ジャパンカップ暫定出場メンバー発表

http://japancup.cyclingtime.com/team/index.html
上記サイトにて8/31時点での出場選手リストが公表されている。直前までどんどん変更していくのがこれまで良くあったし、まだ交渉をしている部分もたくさんあるみたいだけど、正直、ここ数年のメンバー発表時の豪華さは無くなってしまったような気が。
自分が覚えている範囲での話になってしまうので、間違った記憶があるかもしれないけれど、確か04年はかなり早い段階でクーネゴシモーニのダブルエース(しかも当時不協和音が噂されたチームエース2人というびっくり人選!)が来日する、とあった。結局シモーニの来日はキャンセルになったけど、クーネゴは予定通り来日、当時最大の話題となった(だってその年のジロ勝者・ロンバルディア勝者だしね)。03年はアスタルロアが当初予定に入っていたけど、世界戦優勝をきっかけにしてか、来日キャンセルとなった。何年だったか忘れたけれど、当初予定ではカサグランデがくるかも、みたいな年があった。

いずれにしても、毎年当初発表には目玉選手のような顔ぶれが必ずあったし、最終的な来日時点で人数が減ったとしてもそういうスター級選手が数名確保されていたのがここ数年の流れだったような気がする(スター級とはいっても、個人個人で判断基準が違うかもしれないので、まあここではあくまでも自分が思うスター級ってことで)。でも、今年の当初発表に関しては、ちょっとスター性に欠けるような印象がどうしてもある。ランプレなんかは、将来性の高い選手も来日するみたいだし、個人的には楽しみだけれど、大会としてのアピール性はクーネゴ来日なんかに比べると弱いと思うし、現時点で暫定メンバーが発表されているブイグテレコム、サウニエルデュバルにも同じような個人的印象を受ける。こうなってくるとケースデパーニュとディスカバリーのメンバー発表に期待がふくらんでしまうが、ディスカバリーはまだ出場自体を交渉中らしいし、そうなると過度の期待は出来ないよな。ケースデパーニュも、ジャーナリストChihoさんのブログの記事なんかを見ると(http://blogs.yahoo.co.jp/velochouchou/18608821.html?p=1&pm=c&t=2)、昨年のマンセーボ来日に匹敵するようなエース来日を期待するのは難しそう。
個人的にはビッグネームの来日をとらないのなら04年までのように6チーム来日を確保して欲しいな、という思いもちょっとある。ジャパンカップ暫定出場メンバー発表には毎年いろいろな思いを馳せるモノであるが、今年に関してはまだドキドキ感がちょっと薄い今の自分です。
まあどんな形であれ、ジャパンカップはお祭りみたいな感覚で楽しんでるので、開催自体がとても嬉しいことにかわりはない。あと一ヶ月、楽しみだなあ。

ジャパンカップに観戦チケット導入

http://japancup.cyclingtime.com/ticket/index.html
はじめて知ったときは正直びっくりしました。「ロードレース=タダで見られるスポーツ」が世界共通の認識だと思っていた部分があるので。とりあえずここではチケット制の是非について掘り下げるつもりはないけれど、ちょっと残念だなあと思うのは、以前このブログに書いたように(http://d.hatena.ne.jp/fuga_chi/20060730、「自宅の前に腰掛け、選手たちが通り過ぎる様子を眺めているおばあさんに対して、選手たちから元気に挨拶が飛ぶ。そういう様子を見つけるたび…」のあたり)明らかにロードレースのファンではない地元住民がなんとなく気になって観戦する、暇だから観戦するっていうチャンスが減ってしまうような気がすることだ。スタート・ゴール地点および、山岳コースが有料エリア対象ということなので、有料エリアは会場の奥まったところ限定と考えればこの心配は杞憂に終わるのかもしれないけれど、やっぱりロードレースを見ていて良かったなと思えるのは、特にこの競技に興味を持っていなかったような人がなんとなく来てみて、得した気分で帰っていくような様子が伺えた時なので、そういう部分は大事にしていって欲しいなと思う。