ここ2年ほど、公開エントリははてな、非公開エントリはexblogで使い分けているのだが、exblogのエントリが増えすぎて、どこに何を書いてあるのか、いちいち開いてみないとわからない。exblogは、そもそもエントリを公開していても、ブログ内検索が使い物にならず、そのことが早々に引っ越す原因にもなっていたのだが、2年経っても相変わらず状況は変わっていない。

仕方がないので、「非公開可」「非公開の状態でもブログ内検索可能」なブログを新たに探すことにした。かねてから好感を持っていたgooブログが非公開にもできるということで試してみたところ、「非公開」というのは、要するに下書きモードのまま置いておくということらしい。で、下書きモードの文章は、自分で読むにもちょっと表示がややこしい。ブログ内検索も効かない。残念ながら却下。

エントリごとに表示・非表示が選べるという点で*1このところよく目にするのが「Vox」。なんだかSNSの親戚らしい。それはどうでも良いのだが、とにかく、ブログ内検索ができるかどうか試してみることにした。デフォルトで付いてくる検索窓は、どうも、他人のエントリを探すためにあるようだ。却下。あと、異様に重いのも大きな減点要素。

最後にたどり着いたのが、「blogger」。こちらは、エントリごとの公開・非公開は選択できないので、一括非公開。「いったん公開にしないと、ブログ内検索はできないってことなのかな」と半分あきらめていたのだけど、さすがに検索屋さんの傘下にあるだけあって、ちゃんと引っかかりました。ただし、タイトル部分だけ。でも、それだけでも引っかかってくれれば、大いに助かる。タイトルに大まかな情報を上げておけば良いのだから。しかし、タイトル部分だけ、実は公開になっている可能性も捨てきれず。まあ、とりあえず、アクセスしてきても見られないなら構わないか。

blogger」は、重さの面でもストレスはないし、デザインもシンプル。「blogger」自体のコミュニティが無いのは残念。「Vox」みたいに、世界規模の新着エントリがあれば楽しいのに。

丸々英語のブログをいちいち探して読むだけの語学力はないけれども、短い外国語がティッカーで流れてくるのは、気分転換程度の軽い気持ちで楽しめる。実は、「Twitter」に加入したのは、「短い外国語が次々と」の楽しさだった。ところが、これはこれで私が使うには不満があって、非公開の行動記録として使用したくても、エントリの時刻は「2007年○月○日 何時何分」ではなく、「今から○時間前」という形式でしか保存されない。ほんとに刹那的なサービスなのだった。行動記録として使いたい向きには、「Timelog」(http://timelog.jp/public.asp)という亜流も登場したけれど、こちらは残念ながら日本語のみ。なんだか、いろいろ一長一短なのだった。

はてなでもう一つ非公開アカウントを取るのは、今のところ考えていない。サーバがダウンしたときに逃げ場がないから。ブログ内検索窓を自分で設置するのは、技術力がないので無理。

まあ、しばらくは、はてなbloggerで行くことになりそう。

*1:実はexblogにもこの機能はある。

書影をクリックするとbk1の紹介ページに、ISBNをクリックすると、はてなの紹介ページに飛びます。

資料

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  • オンライン書店ビーケーワン:東京が駄目なら上海があるさ 『東京が駄目なら上海があるさ(PHPビジネス新書)』邱永漢著、PHP研究所、2007.6、ISBN:4569691706