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グラフと方程式で学ぶ外国語 このページをアンテナに追加 RSSフィード

2009-05-06

外国語能力は母語能力を超えられるか

 

前回と同じようなグラフですが、X軸を母語(我々であれば日本語)、Y軸を外国語としています。

 

外国語学習本の多くの本で、「外国語能力はその人の母語の能力を超えることはできない」と書かれているのを見かけますが、その根拠が書かれているものにはお目にかかったことがありません。

 

グラフで言えば、Y=X の直線の上の部分に行くことはできないということになります。

 

これは感覚的には正しいような気がしますが、本当のところはどうでしょうか。

 

「能力」の定義をはっきりさせないと議論はいつまでもモヤモヤ状態でしょう。

 

例えば海外の大学に進学してそこで自分の専門の研究を行った場合、日本語では知らない専門用語をたくさん覚えます。よって語彙の観点からは(少なくとも専門用語の分野に於いては)外国語母語の能力を超えることはあるということです。

 

あるいは、英語を身につけた人の日本語は理路整然としていて分かりやすいと良く言われるのは、(外国語能力とはちょっと外れますが言語活動の重要な部分と言える)論理的に説明する能力を外国語で身につけて、それが母語に影響しているケースだと言うことができるでしょう。

 

発音が母語に引っ張られて外国語ネイティブのようにならないというのはちょっと違う問題だと思います。(そもそもネイティブのような発音にすべきものかという議論もあるでしょう)

 

新しい単語の意味・概念を母語に引き寄せて理解する部分は多いので、母語の制約から離れてどんどん拡がっていくことは考えにくいですが、いずれにせよ定義をしっかりした上で議論すべきテーマだと思います。

 

 

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外国語大好きおじさん外国語大好きおじさん 2009/05/07 03:49 僕も「外国語の能力は決して母国語を超えることはない」という議論には、未だに納得できていません。

例えば英語を学ぶ時に、必ず英和・和英辞典を使い、日本語を介在させて勉強しているのなら、そういう議論がある程度は成り立つかも知れません。

でも、英語の上級学習者が、英英辞典を使って英語を英語のまま学んだ場合は、日本語の能力という制約を受けなくなるので、日本語の知識に関係なく英語力を伸ばすことが可能になります。そんな状況では、英語力が日本語力を超えることも当然ながら想定できるわけです。

誰がどういうアジェンダを持ちながらこういう母国語による制約論を唱え始めたのか分かりませんが、少なくとも僕は信じていません。

fujishimafujishima 2009/05/08 00:17 「外国語能力」の定義については、この段階ではモヤモヤさせて置きましょう。
そもそもここに書いているグラフも敢えて定義が曖昧なままで情に訴えているモノですし。
 
語彙の観点からは分かりやすいですが、他にもいろんな観点から考える必要があるでしょうね。
 

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