安岡秀徒君レース報告会@浦安

午前中髪を切って、ちょっと食料を用意して、午後から安岡秀徒君のレース報告会@浦安TOYOTA ZAP。シーズン途中で打ち切りになってしまった今季の報告を受ける。かなり不本意な状況下なので、参加者は旧くからのファンばかり。安岡君の多少歯切れの悪い報告を聞いた後、持ち回りで叱咤と激励と。私は「今以上の犠牲を払ってでも続けるつもりなのか」「やれると思っているのか」という2点だけを聞きたくて、でも一ファンとしての言葉を選んでいる間になぜか質問はしどろもどろに。それでも回答は確といただきました。

どんな状況であっても結果を出すやつは出す、という考え方はもちろんある。けれど、自分が流れに乗れない場所に拘泥する、あるいはそこから逃げることのどちらが正解かは、後になってから、しかも自分にしかわからない。

今年のトリノ・オリンピックで、結果的に荒川静香は金メダルを取ったけれど、金を取るまでの彼女の動向は、氷上での優雅な滑りに比べると、失礼ながら「なりふりかまわず」に見えた。コーチを換え、フリーの曲を二年も前に滑った「トゥーランドット」に戻し、さらにショートの曲までも直前に変更した。自分が一番実力を出せる環境を作るための、すさまじいまでのこだわりは、日本の他の選手を完全に上回っていたように思う。与えられた環境の中で頑張るというよりも、頑張れる環境を「オーダーメイド」する。

超一流の選手だからこそ、金銭的にも可能だったことだとは思うが、既成のラインが気に食わないというのなら、自分でその環境を作って行くしかない。それは、スポーツ選手であろうが、普通に仕事をする人であろうが変わらない。どうすれば、その環境が可能になるか。どこから金を調達し、自分をサポートしてくれる人材を集めるか。

という点で、まさに今、自分自身が苦労している(爆)。安岡君、「わがまま」だなんて言われないレベルまで、早く頑張って到達してくださいね。

報告会の後は、車に分乗して、6月に開園したばかりの浦安市総合公園へ。まだ一部のみの開園だが、芝生の敷き詰められた広い敷地は海に面して、遠く千葉や房総半島が見渡せる、お散歩には絶好のスペース。海沿いをホテルに売り払わなかったのは素晴らしい。

デジカメで適当に写真をぱちぱち撮って後で見直したところ、なぜかみんな大口開けて大笑い。ああ、あたしのお気に入りのストールがそんなことに。子どもには価値がわからないから...。「その写真、自分も見る権利があるはずだ」と思う方は、アルバムの場所を教えますのでご連絡ください。

その後皆で夕食をいただいて解散。しばしの別れを惜しむ。何があっても、それぞれの人生は進む。また、それぞれが良い状態で再会できますように。

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  • オンライン書店ビーケーワン:9.11の謎 『9.11の謎 世界はだまされた!?』成沢宗男著、金曜日、2006.9、ISBN:4906605176

資料

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