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2008-11-02

第七回文学フリマ参加告知

来る11月9日に開催される第七回文学フリマにて頒布予定の同人誌『Tamorization』に「モリノキツネ」名義で参加しています。まずは眼鏡沢かけ彦編集長による概要を引用します。

テレビの存在が重要な位置を占める現代日本。

真昼の司祭《マスター・オブ・セレモニー》、サングラス、オールバック……。

創作を通じ、そんな社会を考えていきます。

「来てくれるかなー?」「いいとも!」

お祭りなので、キャッチーなものを楽しく作ったよ。

コンセプトはこんな感じです。内容を補足説明していくと、タモリという概念系をめぐる共同討議を筆頭に、タモリをモチーフにした小説群にマンガ、そしてタモリ豆ちしき...といった一筋縄ではいかない捩じれたコンテンツが目白押しです。その中で、ぼくは共同討議への参加と400字詰め20枚程度の短編小説を執筆しています。

しかしこういう疑問を抱く方もいらっしゃるかもしれません。それはつまり、ぼくがふだん視線を向けている方角とタモリという存在は、あまりにもかけ離れているのではないかという疑問です。

確かにタモリはぼくのふだんの関心領域からは外れている。しかし『涼宮ハルヒの憂鬱』と『狼と香辛料』、そして『かんなぎ』から社会を考えるということと、タモリから社会を考えるということにはあまり違いはないのではないか。対象が何であれ、けっきょく批評的な視線の向かうところはぼくたちの社会そのものであることは変わらない。そういうスタンスでこの同人誌に参加しています。ちなみになんで『涼宮ハルヒの憂鬱』と『狼と香辛料』と『かんなぎ』をここで出したのかというと、近いうちにここら辺の作品を用いて物語類型の変遷と社会の関係を探るエントリ--なぜ、「ある日突然現れた女の子と○○し始める話」が近年多く見られるのか?--を書こうと思っているからです。

閑話休題

いずれにせよ、共同討議に参加した際の雰囲気から言えば、なかなか興味深いものが出来上がっているのではないかと思います。では、ここでぼくの小説の紹介をしておきます。

  • タイトル
  • 筆名
    • モリノキツネ
  • キャッチコピー
    • わかりあうつもりのない2人による...いや、なんでもないです。

ネタですと宣言しているかのようなタイトルとキャッチコピーですが、特にそういうつもりはありません。ここからは、いくつかの文脈を読み取ることができるように書いています。それはあからさまなものもあれば、おそらく分かりにくいだろうものもあって、色々です。そして、それらの糸が結ばれている点にぼくたちの社会がある。これは、そんな小説です。

以下、まとめです。

D

最後。「モリノキツネ」が書く小説の一例を提示したいと思います。ファック文芸部で1年ほど前に公開した作品です。今回の作品とは一切関係ありませんが、ふだん批評ばかりのぼくがどんな小説を書くのかを量る目安になるかと思います。

というわけで、興味を持たれた方はぜひ文学フリマまで。当日はぼくも会場をうろうろしてゼロアカの同人誌を買ったりしていると思います。

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