本郷

三原バイパスを過ぎた辺りから、国道2号線は走りにくく、こんな街道はないという思いと、エスケープの意味で、山側にそれたのはいいが、畑の中まで進んでしまい、大失敗。
いくつかの資料の通り、国道が街道を潰して作っていることは、間違いないようだ。
国道の例に加えて、ここには街道を示す標識や、それらしい建物に関する説明書きが、一切ない。切なすぎる。
さて、雨は小休止なのか、天気が回復する傾向なのか、判断むずかしく、レインウェアはそのままにしておく。

激坂

国道2号線が上下別ルートになる辺りから、旧山陽道も、本格的な坂道となった。
何でもここ、十五度もあろうか坂、今立っている薬師橋、国道を横切るいわゆる歩道橋えのため、必要以上に登らされた。
暫し、ブログ更新しながら息を整える。

道標、そして峠

国道2号線の北側に、「左呉道、右広島道」という、道標がある。今ここに、東広島と呉の間に自動車専用道が造られているから、歴史は繰り返す、と言ったところ。
ここをあえて右に行き、旧山陽道の雰囲気を体験することにした。
舗装はしてあり状態はかなり良いものの、林の中を走る寂しい道。三百三十メートル上がり、二百五十メートル下がる峠道。
もうないよな?

四日市

まぁいわゆる西条。
この前来たばかりにより、隣の賀茂鶴酒造さんの風景。賀茂鶴さんと、本陣とのいわれ云々は、後でPCで打ち込むかな。
ちなみに、酒祭りは来週につき、今日は造り酒屋さん周辺もかなり静かである。

八本松

どうせ史実通り走行出来ないのなら、息苦しい国道2号線を外れて、山陽本線に沿う県道46号線に向かう。
踏み切りを待っていると、上下線貨物列車が通過する。悪名高き八本松の坂を、前後機関車を繋げて走る。心の中で機械に向かって、頑張れとはげました。
倒れそうな道標、此れ、国道、泣かせます。

海田市

恥ずかしながら、つい最近まで、こんな細い道の事や、ここに宿場があった事を知らなかった。
まずは、身の回りに昔の交通の要所があった事を、我々が意識する事が大事なんじゃないかと思う。