archives
社会/文化・サブカルチャー/ポストモダン | 初音ミク消費論 | フィクション/キャラクター論 | ライトノベル表現論 | 個別作品論
2009-12-07
昨日の文学フリマを振り返って
既報のとおり、ぼくも参加したBWNでは、8p Orihon Maker - PDFで誰でもかんたんに折本が作れるウェブサービスで作成した折り本をブースに大量に並べ、頒布しました。BWNのメンバーやその知人に限らず、来場された方が持参された折り本もたくさんあったし、折り本メーカーで作成された折り本と折り本を物々交換したりといった試みも想像していた以上に活発になされたように思います。その光景は、文学フリマというマーケットプレイスの上にもうひとつ別のマーケットプレイスのレイヤーをかぶせた、とでも表現できるものでした。ほんの少し言葉を変えて表現すれば、文学フリマという生態系の中に、もうひとつ異なる生態系があった。そんな雰囲気をいくらか感じさせるものでした。そして、文学フリマという生態系の中にまた異なる生態系を演出するという試みには、それなりの可能性があるのではないかとも感じました。
というわけで第9回文学フリマは非常に楽しい創作とトライアルの場になったと思います。まさぴさん(id:masapguin)、本当にお疲れ様でした。折り本メーカーのこれからのアップグレードも期待しています。
なお、残った折り本は番組終了後にスタッフがおいしくいただきました。
画像は虚構坂まよいさんの『三姉妹』。レイモンド・カーヴァーの短編みたい、という言葉を最大級の賛辞として。

