琥珀色の戯言 このページをアンテナに追加 RSSフィード Twitter

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2008-06-19 ブログを書く意味/おやじ文庫

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赤枕十庵失踪事件(過去ログ消す罪と、ブログを書く意味)(by 他人の不幸は蜜の味(6/17))

僕は赤枕十庵さんと直に接したことは(たぶん)なかったので、「閉鎖と過去ログ消去」の理由については言及しようがないのだけれど、↑のlstyさんの文章の

 だから繰り返しになるけど、書き続けることですよ。ありがちな言い回しになるけど「ブロガーの生き様をweb上に刻む」ってことですよ。くだらないことでも、それが若者にとっては参考になったり、誰かの生きる糧になったりするかもしれないでしょう。

 ブログを書くっていうのは自分の人生をアーカイブ化する、検索可能にするって事ですよ。それは誰のためかというと、まずは自分のためなんだろうけど、やっぱり他人のため、とりわけて若者のためなんじゃないですかね。

 いやそうはっきり書くとめんどくさくなるけど、実のところそうなんじゃないか。

 という記述に胸を打たれたので、紹介させていただきました。

 僕にとって「ブログを書く」というのは、「人類の(というのは大風呂敷で、日本語で書いているかぎりは、せいぜい『日本人』くらいが対象なのでしょうけど)叡智という巨大な図書館の片隅に、自分が書いた本を1冊、そっと置かせてもらっているような感じ」なのです。

 この巨大な図書館で、誰かが手にとってくれるかすらわからないし、「役立てて」くれる人なんて全然いないかもしれない。でも、その本は、とりあえず「そこにある」。

 本はいずれ朽ちて捨てられてしまうだろうけど、手に取ってくれた人の中に、ごくごく微量でも「何か」を遺し、それがなんらかの形で未来に繋がっていくかもしれない。

 ささやかな自惚れですが、僕にとっては、これは、数少ない「存在証明」のひとつなのです。

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おやじ文庫 (ビームコミックス文庫)

おやじ文庫 (ビームコミックス文庫)

あの『おやじの惑星』(1991年刊)のリニューアル文庫版。

しかし、エンターブレインも、いちばん桜玉吉初心者にわかりやすそうな『幽玄漫玉日記』の文庫の次がこの作品とは……

全編、不条理なシモネタ(エロス、というより、なんだかとても読んでいてせつなくなるような)に満ち溢れていて、あの『しあわせのかたち』と並行してこの作品が描かれていたのかと思うと、なんだかとても感慨深いです。

玉吉さんファン以外にとっては「何これ?」と言われる可能性が高い本ですし、オススメするのも難しいのですが、とりあえず、「ああ、玉吉さん生きてるんだなあ」ということがわかっただけでも僕は嬉しかったです。