同期オブ同期

高崎は遠かったです。VITA買って良かったクマー。

ある程度伝聞と予想により、いつも(特に他のイベントと比較して)
バインもトライセラもテンション高いとは思っていたのですが、
それでも予想の斜め上でしたね。

MCで「良いライブにしたい」を連呼するなんて思わなかったし、

田中

「97年デビュー組は今はおらん人たちも含めてたくさんいるわけですが、
 僕らはいわば同期オブ同期ですよ。」

(デビュー当時は一緒にツアーを回っていたが、
その後はがっつり対バンはなかったと振り返り)

「不思議なもんで、こうして対バンすると15年の隙間なんてスッと埋まりますね。」


「ではその15年前当時にやってたナンバーを」

「今のはアルバム・退屈の花収録"遠くの君へ"という曲でした」

「宣伝したった!」


「では新しいGRAPEVINEも見てください」

→YOROI

しっかりとセッションをキメてくれました。

KINGDOME COMEでやってた時が好きかなあ。

豚の皿のほうが曲としては好きだけども

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「去年は高崎来れなくてごめんなさいトライセラのお陰で来れました!」

「まずはTRICERATOPS15周年ということでおめでとうございます」

トライセラが15周年ということはGRAPEVINEはー?」

15周ねーん!おめでとー!

「よー知ってるなー!年がバレるぞ、この年増ども!」

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「ま、でも、15年続けてこれたこともそれはそれで凄いですが」

「15年支えてくれた年増どもがいてくれたからであって」

「感謝しなければならないと思っています」

「今、名言風の事言いましたけど冷静になって聞くと全然名言でもなんでもないですよ」


・覚醒

・MISOGI

・YOROI

・SATORI

・会いにいく

「アルバムイデアの水槽から会いにいく、という曲でした」

知ってるー!

「嘘つけ!w」

「じゃ、また15年前にやってたナンバーを」

・君を待つ間

・R&Rニアラズ

・HEAD

・FLY

「ホンマに楽しかったありがとう!」

「次はトライセラで存分に踊って!」

新譜からも3つに懐かシングルからのアッパーな流れ。
なんて言うか美しいセトリでしたね。

コアなファンは覚醒や遠くの君へ、
新譜だけ聴いてきた人にはMISOGIから、
俺みたいな半端者には会いにいくからの
怒涛のナンバーですよ。ニアラズ聴きながら
「HEADも久々に聴きてえなあ・・・おおおおお!!」

でした。ソロはニアラズで「お待たせしました!アニキィ!」と

HEADでのイサオスキー→アニキ→金やんだったかと。

数年前は「君を待つ間」の

「勢いはナシでさ抱き合いたいじゃない」

のフレーズが好きでしたけど、

やっぱり今は(今日でいえば)HEADですかねえ。

うるさいな彼女いないんだ 気にしないんだ

その方が色々あるもんだ うるせぇな

問題は何したいんだ 何をすれば

何に感動すればいいんでしょう
(全部「何」の前に「ォ」が入るのがお約束)

目を覚ませ、おっさん。

R&Rニアラズは

「あの子がやけにしつこいので」に変わってました。

下手じゃないのにイケませんと繋がらないじゃんw

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そしてTRICERATOPS!

GOING TO THE MOONで既にフロア跳ねまくり。

「バイン昨日もだけどさ、凄いサービスじゃない?」

 イメージとしてバインはそういうサービスしないと思っててさ

 どう、このイメージあってる?どう?」


「さっきも15年前つってボボボボ、ボンボボ・・・」

すかさず林が君を待つ間のベースライン、

ハミングで歌う和田唱

「あれが聴けたのも俺らのおかげだよね」


「でもさ、昨日は"スロウ"やったんだぜ?」


観客絶叫わろたw


「だからさ、俺たちも負けてられない。昨日を超えます!」

Silly scandalみたいな激しいナンバー中心だったけど、

「バラードやりますけど、

 俺らのバラードはこう(無表情で直立のポーズ)じゃないから。

 わかってると思うけど、好きなように踊って!」

シラフの月、好きですので嬉しかった。

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WARPもあえてベースから始めませんでしたね。

これもエネルギヤ並みにグッとくる詩です。

いや、別に付き合ってなくてもグッとくるんです。

「精一杯 人生絶好調な素振りを 考えたディスプレイの前」

とかね。

でも山中さわお

「キミには消したい過去だとしても僕には宝物のエネルギー」

と歌うのに対して

「君にとって あの頃はもう
 誇れるくらいの思い出になってるんだって」

とする和田唱。面白いよね。

「俺らも15年前にやってた曲やるけど、

 これはサービスになるのかな?」

「ヘヴィな感じで・・・」

「ん?今ヘヴィつったらなんでフゥー!?

 ヘヴィが好きなの?w」

→MIRROR、ソロは当然マキシマムに。

ヨシフミと林のソロ合戦もあったよ!

亀やんのリクエスト!って普通に
ラズベリー始めたのは笑ったけども。
(結構イントロで溜めがちだから)

本編ラストはトランスフォーマー

当然というか皆さん濃いファンなので
ウォーウォー合唱余裕でした。

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アンコールで出てきた和田唱

「ありがとう!なんか、本当にロマンチックだよね」

会場ざわついて

「なんでだよ!ロマンチックだろう!?」

「15年続けてきたおかげで、今日出会えた人もいる。
 ロマンチックとしか言いようがないと思う」

「それを歌で伝えたい」

→if

「俺らさ、15年ずっと3人でやってきて」

「そっち(観客から見て左)に林、ここに俺(観客から見て右)、

 ちょうど真ん中の後ろにヨシフミ。」

「でもさ、たまにはこの真ん中に誰かを置きたいんだよね」

「呼んじゃっていいですか!」

田中和将ー!!!!!」


黄色いトライセラTシャツで出てきてワダショと抱き合う田中。

田中「ホンマ良い夜ですありがとう!」

  「もう、ラズベリーとか聴いて泣きそうになってまって、」

  「トランスフォーマーの合唱、みんなメッチャ綺麗で
   また泣きそうに・・・」

  「ホンマにありがとうなー!!」

さっきの年増呼ばわりするドSどこ行ったんだwww

田中「ロマンちっくだろう?」


吹いたwwww


それから田中とワダショでなんかスペシャルなことをしようと
メールで打ち合わせた話などの後、ビートルズのカバーへ。

和田「OKポール?」

田中「yeah,ジョン」

このやり取り都合により(歌詞が来てなくてワダショが止めた)
二回みたけどオチはジョージの林なんだよねw

そして退場。微動だにせずダブルを待つみんな。

果たして出てきたのはアニキと亀やんと林!

林「この組み合わせはレアだよね」

 「行きますか!」

多分ストーンズだったと思います。

このセッションに合わせて飛んでくる

田中、ワダショ、ヨシフミ!

マラカス振ってフリが適当なヨシフミが愛しく、

ひたすらキースよろしく煽る田中が眩しく、

アニキとワダショのソロ合戦が熱く。


本当にみんな、ステージもお客さんも笑顔で。
そうだな、バスターズ向けに言うならオッサンツアーのアンコールの
ピロウズ怒髪天とかコレクターズのイメージだわ。

特にアニキがあそこまで笑いっぱなしってもう感動。

最後のあいさつでは金やんとイサオスキー(デジカメ持参)

合流でお辞儀して終了。

田中「最高の二日間でしたー!」

和田「GRAPEVINEと俺らは信用していいと思うよ〜!」

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これはもうフェスではないだろうか。

同期オブ同期。高崎に(あるいは長野でも)

奇跡の夜は確実にあったのでした。

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僕らは限られた時間を塗り替えなきゃダメ

引っ越しだ

目を覚ませ ウォマン もうウインターセール?

挨拶はベッド そんな 簡単MY HEAD

(HEAD/GRAPEVINE)


WARP! Ready To WARP! 突き抜けろ まだ未知のステージへ
WARP! Ready to WARP! 連れてくよ あの笑顔も

(WARP/TRICERATOPS)

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6時にホテルを出ないとレベルですが、知らん。

これを書かないで早く寝ちゃうぐらいなら

高崎まで行くわけねーだろ!

眠いじゃない いつからだ?

寝不足じゃなきゃ ノーノーR&Rじゃない