チャイニーズ・ランチ

 インのところでチャイニーズ・ランチをした。
今年やってきた中国語教師の若者たちは、二人とも料理が得意でお国自慢の家庭料理を作ってくれた。キャベツの野菜炒めと鶏肉とポテトの辛い揚げ物、コーンとひき肉の炒め物、それにキノコと野菜のスープ。普通、中国人の男性は料理が得意とのことで、いつも気軽に台所に立つらしい。ちゃぶ台に並べられた皿数を見て、
「すごいね!奥さんいらないね」と誉めると、「いや、要るよ。二人で食べるために」と笑う。
「そうね、料理は二人で食べたほうが、断然おいしいよね」とわたしも同意。
 それにしても、若者たちの食べっぷりはすごい。インも小さいのに良く食べる。中国人は何でもよく食べるから逞しいのだろうか。人口と食材の豊富さでは中国にかなわないだろう。中国は世界の工場と言われているが、いまや農場でもあるだろう。
「ねえ、虫食べれる?」と聞いてみた。「いや、食べれない」とのこと。「カエルは?」と聞くと「中国では食用カエルを食べるよ。おいしいよ!」とのことだ。日本でも食べる地域もあるだろうね。