つれづれ

SONY ウォークマン Eシリーズ 4GB ブラック NW-E016  BM

SONY ウォークマン Eシリーズ 4GB ブラック NW-E016 BM

これ。
ちょっと聴いてみたのでレビューしてみる。
前使っていた、サムスンのYP-C1Zは、ビクターのカナル式イヤホン(実売4000円くらいのヤツ)を使って聴いていたけれど、ソニーのこれは付属のイヤホンで聴いてみた。


前使っていたサムスンに比べて、音質は明らかにクリア。
サムスンS/N比は85、対してソニーは公開されていないけれど、明らかにノイズは少ない。
音そのものに透明感があるように思える。
まるで、アーティストが耳元で歌っているような。
周波数特性がサムスンよりも広いのか(サムスンは20Hz〜20kHz)、あるいは、悪名高いソニーの高音を改善すべく、クリアによく鳴るようにチューニングされたのか。


ちなみにこの機種、S/N比や周波数特性など、選ぶ際に決め手になりそうなデータが公開されていないのはちょっとどうかねぇ、と思う。


僕は、一つのアーティストのアルバム数枚を連続して聴く、というスタイルが多い。例えば、アーティストAのアルバムa、cと、アーティストBのアルバムb、dがプレイヤーに入っていたとすると、a→c→b→d、と聴きたいのだ。


使い勝手ははっきりいって悪い。
まず本体。
サムスンは、USBメモリと同様にフォルダをそのまま突っ込むだけでよかった。アーティストごとにフォルダを作って、その中にアルバムごとのフォルダ・・・と直感的にわかった。
このソニーは、MP3ファイルの詳細情報にあるアルバム情報やアーティスト情報を読み取っているようなので、直感的にわからない。
また、この管理方法では、「シングルCDをまとめて一つのフォルダを作って、それをアルバムCDと一緒に置く」みたいな管理が出来ない。また、オムニバスのCDではアーティストごとにバラバラに配置されてしまって、一枚のアルバムとして聞くことが出来なくなってしまった。


ボタン操作では、早送りは一曲ごとかアルバムごとの早送りは出来るが、アーティストごとの早送りが出来ないみたい。(設定によっては出来るみたいだけど、アルバムごとの早送りと曲ごとの早送りをHOMEボタンで切り替える設定にしてあるとアーティストごとの早送りが出来ないっぽい)メンドクサイ。


まとめて言うと。
アルバムの名前順に並べるような設定にすると、a→b→c→d、という順に、アーティスト名関係なく、アルバムの名前順で再生されてしまう。ただし、この方法なら、オムニバスCDもアーティストごとにバラバラにならずに聴くことが出来る。
アーティストの名前順に並べると、a→c→b→d、というように、僕が聴きたいように聴くことができる。でも、オムニバスCDはアーティストごとにバラバラに管理されてしまう。


これを防ぐには、アーティストもしくはアルバムの名前のアタマに「01-」などと番号を振っていくしかないかもしれない。コレならば、アルバムを除いてシングルCDだけをまとめて聴くことも出来そうだ。
GW明けにはこの作業をやることになるだろうか。


ソフトも使いにくい。
なによりも、一枚のオムニバスアルバムなのに、アーティストの名前がMP3の詳細情報に書き込まれていると、一枚のアルバムとして管理されない、という問題がここにも出てきてしまう。


でもまぁ、音がそこそこいいみたいから仕方ないかね。