切にしたい」と思った講演会でした。
参考:
「レバレッジ人脈術」にも紹介されていた有名な書評ブロガーのsmooth さんのBLOG でも、この講演会のエントリがありました。
【レバレッジ】本田直之さんの講演会に出席してきました:マインドマップ的読書感想文