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2012-09-17 Mon

【282】NASA のページからヒッパルコス星表をダウンロード

 今月は、まだ 2回しか投稿していない。もうちょっと頑張ろう。


 『星表』で検索したら、星の座標データが色々とあって、無料でダウンロードできるものもあることが分かった。そうなると、テキスト図形を使って『星座早見盤(的な何か)』を作りたい…そんな衝動に駆られる。データが揃っているなら出来ないことではない。


 まずは、自分が興味を持ったブログや Web ページをメモ。↓

● mayaで作る正確な星空    http://sci4.net/tips/hip/mayaStar00.htm

    このページでは、赤経赤緯の『時・分・秒』表記を度数に変換する式が
    掲載されていた。赤経と赤緯の分・秒の違いの説明が分かり易かったです。
    (これが分からないと、星表データは使いこなせない)

    こちらのページには、ヒッパルコス星表 をダウンロードする方法が載って
    いるけど、現在では DL サイトのページ構成が変わってしまっていて、
    英語が苦手な人は苦労すると思う。

● 星空横丁 http://hoshizora.yokochou.com/index.html

    Java で動作する『星図メーカー』『プラネタリウム』のプログラムを公開
    されています。さらに星表データも、最初から CSV で各種揃っていて、
    至れり尽くせりです。

    本格的な天文ソフトを作るなら、データのグリッドは、このぐらいの細かさ
    が必要なんだろうけど、自分が作ろうと思っているのはもっと大雑把なヤツ
    だから、これほどのデータ量は要らないかな…。


自分が必要とするデータを確認

 とりあえず、こんな感じで。↓

表1:(座標プロット用)
    名前(hip番号 or HD番号)
    赤経(ra)
    赤緯(dec)
    等級(vmag) -1.44 .. 5.0 等級

表2:(星の名前の表示)
    名前(hip番号 or HD番号)
    通称(有名な名前だけ記述)
    属性(所属星座)

表3:(星座名の表示)
    星座名(日本語)
    星の数(構成要素数)

 星空を再現するだけなら、必要なデータは『表1』だけで足りる。残りのデータは後で考える。

 ところで、星座を形作る星は全部で 3200個ぐらいあるみたいだが、それを全部テキスト図形で表示したら、ごちゃごちゃして分かりにくくなりそうな気がする。なので適当に端折ることに。とりあえず、半分の 1600個ぐらいを使ってみる。1600個というと、5.0等級の星までをカバーする。

 不夜城の都心では 4等星ぐらいまでしか見えない。が、端折りすぎると星座の形がイメージしにくくなると思う。5.0等級ぐらいまで表示するのが丁度良さそうな気がする。特に自分自身の今の視力はずいぶん悪くなっている。視力の悪い自分の感覚に近い夜空を再現したい…という思惑もある。


NASA のページからヒッパルコス星表をダウンロード

 今回は『ヒッパルコス星表』をゲットしてみた。自分がやった方法をメモしておく。自分が見つけたのは NASA のページ。↓

http://heasarc.gsfc.nasa.gov/cgi-bin/W3Browse/w3catindex.pl#STAR%20CATALOG

 このページを表示すると、次の 3行を発見(リンクになっている)。↓

Hipparcos Input Catalog ( hic )                  67  118209  N   LOW
Hipparcos Main Catalog ( hipparcos )             80  118218  N   HIGH
Hipparcos New Astrometric Catalog ( hipnewcat )  30  117955  N   MED

 上記の真ん中のリンクをクリックしてみた。↓

http://heasarc.gsfc.nasa.gov/cgi-bin/W3Browse/w3query.pl?&tablehead=name%3Dheasarc_hipparcos%26description%3DHipparcos+Main+Catalog%26url%3Dhttp%3A%2F%2Fheasarc.gsfc.nasa.gov%2FW3Browse%2Fstar-catalog%2Fhipparcos.html%26archive%3D%26radius%3D3%26mission%3DSTAR%2BCATALOG%26priority%3D3&mission=STAR+CATALOG&Action=More+Options&Action=Parameter+Search&ConeAdd=1

 すると、こんなページが表示される。↓

f:id:foussin:20120917203329p:image


 このようにチェックしたら、このページの最終行を表示し ↓


f:id:foussin:20120917204902p:image

 4. Do you want ... のテキストボックスをこのようにして、最後に

    5. [Start Search]

のボタンを押す。すると、次のようにデータが表示される。↓

f:id:foussin:20120917210202p:image

 こうやってダウンロードする。DL したデータ。↓

Results from heasarc_hipparcos: Hipparcos Main Catalog
Coordinate system: Equatorial

name ra dec hip_numbervmag ra_deg dec_deg
HIP 32349 06 45 09.2499-16 42 47.315 32349-1.44101.28854105-16.71314306
HIP 30438 06 23 57.0906-52 41 44.585 30438-0.62095.98787763-52.69571799
HIP 69673 14 15 40.3474+19 11 14.172 69673-0.05213.91811403+19.18726997
HIP 71683 14 39 40.8985-60 50 06.529 71683-0.01219.92041034-60.83514707
HIP ... ...

 都合の良いことに、このフォーマットだと『はてなのテーブル記法』で表示できる。今回は試しにやってみたんだけど、『name』と『hip_number』は全く同じ番号らしい。なので、どちらか一方をチェックすればよさそうだ。

 こちらのページも『至れり尽くせり』で、赤経・赤緯を『度数表記』に変換出力できるようになっていた。あとで Perl で変換しようと思っていたけど、手間が省けたな。


 今日はこれでおしまい。