3年生「作文」


 文章構成を教えている3年生。
コピーではなくオリジナルの文章を書くようになったが、最後のまとめがわからない生徒が数名いる。なかにはサンプル文章をそのままコピーし名詞だけ変えたのもあり、ったく.....と渋くなる。まあ、サイトの自動翻訳よりは添削に悩まないのでいいかな?


 話すことと書くことは違う頭脳を使うから、話せるから書けるというものではない。
書くためには、頭のなかで置き換える作業が必要だ。そして、書きたいことを表現するには語彙と文法を知らないと文の組み立てができない。


 日本語は修飾語がされる語の前後どちらでも意味が通じる。
メールをもらって、あれ?と思うことや、新聞を読んでどっちの意味だろうと思うことがある。
 山旅本を執筆中に、修士論文を書いていた山友に草稿を読んでもらった。彼の指摘も修飾語だった。勧めてくれたのが本多勝一の「日本語の作文技術」で、わかりやすい文章を書くということに徹底している。


 今、パソコンのワードを使っているから段落/構成がしやすい。
パソコンを使って作文を書いている生徒が数名いて、書いた文章をコピー&ペーストで段落を作ることを教えている。タイの生徒は構成ができないというけど数ヶ月でできるようになったね。