ソーセージとチーズ(3)

いかんいかん、写真がたまる。どんどん放出しないと後になったらゼッタイどうでもよくなる(というかもうすでにどうでもよくなりはじめている)。データを採取したものの処理せず埋もれさせてしまうことを、データを腐らせると言います。


ということで、また買い込みました、肉チーズ第三弾。今回は、Pecorino Sardoという固めのチーズと、Frankische Bratwurstというオーソドックスなソーセージ、Gewichtsartikel Wurst というベーコン、Knoblauch-Strackeというサラミです。

Pecorinoというのは、かなり固めで塩分多めの、端からぼろぼろ崩れていくような粘度の小さいチーズです。イタリア原産の羊の乳からつくられたチーズの総称で、保存用のため塩分高め、とのこと。とくにPecorino Sardoというのは、Sardinianというイタリアのブランド羊のチーズらしい、そこまではよく分からんわ。味はね、ちょうど今日お昼にカフェでパルメザンチーズをのせたパスタを食べて、それと同じ系統の味だと思いました。削ってパスタにかける感じです。まぁソーセージと一緒にパンに挟んじゃったけど。んまいです。


このやる気のないパンは朝ご飯です。この粗挽きソーセージが、Frankische Bratwurst。これはもう見たまんまの味で、特に言うことはありません。うまいです。ここではボイルしてありますが、かりかりにグリルしてマスタードたっぷりつけて食べたい感じ。カタカナだと、フレンキッシェ・ブラートヴルストと言うそうです、これなら覚えられるぜ。


さてさて、時代はやっぱりベーコンだよね、ということで、なぜかというと、スーパーでみつけた立派なシロいマッシュルームをどうしても食べたくて、ベーコンが必要だったからです。マッシュルームの為に、バターとニンニクまで揃えてしまった…。

あしまった、このベーコン名前わからない。お肉コーナーで切り出してもらったものなので、ラベルは単にwurstとしか書いてない。皮はしっかりしてるけど、かなり生っぽいベーコンなのが写真から分かるかな。これをニンニクと一緒にバターで炒めて、マッシュルームを投入しました。この料理、よく分かんないけど、どっかで見たような気がするから、たぶん名前くらいはあるんじゃないかな。ベーコンの肉汁と香りがマッシュルームの甘みを引き立てて、それはそれはおいしゅうございました。ただ、せっかくの白いマッシュルームが黒くなってしまうのはいいのか?

今回は夕食だったので、パスタを投入したんだけど、ない方がよかったな、味がぼけた。まだマッシュルームが半分余ってるから、バターたっぷりでもう一回挑戦した後、つぎはブラウンマッシュルームを試してみたいと思います。うふふ。


そしてリベンジしたサラミは、Knoblauch-Stracke。Knoblauchというのはニンニク味のという意味で、StrackeでAhle wurstの項目に飛ばされます。ドイツの伝統的なサラミで、”Old sausage”という意味だそうです。ということは!今までやれフランスだ、イタリアだってやってきたのが、Bratwurstとあわせて、ここにきて初めてドイツの食べ物にあたったんじゃない?やったね。こちらは残念ながら、料理の写真がありません。どうしていいか分からん。薄くスライスして囓ってはうめぇといか言ってますけど、なくなる気配がありません。だれかピザにのせる以外の料理法を伝授してください…。



ということで、なんとか順調に消費しております。思い切ってジャガイモ、タマネギ、ニンニクの常備に踏み切ったので、試せることが少し広がる感じ。人参買ってきて足してソーセージでポトフとかがいいかと思っているところです。


最後に、研究室の人が焼いてきて配ってくれたケーキ。チェリーのケーキが酸味がきいててすごくよかった。はじめて食べたかなー。