消しゴムハンコ


 テキスタイルの授業。「世界はリピートで成り立っている」との講義。フラクタルというんだそう。
一つの型をつなげて模様を構成する、四方送り(型染め)というのをしている。
 そこで、登場するのが消しゴムハンコ。一つのパターンを4通りに押せるような模様描いて、5センチ角の消しゴムに転写し、デザインナイフで彫っている。


 模様をつなげるのは難しいので、アフリカのお面を彫っているが、ゴムなので弾力性があり、カーヴと丸がきれいに彫れない。
それで、思い出した。昔、小学生のころ彫刻刀を使うのが下手だった。
 案の定、消しゴムはボロボロになってしまい、丸が彫れないので削ってしまったら、顔がなんかおかしい。


「やり直ししよう!」と百円ショップで新たに消しゴムを買って、再トライ。しかし、同じところが上手くいかない。 机に座り続けたら、また腰が痛くなって中止。

 こんなのって、小学生でもできるんじゃない?ーーー自分の不器用さに愕然としたわ。