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2007-11-20

さようなら、俺のメインアカウント

旧ブログで「サブアカウントへの移行に対して取り立てて理由はない」と書いたけれど、正直に書けば理由はバッチリある。それは、俺にとって今世紀最初にブロゴスフィアで発生したカタストロフと言うに相応しいあの『ネコプロトコル終了のお知らせ』に他ならない。

端的に言って俺はオーシマさんの想像力が大好きだ。だからみんなと同じようにネコプロトコルをアンテナに登録していたしLDRにも登録して、いつだって新しいエントリを楽しみにしていた。そして有難いことにオーシマさんは俺の旧ブログをネコプロトコルンテナに登録してくれた。俺はいつかオーシマさんにおもしろいって言ってもらえるようなものを書きたいなと思っていた。

思っていた矢先の出来事だった。オーシマさんがネコプロトコルを終了させるという決断をしたとき、そこに一抹の寂しさを感じないはずがなかったっていうかむちゃくちゃ寂しい気持ちになった。でもオーシマさんは大切なヒントをくれた。

それに更新が終わってしまっても、ばら撒かれたミームは回収不能なほどに拡散してしまっているので終了ということにいかほどの意味があるのかはわかりません。

そうだ、ネコプロトコルというミームは多くの人の想像力の中に自己を複製しているのだ。もちろん俺の想像力の中にも。そう思ったとき、いつの間にか俺の手には一つの銃弾が握られていた。ならばあとはそれを高みに向かって撃つだけだ。撃つ場所はできるだけオーシマさんやオーシマさんを愛した人たちに見届けてもらえそうなところがいい。だってこの銃弾には、ネコプロトコルへのトリビュートという意味合いが少なからず含まれているのだから。

俺はファック文芸部という丘に登り、空に向けて銃弾を撃ち放った。そこに込められた想像力に『彼女には名前が無い』と名付けて。そうして俺は、メインアカウントを葬り、サブアカウントとして生まれ変わることにした。批評から創作へと軸足の置き場を変えるために。

だからそこに深い意味はなくても、ちゃんとした理由はある。これはそういうお話なのです。

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