古民家の記

いつも(!)「古民家改造工事」をしたい・・・誰かさんの代筆で(笑)ミーハーブログをしているkominka(ツマ)でございます。

麹屋さんと、酒蔵「千代の園」
   しっかり試飲している・・

 山鹿はあのあたりの中心地だったので劇場(八千代座)まで備えている街、みんなが取り入れ(稲刈り)が終わったころや年末には買い物に行ったりする「都会」なのだと思われるそして、酒蔵はどこの地方にも必ずあるのであった(笑)


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 さて。大工さん左官さん電気屋さんなどの奥様方を「来民くたみ文庫」へと案内する前夜、熊本市に出版祝賀会に出た帰り・・という吉岡威夫さんがわざわざ挨拶(打ち合わせ)に来てくださり翌日の見学(授業)の話をしたのだった感謝! 高校の正門(マイクロバスを止めさせてもらった)で待つと言われ、朝の9時からお勉強。もちろん一筋縄ではいかん職人のツマたち(笑)賑やかに「授業」はいっちょんきかんで(方言。ちっとも聞かないで)「あれ?見たことある。うちにもあった」だの「あれなんですか〜?」だの授業の組み立てに全く関係なく(笑)話はそれていくのだった・・・そこはさすがに吉岡先生、うまく導いてくれるのではありますがうふふっ。


「来民くたみ」という場所にある「来民文庫」 

右、吉岡先生(高校の社会の先生だった)矢印は不肖kominka(ツマ)



 数年前に八千代座に玉三郎を見に行ったときに初めて見せてもらい、うちの古民家改造「見学会」に案内したりアジア美術館での展覧会を教えたり・・・仲よくさせていただいているのだが、あまりに膨大な資料でそれを個人で整理しつつ公開してあるしかも、毎年チベットやら中国の奥地・少数民族のところにツアーを組んで出かけてあり、これはもう「宣伝」してあげないともったいなさすぎ! と。どうぞ熊本(山鹿)方面へ行かれたときはぜひ、見せてもらってください。

「来民文庫」
ところ 山鹿市鹿本町来民2034
入館料(というか、お茶接待代)一人おとな500円、子ども無料。
※電話で予約されてくださいね。
0968−46−2659 
http://www5.ocn.ne.jp/~kurumin/F2.htm


山のような「農具」(アジアのもあった)

 日本の鍬は「四角」だけれど、中国のは村のかじやで「丸く」叩いているらしい。



これまた膨大な「かすり絣カスリ」
 筒描き
 40年ほど前から「ボロ布」屋さんから「うえす」にするために集まったのを買い受けて、収集して来られたものの集大成が「絣蔵」に収められているのだった、そりゃあもうすごい量。

「どんざ」ファッションショー

 そして「母屋」(蚕を飼うために明治初期、福島県から学んで冬でも22度を保つ家に大改造して・・・)にて、大きなあんこ餅と手作りのお漬物をいただいたのだった。ごちそうさまでした〜〜〜♪♪

 こうやって怒涛のような(笑)珍道中は無事終わったのだったさて、田舎はお彼岸のお客さんもぽつぽつあるので・・・・・みなさまもよい連休をおすごしくださいませ。