再生医療と出生率

先日の日経の記事から気になる2つを。

再生医療の早期実用化を狙って規制緩和の検討
先日のニュースをテレビで見てとても気になってました。
「左心低形成症候群」という病気での話だったのですが、
移植しか助かる道がない子どもは、日本ではほぼ生体部分移植が適応されます。
しかし再生医療を利用すると自分の細胞から正常な臓器が作り出せるそうです。
そうすると移植後の拒絶反応に苦しまなくてすむ。もちろんドナーも必要ない。

メリットが大きいので実用化に向け、日本特有の治験の遅さ、
10年ぐらいかかるところを5〜7年ぐらいにするとか。

う〜ん・・・1年ぐらいにしてくれないと間に合わないかもしれないのですが・・・

出生率1.39で横ばい、初産30.1歳で30歳超え
出生率に関しては15〜49歳の女性人口が前年比で20万人近く
減少しているそうなので数年の上昇傾向が止まったようです。

それにしても初産30歳超えは驚きました。
保育園でも自分たちが若い方に入ってしまうのでなんとなく感じてはいましたが。
晩産化は単純な話ではなく、若者の経済不安に起因している点も大きいようです。
若い世代の出生率が下がって、30歳以上の出生率が増えている状態。

合計特殊出生率を伸ばしても親世代の人口が減っているので
少子化に歯止めはかからないのですが、それにしてもこれじゃもっと悪化する。
ここにも今の若者の弱い社会の弊害があるのだなぁと。