Haskellの初心者向け参考書
今日はJRubyは少しお休みして、Haskellについて書きます。
Haskellは関数型言語の雄として、さらに難しいことで有名ですが、最近Haskellに触れる機会があり、本格的に勉強してみようと考えています。
そこで、Amazonで検索して、評判がよさそうだった本を買ってみました。
ふつうのHaskellプログラミング ふつうのプログラマのための関数型言語入門
- 作者: 青木峰郎,山下伸夫
- 出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ
- 発売日: 2006/06/01
- メディア: 単行本
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ちょっとWebでHaskellを調べてみたときは、なにやらまるでわからなかったのですが、(何しろ関数型言語に触れるのは、ほぼ初めてのようなものだったので)この本に従って最初からやってみると、どんどんとHaskellの内容が頭に入ってきます。
著者はRubyなどの著作で有名な青木峰郎さんで、山下伸夫さんというのは、日本のHaskell界隈では有名な方、なのだそうです(モグリか、と言われそうですが。。)
今まで私は、C++やJava, Rubyなど、オブジェクト指向言語しかほとんど触れてこなかったため、無限リストや遅延評価、など全く新しい概念でプログラムができる、というだけで感動してしまいます。(著者の青木さんも、遅延評価に感動してこの本を書いた、見たいなことを書いてらっしゃいましたね。)
まだこの本も途中までしか行ってない(だからまだモナドがなんなのかさえわかっていない・・でも、わからなくても楽しく読み進められるところが、この本の一番すごい点だと思います。)のですが、そのうちHaskellを使って、私の本業で開発しているような、デリバティブ商品の評価ロジックなどを書いてみたいと思っています。おそらく、C++と比べてびっくりするほど綺麗に書けるのではないか、と、かなり期待しています。