色の三属性


 色は色相/明度/彩度の三つの属性から成り立っている。
色相は赤/青/黄色などの色味のことで、明度は明暗のこと。彩度は色の鮮やかさのことで、トーンとは明度と彩度を組み合わせた色味のことだ。


 これが時々こんがらかる。受験生がするのを見ていておもしろそうだったので、モノクロ写真の明度を色相に置き換えて作品を作る練習をしている。
 暖色と寒色の折り紙を切って、色の濃い順に並べてコピー機にかけると明度がわかる。暖色/寒色の二つに分けると明度を間違えることはないのだけど、混ぜて並べると間違える。濃い色が意外と明るかったり、薄い色が濃かったりして順番が合わないのだ。


 モノクロ写真の明暗に合わせて色紙を切って貼ると、どうなる? 高校生はけっこう面白いものを作っていた。
で、わたしもオードリー・ヘップバーンの「ローマの休日」のワンシーンに色紙を切り貼りしている。
 ーーー気分は小学生で楽しいわ〜!無心になれる。