わが忘れなば

備忘録の意味で。タイトルは小沢信男の小説から。

バークレーには「ノーベル賞受賞者専用の駐車場」がある

 先日カリフォルニア大学バークレー校に行ってきたのだが、そのとき「バークレーの一番の名所だよ」といわれて案内されたのが、化学科の建物の前の駐車場スペース。

ノーベル賞受賞者専用」の駐車スペースだ。そんなん用意してもノーベル賞受賞者なんて一度に何人もいないんだからめったに使われないだろうし場所の無駄だろう、とも思ったけど、History & discoveries | University of California, Berkeleyを見ると、バークレーには 8 人もノーベル賞受賞者が在籍していて、個人も含めるといままで 22 人ものノーベル賞受賞者がいたのだそうだ。(バークレーの校友で受賞しているのは 29 人)それだけいれば、使うかもね。

特にノーベル化学賞は、今まで 11 人もとっていて、化学科はバークレーの中心的な存在なんだと聞いた(だから化学科の建物の前にあるんだそうだ)。
(このBerkeley's Prize For Nobel Winners: Free Parking : NPRという記事によると、化学科のほかにも物理科や経済学科の建物にもノーベル賞受賞者専用の駐車スペースがあって、合計五か所だそうだ)

何台かクルマが止まっていたが、ノーベル賞受賞者のクルマだったんだろうか、それとも勝手に止めてたのだろうか?