ダニエルは土を使うインテリアデザイナー
もしくは、土を使うアーティスト。

今年のフェステバルでは、4畳半程の壁一面に紋様を彫り込む作業を黙々としていた。
壁に向かい集中している様が実にかっこいい。
自分の信じる道をひたすら、突き進む創造者の姿勢とはこうあるべきなのだろう。
彼は誰よりも早く作業を始め、誰よりも遅く作業を続けていたのも印象的だ。

効率重視に、いかに早く作業をこなすかが問われる昨今。
私の働いている建築事務所も例外ではない。
モノ作りの思想もあったものではない。

自分も現状におぼれることなく、じっくりと作業をし一つのものを完成させる大切さを忘れたくは無い。