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2017-08-20 ニューヨークから世界最高の眼科外科医が発信する

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ニューヨークに出張中です。前回の南アフリカと違って、自宅に滞在なので気は楽です。写真は、我が家から見たセントラルパークです。

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今日は土曜なので、セントラルパークのシープヤード(昔、羊の放牧場だったのでこの名前)の芝生には、多くの市民がくつろいでいます。しかし、因みに僕は仕事でした。この近所はビルがどんどん高くなります。建設中のビルは、どうやら全米一の高さになるそうで、500メートル以上になるようです。ここも58階ですが、横の新築ビルの高さが分かりますね。

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出張中に23日にフジテレビで私が放映されますが、残念ながら自分では見れません。

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さらに、30日には、新しい本が主婦の友社より上梓します。「一生よく見える目になろう」です。アマゾンでも予約ができます。

女性の皆さんに、特に主婦の方達に話伝えるように書きました。主婦の方達は自分はもちろんですが、子供さんや、ご主人やご両親の目の心配もしなくてはなりません。とくに、子供さんは目に異常があっても小さすぎて異常を訴えません。ご高齢の両親もそうです。異常を見過ごすのです。主婦の方々は、お子さんやご両親の目の異常を察して見つける必要もあるのです。この知恵を私の本から学んでください。

子供さんやお年寄りがいつの間にか目が悪くなり、失明でもしたならば、どんな恐ろしいかが想像できますか?私の本で学習し、目の病気の早期発見をして、最高の目の治療をしてください。

いまや、平均寿命が90歳時代です。すぐに100歳まで伸びるでしょう。でも、目の寿命はせいぜい70歳です。さらに、想像以上に子供さんの目の病気は多いのです。ぜひ私の本を読んで、生涯最高の視力を保つヒントを得てください。

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世界最高の眼科外科医を顕彰する制度の、クリチンガー・アワードにアジア太平洋地域で初めての受賞者に選ばれました。我々の施設が、アメリカヨーロッパを抜いて世界最高の眼科手術治療を行っているのが、世界最高の権威として認められたものです。

2017-08-10 新たな眼科の本です。最高の眼科を平易に理解しやすく書いています

8月30日に、主婦の友社より、私の新刊が上梓します。

本の題名は「一生よく見える目になろう」です。

この一般向けの眼科本は、特に女性に向けて語りかける内容の本です。

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女性はご自身だけでなく、お子さんや、ご主人やご両親など家族皆を面倒見なくてはならない大変な立場です。

特にどの世代も目の病気はあるし、お子さんの目の病気をしっかりと面倒見なくてはならないのです。

ぜひその際にあわててパニックにならずに対処できるように、この本をお読みください。

2017-08-09 世界一の眼科外科医に贈られるクリチンガー・アワード受賞

7月26日から30日にかけて、南アフリカダーバンに世界中から代表的な眼科外科医が集まっております。今回の大きな特徴は、世界最高の眼科外科医を表彰し、特別講演会を行うクリチンガー・アワードを受賞に、世界11人目の受賞者として私が選ばれました。今回、この記念講演を行いました。

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この写真は、クリチンガー・アワードの授賞式のものです。昼間は受賞記念の講演会があり、夜は表彰式とディナーパーティーでした。

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世界中から集まった、世界有数の眼科医の中での授賞式は大変な名誉でした。今後も頑張れよという、世界中からのメッセージととらえ、さらに多く目を救うべく、世界最先端の眼科外科医である為の努力を続けます。

それにしても、世界中から集まった、各国では最高の眼科外科医といると、自分のやってきたことが王道であり、全くの正しい正義であることが分かり、感動しております。

2017-01-01 世界最先端の手術法と機械は日本ではまず初めに深作眼科に入る

川尻選手の結果は残念だったようです。相手が世界一の柔術一家のグレーシーだったのですが、健闘したことをほめたたえるべきでしょう。

川尻選手の偉さは、後輩の格闘技の選手が網膜剥離になると深作眼科を紹介して、世界最高の治療を受ける機会を、網膜剥離になった選手に与えることです。

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この写真は、私がアメリカにくる前々日に手術した格闘家網膜剥離への手術です。

この方法ですが、良く見ると変わった色眼鏡みたいなものをかけているでしょう?実はこれは3Dの立体メガネなのです。目の前のモニターは特殊な4K画像で、手術の様子を立体的に写しています。私が手術をしているのですが、顕微鏡をのぞくのではなく、このモニターの立体画像を見ながら手術をしているのです。

これは、ドイツで開発されたもので、これが、いま世界最先端の方法です。このような方法はかなりの上級眼科外科医にしかできない方法です。メーカーも良くわかっていて、日本では最初に深作眼科に導入して、私が日本での一番最初の症例を立体画像で手術しているところなのです。

世界最先端の方法は日本ではまずは深作眼科で始まるのが世界のお約束です。つまり、深作眼科にくる患者さんは、つねに世界最先端の技術と設備の中で治療できるのです。

もちろん、この格闘家網膜剥離は完璧にすぐに治りました。この選手も1か月すればまた運動ができるでしょう。

2016-12-30 網膜剥離を完全に治せるのは深作眼科だけと格闘技選手が証明

網膜剥離など他人ごとと思っていると、ご本人や子供さんが野球のボールが当たったりサッカーでのヘディングで小学生や中学生が網膜剥離になることがよくあります。アトピー性皮膚炎の子供などは目を掻いたり叩いたりするので、10代での白内障網膜剥離は非常に多いのです。日本では網膜剥離の手術に子供にバックリング法を行うのが普通です。でもこれは先進国ではまずは行わない方法です。私はバックリング法の開発者のハーバード大のスケペンス先生から直接ボストンで習っているくらいで、バックリング法の名人でもあります。スケペンス先生は私がご自宅に遊びに行くほどの、個人的にも良く面倒を見てもらった方で、ハーバード大の網膜の主任教授でした。そのバックリング法の名人の私だからこそ、バックリング法の限界を知っています。そして、この方法は理屈に合わない方法なので、ドイツの仲間と硝子体手術法を開発したのです。アメリカで生まれドイツで改良した硝子体手術法が世界の標準になってきています。しかし、日本では20年以上遅れているのでバックリング法を受けてしまい、網膜剥離になるとスポーツなどの過激なことはできなくなるのです。今回、いかに最新の硝子体手術が優れているのかを、私が網膜剥離を治した格闘家の川尻選手が、今晩のフジテレビでの格闘家選手権でのメンイベントとして試合をします。このなかで少し私の説明も流れるはずです。網膜剥離に関心ある方は川尻選手の試合をぜひご覧ください。

12月30日の夜のボクシング世界戦には、私が網膜剥離を治して復帰し世界チャンピオンになった選手が、世界選手権防衛戦を行います。さらに翌日のフジテレビでは格闘技世界選手権もあり、これには私が網膜剥離を治した選手が参加します。

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12月31日に格闘技の世界選手権が放映されます。このメインエベントの一つの川尻達也選手がいます。ちょうど2年前ですが、選手は網膜剥離になり、T大学病院で旧来のバックリング法による手術を受けました。当然ながらまた激しい運動をすれば網膜は剥がれます。練習や試合で衝撃を受けて、再び網膜剥離となり、こんどはT医大で2回目のバックリング手術をしても治せないとなりました。そこで、今度は必死になり日本で最も良い眼科施設はと多くの人に聞いて調べました。当然のことながら、日本で唯一世界トップレベルの眼科手術を全ての分野で行っている深作眼科の名前を知りました。ちょうど2年前ですが、私が診察して、網膜が剥がれたままになっていました。2回も旧式のバックリング法で手術していた為に、難しい症例でしたが、慎重に手術を施行して完璧に網膜剥離を治しました。あれから2年経ちますが、川尻選手が現役の格闘技選手として活躍しているのを見ると大変うれしく思います。いまでも、時々経過観察に深作眼科に通院してますが、何の問題も無く視力も1.2出ています。

川尻選手の偉いところは、深作眼科で網膜剥離を手術して治したことを、自分のブログではっきりと述べていることです。しかも、多くの格闘技選手が網膜剥離になったときに、自分の経験を生かして、すぐに深作眼科に行くようにとアドヴァイスしてくれています。年末のこのフジテレビでのRINZIN放送時も、自らの網膜剥離からの生還した経験を話したいと、フジに掛け合って番組の中で、私にインタヴューした内容を、川尻選手の紹介時に放映予定です。彼は、自分の経験を隠すことなく、多くの人々を救うのに生かしています。

川尻選手は人間的に大人であり、礼儀正しく、実に素晴らしい選手です。彼のようなトップの選手が礼儀正しい団体は、多くのファンを大事にしているのだなと感じます。

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2016-12-26 この世に溢れる毒から子供を守るには。

Yさんから私のフェイスブックに投稿がありました。【マクドナルドの偉い方が以前なにかのインタビューで「ハッピーセットで子どもたちの心をつかめば、その子どもたちは将来ずっと購入してくれる顧客になる」と答えていたかと。

確かに儲けるための戦略なのでしょうが、子どもを健康に育てたい親としてよく考えなければと反省しました。】

とあります。これは重大な問題です。

私は答えました。

『こと、食品は経済原則で考えてはいけないのです。子供時代にジャンクフードに慣らされた人は、大人になってもそのジャンクフードの束縛から逃れなくなると言うことです。怖いですね。マックの社長は正気でそんなことを言ったのですか?もしも、これを覚せい剤に置き換えたら、アスカや清原の話とダブってきますね。子供は判断力が無いのです。親のあなたが子供を守らないで、誰が守るのですか?』

 怖い世の中です。薬も医療も、食品も、誰かの利益や権益の為にゆがめられているのです。もっと冷めた目で、疑いの目を持って注視しないと、より悪い裏の本音で生きている者達にいいようにやられてしまいます。

 さらに、ある方が、マクドナルドの食品について心配されていました。食は医食同源と言うまでも無く、健康に最も大切なものです。医療人は食の健康について、正しい意見を述べて、人々を啓蒙する義務があると思います。

私の経験を述べます。

マクドナルドのハンバーグを20年ほど前に食べたことがありますが、気持ち悪くなってすべて吐きました。これほど気持ち悪くなった経験は今までなかったので、今思い出しても食材の酷さが記憶に残ります。

いろいろな方の実験でも分かりますが、はっきり言って毒でしょう。完全な健康体の方が、実験でマクドナルドを1っか月食べてどうなるかを実験していました。完全な健康体が酷く不健康になり、血液検査は最悪になり、血圧も上がり肥満体になり、ドクターストップがかかりました。これはアメリカの実証番組でみた事実です

 皆さんが日常的にテレビにて、マクドナルドのイメージを良くしたり、いかにもおいしそうな期待値を高める広告を見ることが多いですよね。あのような高価なテレビ広告などで、期待値を高めるドーパミンを出すようなあざとい広告を打って、毒を食べさせるのですから、これは悪質ですね。

医食同源を待つまでもなく、対極にある毒物を食することの危険性について、もっと客観的な医学的なデーターを多くがとるべきです。

 広告費を使わないレストランでも、経済原則では、食材の原価は3割までが多いのです。マクドナルドは多くの高価なテレビ広告(30秒で一回数百万円ですので、おそらく収入の半分は広告費でしょう)を打っています。それでも利益が出ているのですから、想像ですが、食材の原価はせいぜいが1割でしょう。200円のハンバーガーなら20円ってとこでしょう。こんな原価でまともな食材を使うと思いますか?

最近、中国の毒としか言いようのない、床に捨てられていたチキンを、マクドナルドは使い問題になりましたが、現在の食材なども大差ないでしょう。

彼らは人々の健康など優先事項ではありません。金儲けしか考えていない企業の、しつこくテレビ広告を打つ企業がまともでないことなど、ちょっと理屈で考えればわかります。

子供をおもちゃで釣るなど悪質そのものです。子供に判断力はありません。おもちゃが欲しいならおもちゃだけ買うべきです。お母さんはこんな毒を、未来ある子供達に食べさせないように、きちんと管理してやってください。

ジャンクフード肥満糖尿病を起こすだけでなく、あらゆる毒物を身体に取り入れる、一種の毒への依存性を作ります。

 判断力の無い子供が、たばこ業界の巧みな広告で喫煙に誘導され、判断力の無い子供が、悪としか言いようのないタバコを吸うのも同じです。大人になり、タバコをやめたいと判断力が出てきても、ニコチン中毒になった身体は、悪の煙を吸い続けます。覚せい剤だけが悪ではないのです。なぜ、こんなタバコジャンクフードは野放しなのでしょうか?

悪に満ちた世界から子供を守ってやるのは、親であり専門的知識を持つ医療人であると思っています。

 我々医療人は、本来はなぜこの仕事を選んだのかをいつも自問すべきです。人々を救おうという崇高な使命感から選ぶはずです。ですから、あらゆる世の悪と戦わねば駄目なはずです。でも、現実にはそんな同志たちはごく少数派なのです。患者さんなどの支援が重要です。

世の中の歪みを皆の力で変えましょう。

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この文章を、アメリカで書いています。今日はアメリカクリスマスです。

世界最大の、モミの木を使ったクリスマスツリーがニューヨークロックフェラーセンターにあります。

2016-12-25 自閉症やアスペルガー症候群の治療にオメガ3などのサプリメント治療

自閉症の子供さんのサプリメントの質問がありましたので、私も専門家なのでお答えします。いま、アメリカに出張中ですが、海外から報告します。

実は自閉症の子供さんは、目を叩いたりの自傷行為も多いのです。目を叩くことによる眼外傷で起こる、網膜剥離白内障などの病気で多く来院します。その為に深作眼科でも自閉症の子供さんも多く診ます。

EPADHAなどのオメガ3とよばれる必須脂肪酸は、脳の発達と機能において重要な役悪を果たしています。一方で、この必須脂肪酸の脳内での不飽和脂肪酸が低いと、脳内の電気信号の伝達に使われるシナプス(脳内の配線みたいなもの)間の電気信号伝達に不具合が生じます。これも自閉症の一つの原因であろうと思われます。

この為に、米国自閉症アスペルガー症候群の多くの研究では、このオメガ3を子供に内服させています。この結果、学習能力や言語能力向上、社会性の向上など著しい向上がありました。

日本でしたら武田薬品のロトリガなどのEPADHAのあるオメガ3と言った、必須不飽和脂肪酸を毎日1回内服したらどうでしょうか。

私はアメリカの学会で、サプリメント医学的アドヴァイザーとして指導していますので、サプリメントの専門家でもあります。このオメガ3などのサプリメントの治療法は最近広く行われています。

このサプリメントについての話も私の近著である「視力を失わない生き方」(光文社新書)に出て来ます。

アマゾンでの注文は以下の通りです。

https://www.amazon.co.jp/dp/4334039596/ref=sr_1_1

2016-12-10 糖尿病、網膜剥離、緑内障は治せる。何で間違った治療で失明を選ぶ?

糖尿病になると、ほぼ必ず糖尿病網膜症となっていきます。現在日本の失明原因の第一位を緑内障と競っているような状況です。毎年公表されているだけで、少なくとも3000千人以上の方が糖尿病網膜症で失明しているのです。糖尿病網膜症の最後のステージは、増殖膜が張っておこる網膜剥離です。さらに、この糖尿病は新生血管が張ってきて、難治性の血管新生緑内障を起こし失明します。これは原因として緑内障に入るのですが、糖尿病が多くの原因です。従来これらの増殖性糖尿病網膜症は、ほぼ日本の医療機関では治療できずに失明していました。

しかし、我々がドイツの医師仲間と15年ほど前に開発した、網膜を全体見ながら手術できる広域観察システムBIOMなどと、小切開無縫合による近代的な硝子体手術での両手法などを駆使することで、ほぼ治せるようになりました。残念ながら、日本は世界の眼科レベルからは眼科手術の面で遅れていますし、間違った情報に基づいた失明しかねない方法が行われています。これらの最新の眼科知識や手術方法は一般の患者さんが知らないだけでなく、一般の眼科医も知らないことが多いのが現状です。

また、増殖性糖尿病網膜症による網膜剥離をいかに良く治しても、残念ながら旧来のカロリー制限と糖質の割合の多い糖尿病への食事指導では、再び血管が破れてまた見えなくなることがあるのです。この為に、糖尿病の方の「糖質制限」は近代的な硝子体手術と同時に重要な治療法でもあります。

現実には、これらの方法を含んだ眼科知識が、あまりにも日本人のなかで不足しているのです。これを何とかしたいと、今まで専門書は多く書いていた私も、一般書を書いて皆様方の目を守る一助にしたいと考えました。9月23日に出版した角川書店の「やってはいけない目の治療」に引き続いて、このたび12月15日に光文社新書として、「視力を失わない生き方」を上梓しました。これらの本をお読みいただいて、皆様が生涯健やかな目を保ち、幸せな生活をお送りいただきたいと祈念します。両書ともに大手書店だけでなく、アマゾンで注文できます。

アマゾン予約のURLは以下のとおりです。

https://www.amazon.co.jp/%E8%A6%96%E5%8A%9B%E3%82%92%E5%A4%B1%E3%82%8F%E3%81%AA%E3%81%84%E7%94%9F%E3%81%8D%E6%96%B9-%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E7%9C%BC%E7%A7%91%E5%8C%BB%E7%99%82%E3%81%AF%E9%96%93%E9%81%95%E3%81%84%E3%81%A0%E3%82%89%E3%81%91-%E5%85%89%E6%96%87%E7%A4%BE%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E6%B7%B1%E4%BD%9C-%E7%A7%80%E6%98%A5/dp/4334039596/ref=pd_sim_14_1?_encoding=UTF8&psc=1&refRID=AVFDS06Q43TC8K7SGZEQ

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2016-11-18 視力を失わない生き方、光文社新書新刊上梓

 毎日2時間睡眠で追い込みながら、やっと次回作『視力を失わない生き方。日本の眼科医療は間違いだらけ』が、上梓できることになりました。12月15日発売の予定です。アマゾンでの予約サイトが開きました。皆様よろしくお読みいただければ幸いです。皆様の眼科診療や治療の際のお役にたてればと、最先端の知識を総動員しました。

アマゾンは、https://www.amazon.co.jp/dp/4334039596/ref=sr_1_1

にて注文できます。

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 今回の出版は、光文社の新書です。約15万字で、かなり内容は豊富だと思います。

 つい最近の10月15日に、失明した患者を見えるようにする手術がアメリカ食品医薬品局FDAで認可になり、シカゴで発表されました。私もシカゴの発表の場にいましたが、これも取り上げています。本の中身は現時点での世界最高の眼科医療です。

 全ての眼の心配をされている方々に知ってほしいのは、どんな患者でも希望を失うことなく、僕らのような世界最先端の眼科外科医は日夜努力しています。いつも希望を持って待っていてください。

 他で手を付けることなく、また手遅れになることなく、世界最高の眼科医療を提供する横浜東京の深作眼科に来ることが、あなたの眼を救い幸せにする道です。その知識をこの本で是非得てください。

深作秀春 

2016-11-15 更なる高みへ。光文社新書12月に発売予定

 昨日は死ぬほど忙しかった。朝5時半まで次回作の原稿ゲラを校正し、7時半には横浜から六本木院に移動し、9時から20時まで診療と網膜剥離などの重症症例を手術しました。

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 やっと20時から、写真のような次回作の本の帯の写真撮影をしました。このカメラマンはなんとビートルズを撮影するなど、女性カメラマンでは草分けの重鎮の方です。1週間後に多分最終ゲラの校正が入り、12月には新刊本が発売になります。すごい、タイトなスケジュールです。

また、今日は、テレビの撮影が有る予定です。放送日も決まればお知らせします。

 12月にはまたアメリカ出張です。毎日が睡眠時間が短いので、ほとんど睡眠は移動時間の車の中でドライバーに起こされるまで寝ています。

 新刊本の詳細がもうすぐ出ると思います。出たらお知らせしますので、その際はよろしくお願いいたします。

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 これは懐かしの写真です。いまでは当たり前の、白内障手術後の眼内レンズ移植術ですが、それを世界最初に行ったリドレー先生と私です。いわば、これが私が世界で最高の眼科外科医に成ろうとした原点です。これらのいきさつも次回の光文社の新書には書いてあります。12月に発売予定ですので、お読みください。

2016-10-22 「やってはいけない目の治療」は正しい治療のお勧めの本だ

「やってはいけない目の治療」アマゾンより予約受付中

https://www.amazon.co.jp/dp/4041047080

 

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 ボクサーに網膜剥離が多いのはよく知られています。顔にパンチが当たった瞬間をテレビなどのスローモーション映像で見ると分かりますが、顔が信じられないほどに歪んでパンチがいかに強力かが分かります。後楽園ホールでボクシングの試合を見たことがありますが、顔などにパンチが当たるときに、バシバシ、ボスボスと鈍い音がして汗のしぶきが宙を舞っているのを見ると、そのすさまじい破壊力が理解できます。確かに網膜が避けてまくりが起きるのは当然なのです。

 ところが、花粉症などで目をこする人でも網膜剥離は起きるのです。しょっちゅう目をこするということは、弱い力でもボクサーの強いパンチ一発くらいの力は目に加わっているのです。アトピーの方はより明らかです。アトピーの方は一日に数百回と目をこすり時には叩く人もいます。この際の目への衝撃は合わせるとかなり強い衝撃です。多くの10代や20代の方が、白内障網膜剥離になっています。脳は頭蓋骨に心臓は肋骨に守られていますが、目はむき出しの臓器なのです。外傷に極端に弱いのです。

  昔の、辰吉(たつよし)丈一郎などのころはバックリングによる手術〔シリコンバンドやスポンジを眼球の外から縫い付けて凹みを作り、眼球に冷凍凝固を当てて、炎症によって網膜をつけようとする術式〕しかなく、激しいスポーツをすれば必ず網膜剥離が再発するので、ボクサーを引退せざるを得なかったのです。しかし、我々が器具から開発した小切開で無縫合の硝子体手術でなら完全に網膜剥離を治せます。網膜剥離になる硝子体線維の牽引を完全に取ることもあり、時間をおけば網膜剥離手術後に激しいスポーツもできます。気を付けなくてはならないのは、日本では世界ではもはや行わなくなったバックリング法を、大学病院や総合病院のような研修病院では行っており、本質的意味では網膜剥離が治らないのです。世界最先端の深作眼科では当院で開発した小切開無縫合の近代的な硝子体手術で、必ず治します。

 深作眼科は世界一手術件数が多いので知られています。特に白内障緑内障、そして網膜剥離の手術は、手術件数が一位だけでなく、その手術成績が世界で最も良いのが特徴です。とくに子供の網膜剥離は、研修病院ではやらないほうが良いのです。多くが失敗して、若くして失明した子供がたくさん日本全国から当院へ来ます。初めから深作眼科で手術すれば、助けられた子たちがほとんどです。

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この写真は人工網膜を模型眼につけているところです。放置して失明したり、他院で手術失明して完全に失明した人でも、将来に視力回復の夢が持てます。この装置はごく最近、アメリカFDA(食品医薬品局)で認可になりました。 

2016-09-21 人を救い全力を尽くす深作眼科が『やってはいけない目の治療』を出版

角川書店からの出版本の『やってはいけない目の治療』がいよいよ9月24日に出版されます。紀伊国屋三省堂などの大手書店やアマゾンで予約して購入してください。これを見ることで、救われる人々は実に多い筈です。本代の1200円の何百倍もの価値があります。ついでに言いますが、これは深作秀春自身が書いた角川書店からの商業出版です。よくあるライターが書いた自費出版の類の本ではありません。内容には絶対の自信があります。読んでください。

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いまやお手軽な情報しか見ない層が増えたとのことです。でも、立った二つしかない目ですよ。大事にしてください。日本の眼科医療がとんでもないことになっているので、救える目がつぶれている現状を何とかしたい。人を救いたいのです。この事情を鑑みて、フェイスブックにも本の紹介サイトが出ました。すると、目の悩みを抱える患者の多くがそのサイトを見ているのです。出して数日で24,000リーチとあり、実に多くの人が悩んでいることが分かります。

正しいこと、世界では多くが認めて絶賛していることでさえ、日本では中傷する者がいます。陰で言うのです。陰で言っても実は誰であるかは分かるのです。そんな輩は相手にする価値もないので無視することが一番ですが、患者は結構騙されることがあります。本来は、他院でしかも腹を立てさせたふざけた輩の施設で手術を失敗した患者など引き受けたくないのです。でも患者が、深作眼科さえ知っていればすぐに来たかった。と嘆くのです。私に取ればジレンマです。散々妨害と誹謗した者の失敗した手術を、なぜ後始末しなくてはならないのか。なぜ不愉快極まりないことを陰で言った輩の失敗した手術を治してやらねばならないのか。しかも、治してもその馬鹿医者は謝ることなど無いのです。患者はもちろん感謝しますが、とても複雑な嫌な気持ちで人を救っているのです。ですから、決して他院で手を付けずに深作眼科に来てくれと伝えてください。もしも、深作眼科を知っていて、自分は●●大学病院がよいとか、××病院眼科が良いと研修病院などを選ぶなら、どうぞ行ってください。宣伝するつもりなど毛頭ないからです。しかし、深作眼科を選ばないで、自己責任で他院を選んだのですから、手術を失敗しても当院に助けを求めては来ないでいただきたい。それがフェアと言うものです。

日本ほど眼科外科医が遅れた国は珍しいですが、基礎研究は立派なものもあります。でも患者にとって一番大事なものは、病気を完全に治してくれる臨床医なのです。

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目の病気にとって最も大事なのは初期治療です。最初の手術が全てです。後始末などは本来は無いのです。私は、医師であるとともにプロの画家であり芸術家です。私にとっては、手術も芸術なのです。常に完璧であろうと全身全霊で取り組んでいます。ですから、研修病院のアマチュアレベルは我慢できないし、そのアマチュアレベルの輩から、あろうことか中傷を浴びる場合は、その輩を非常に許しがたい思いが吹き出ます。患者を救いたいとの思いからと、プロ中のプロとして、常に世界最先端でいる努力を怠っていないのです。今年も国際眼科学会で最高賞を取りました。20回目です。当然世界最多です。これこそが世界での証明です。

このようなことを言いながらでも、患者を自分の家族とみようとして、親身になる習慣は抜けません。患者を自分の親なら、自分の兄弟なら、自分の子供なら、と感情移入して心から同情して診てしまうのです。そして、どんな嫌な条件でも、患者のために全力を尽くして救くおうとする自分がいます。徹頭徹尾、自分は医師として生まれるべくして生まれたのだと思うことがありますし、周りの者もそう評価しているようです。患者自身の為に、手遅れになることなく、他で手を付けることなく、深作眼科に早めに来院することが重要だということが、現代日本眼科治療での真理です。


さらに、9月9日に美術出版の求龍堂から出版された『深作秀春 画文集』は芸術好きの方は非常に面白いと思います。これもぜひお読みください。

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2016-09-11 目を守るには正しい目の知識や正しい眼の治療法を知らねばならぬ。

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糖尿病に対しての画期的な治療法の『糖質制限』の大家である宗田先生と江部先生から直接多くの教えを受けました。この糖尿病合併症である糖尿病網膜症は、重症になると失明に繫がります。現実に、多くの糖尿病網膜症が悪化して網膜剥離にまでなり失明している方が日本では毎年少なくとも数千人レベルでいます。公式には報告のある方だけですので年間に3千人と言いますが、おそらく失明者は毎年1万人程です。

 これらの患者の手術は非常に難しいのですが、我々が器具も含めて開発した小切開の硝子体手術なら治せます。治せるのに、日本では優秀な眼科外科医が少ない為に、間違った治療や劣った手術にて失明しているのです。

 我々は、毎年1000人以上の糖尿病による網膜剥離患者を、横浜六本木の2か所の深作眼科で、最新の硝子体手術で治しています。しかし、若い方で多いのですが、せっかく治しても従来の糖尿病治療によって、ふたたび血管が破れて硝子体出血して見えなくなる方がいます。これには正直言って難渋していました。

 しかし、宗田先生との知己を得て、お教えいただき、『糖質制限食』と『ケトン体へのエネルギー変換』を実施して、それらの患者が救えるようになりました。

 ある私の患者の例で言います。27歳の男性がひどく進んだ糖尿病網膜症での網膜剥離で来院しました。ほぼ失明状態であったのですが、何と本人は糖尿病に罹患している事さえも知らなかったのです。結構、糖尿病を気づかない人っているのです。

 血糖は400ほどと高くヘモグロビンA1Cも12%ほどです。網膜剥離が有るので緊急の手術をしました。幸いほぼ失明の方でしたが網膜剥離も治って視力も0.9出ました。患者は運転が仕事でしたが、仕事も復帰できたのです。

 さらに、本人が放置していた糖尿病のコントロールも必要なので、当時は内科的治療を糖尿病専門の内科医に紹介しました。ところが、問題は内科に紹介した後に起きたのです。血糖をインシュリンでコントロール始めた途端、血管がおかしなことになって行きました。

 私達のような網膜の手術専門家は毎回眼底の血管を詳細に診ます。僕らは、血管の動脈硬化や血管壁の変化や血管の太さの変化、血流の変化、血液の赤血球の動き等さえ拡大して見ているのです。おそらく、それができるのは私達のような網膜手術を普段多数例行っている眼科外科の上級者だけです。

 手術中の検査機械は我々がドイツの仲間とドイツで開発した広域網膜観察システムです。さらに、ドイツライカとツアイスの手術用顕微鏡の評価を私は行い、常にその開発責任者のドイツスイスの責任者に注文して修正させています。この結果、1000分の1ミリの幅さえ観察できます。この機械では細胞レベルの変化さえ見えます。

 ですから、今述べているのはまさに世界最先端の話題なのです。一般の日本の大学病院などのレベルの低い病院の話題ではありません。つまり元に戻って、簡単に言えば、一般の内科医は血管など見ていないのです。

 こうして、糖尿病内科の先生の治療の後に血管壁が非常にもろくなり血流が悪くなるのを観察して心配していたところ、数か月後にまた血管が破れて眼内の大出血で見えなくなりました。

 この方だけではありません。困り果てて、患者の食生活を聞くと、お米が大好きなのです。少々太っています。

 そこで、今後コメなど主食を含めて糖質を厳密に制限することを指示しました。もちろん低血糖を起こしていたインシュリンは最初は半分量にしました。さらに膵臓を刺激してインシュリンを出す内服薬のSU剤は中止させました。

 これは患者だけでなく私も強い決断が必要でした。患者は米も全く取れない厳密な糖質制限は辛そうでした。それなら主治医の私も同じように糖質を絶つから一緒にやってみようと勧めました。私は患者を診る時に、自分の家族だったらどうしたいかと看るようにしています。

 私は糖尿病ではありませんが患者を救うためにも、深刻な問題だった患者と一緒に糖質制限を努力することにしました。患者も主治医が同じことをやるならと同意して、糖質制限を開始しました。すでに破たんした血管と出血へは再度の硝子体手術で治しました。硝子体手術で目を治して、さらに糖質制限で安定化しようとしたのです。

 この結果は驚くほどの血管安定を示し、毎回の診察でも安定していて、視力も1.0まで回復してもとの運転手に戻れ、彼の家族の奥さんも小さな子供達も喜んでいます。

このように、糖尿病の治療では、未だに糖尿病の専門の内科医の方が糖質を大量に取らす食事を勧め、インシュリン投与を増やしています。糖質を取りインシュリンで急速に血糖を下げる血糖変動がどれほど多くの問題が有るのかを内科医は無視していることがあります。またインシュリン投与がどれほど多くの活性酸素を増やし血管をもろくするのかを従来の糖尿病専門の内科医は知らないようです。つまり、糖質制限で血糖の上昇を防ぎ血糖を安定化することと、できるだけ分泌や注射によるインシュリンの量を減らすことが大切なのです。脂質から分解され得られるケトン体エネルギーも重要です。これらの重要性は、いつも重症の糖尿病網膜症を治療している眼科外科医の我々の方が良く知っています。いかに、内科の世界も非常識な常識が定説とされている不思議な日本なのです。

 眼科の世界に目を向けますと、さらに多くの非常識なことが常識とされているとっても不思議な世界が日本なのです。目のことでも日本には間違った常識が蔓延しているのです。知っていれば目を救えたと思うことが多いのです。今回の私の眼科の本を読めば良く分かります。写真にある目の本は角川書店より9月24日に発売予定です。定価は税別で1200円です。アマゾンでも予約販売しています。大手の本屋さんでも予約できます。ぜひ私の本を読んで、あなたやあなたの家族の目を守ってください。

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2016-09-05 やってはいけない目の治療。9月24日角川書店より一般書の発売

毎日、多くの難しい患者さんが日本中から殺到しています。

とくに、網膜剥離緑内障白内障糖尿病網膜症、屈折矯正(近視や老眼を治す)手術が多いのです。

何も手を付けないで来ればよいのですが、他院で既に手術を行って目をほとんど駄目にしてくる方や、本当は重症なのに何でもないとの誤診を受けた方、また自分で気づかないままで手遅れになってから来る方々が多くいます。彼らが口をそろえて言うのは、「早く深作眼科を知りたかった。」と言う嘆きです。目は身体の臓器で最も大切なものです。しかし、本当の目の治療とはどんなものかを知るようなまっとうな情報本が今までに全く無かったことです。本屋に行くと、1分で目が直るなど、ありえないインチキ本が有るだけです。しかもこんな本が売れているのだそうです。患者は救われません。現実には、まっとうな本がどこにもないことが分かりました。眼科の世界で長らく世界一を取り、今年も世界一と国際眼科学会で表彰されています。現実に、私自身でも今まで15万件もの手術をして実績で世界一ですし、内容は世界中の眼科医を教えるくらいですから当然トップで設備も日本一です。このようなトップランナーであるからこそ、医師を教育する専門書ばかりでなく、患者さんを救う為に患者自身の知識と意識を高める必要があり、この為に一般書を出す決心をしました。5月に角川書店から執筆の依頼がありましたので、5月から書き始め一気に出版となりました。この本を読むことで、必ずやあなたや家族の目は救われます。

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私は眼科の専門書は多く執筆してきました。しかし、一般向けの眼科本は書かなかった。しかし、多くの人を救うには一般の方達に本当の眼科医療とは何かを伝えてやらないと、人々を救うことができないと痛切に感じるようになりました。そして、この度、9月24日に角川出版から、「やってはいけない目の治療」と題した正しい眼科治療を伝える本を出版します。定価は1200円です。内容はお手軽とは言いません。噛み砕いた表現ですが、これを知らないとあなたの大事な2つしかない目が潰されるかもしれないのです。ぜひ多くの方々に読んで頂き、失明の恐怖から多くの方々が救われることを願っています。

I have written many ophthalmology technical books in both Japanese and English up to now.

However, I realize that it is more important to publish an ophthalmology book for the general public. So, this time, I have written and will publish such kind of ophthalmology general book on September 24th by Kadokawa publishing company(one of the largest publisher).

I believe this book solve many eye problems and save many people who are afflicted with eye disease or who are suffering from fear of blindness.

2016-09-04 視力を回復した方に美を提供したい。9月9日に画文集が求龍堂から出版

日々の眼科手術を続ける毎日ですが、同時にプロの画家としても活動しております。

長年描き溜めた絵画や、今まで多くの賞を受賞した絵画、さらに新しい分野に挑戦した絵画が有ります。これらを、一冊の画文集としてまとめられ、9月9日に美術専門出版社の求龍堂から出版の運びとなりました。

先日の国際美術展では市長奨励賞もいただきました。今後の芸術活動の広がりの為にも今回の画文集は大きな意味を持ちます。ぜひ皆様方がこの画文集に触れて、新しい芸術の息吹を味わっていただきたいと思います。

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On September 9th, my art book will be published.

I show my cover page. This picture is my oil painting of my surgeries in the operating theater.

Mainly, I painted in oil. Also, I make copperplate print, silk screen, lithograph, water color and encourstic art.

I work as two professional work, artist and eye surgeon as you know. This year I got two big awards in both Art festival and ASCRS film festival. Thank you for your encouragement.

2016-08-07 高齢化社会では最高の眼科治療が最高の生き方のカギになる。

総務省統計では65歳以上の日本での高齢者数は平成26六年度で3300万人もいます。全人口の26%で日本の高齢化率は世界一です。前年が3190万人ですので1年で110万人も増えています。つまり、すごいスピードで高齢化が進んでいます。高齢者は白内障緑内障網膜剥離加齢黄斑変性のどれか一つか複数に必ずかかります。どれも失明に繫がる病気です。今や平均寿命が90歳の時代が来つつあります。しかし、眼の寿命はずっと短く、高齢者は失明のリスクに怯えることになります。失明はご本人にはもちろん悲劇ですが、世話をしなくてはならない子供や孫の負担はますます増えてしまいます。世界一、高齢者の割合の多い高齢化社会が日本なのです。かつては、多くの生産人口で高齢者の生活費を支えました。今や生産者がどんどんいなくなり、高齢者が増えている状況です。年金問題でも話題になりますが、医療についても少数の生産人口が高齢者の健康を支えなくてはなりません。

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 「人間50年」と織田信長は『敦盛』で舞ったそうです。そんな昔でなくても、実際には明治以降でも第二次大戦後でも日本人の平均寿命は50歳代と短かったのです。寿命が短いうちは、目の病気で困る人は少なかったのです。高齢者が掛かる病気として代表的なものは白内障(はくないしょう)、緑内障(りょくないしょう)、網膜剥離(もうまくはくり)、加齢黄斑変性(かれいおうはんへんせい)などがあります。どれも失明に繫がる病気です。かつてのように寿命が50歳代であった頃は、目の病気で失明する前に寿命が尽きてしまっていました。ですから、目の寿命について真剣に考えなかったと思います。ところが、近年のように平均寿命が90歳近くになると、目の寿命ははるかに短いので多くの視力障害を起こす目の問題が起きるようになりました。世間では、これらの当たり前の病気が治らないかの如く言われていますが、現在の最先端の世界的な眼科外科医のレベルであれば必ず治します。しかし、残念ながら世間には優秀な眼科外科医が極端に少ないのです。いかに、世界最先端の眼科治療の真実を知り、またその世界レベルにいる眼科外科医を探すかが、失明を防ぐ唯一の道です。

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 例えば、白内障は人間の眼の中のレンズに相当する水晶体の老化現象ですが、寿命は個人差があっても、せいぜい65年から70年ぐらいです。ですから誰でも高齢者になれば必ず白内障にかかるのです。白内障は眼科の手術で治るのですが、世界的に見ても優秀な眼科外科医は少ない為に、世界では白内障が失明の圧倒的第一位原因です。さらに、白内障をほっておくと水晶体が年々大きくなるために、目の中の水が流れる隅角(ぐうかく)という隙間が狭くなります。この為に水の流れの悪くなることで眼圧が上がり、緑内障となります。つまり、緑内障白内障と非常に関係が深いのです。日本では見えなくなるまで待ちましょう、などとさえ言う眼科医もいます。しかし、世界では、白内障を早く見つけ、早く手術するのが常識です。これは世界の先進国では白内障手術の成績が日本の一般レベルより比較的良いのと、白内障をほっておくと緑内障を引き起こすことが共通した認識として知られているからです。日本では、白内障で経過を見ているつもりが、緑内障にかかり、視神経が駄目になってしまっている患者さんをよく診ます。一昨年度には、緑内障治療にはまずは白内障手術が必要だ、との国際眼科学会での共通見解も出ました。ですから緑内障白内障同様に高齢者になるほどかかる病気であることを知って、腕のある眼科外科医にて、白内障手術を早期に受けるのが世界的には常識なのです。

さらに、むき出しの臓器である目は外傷などの外の力に極端に弱いのです。この為に網膜剥離は想像以上に一般的に多い病気です。10歳ごろから増えるスポーツ外傷などの網膜剥離アトピー花粉症で目を掻くことで起こる10歳代から20歳代に多い白内障網膜剥離があります。さらには、20歳代以降での強度近視や強い遠視で若くても起こる緑内障、50歳代以上なら今度は老化現象での網膜剥離が増えます。また、全ての者に起こる調節力不足による40代以降の老眼問題もあります。もっと上では、65歳以上の高齢者では必ず起こる、白内障緑内障網膜剥離加齢黄斑変性などがあります。つまり誰もが、いつかは失明する可能性のある目の病気にかかる可能性があり、それがいつかはわからないのだ、という認識が大切です。ですから、正しい眼科知識を知り優秀な眼科外科医を見つけることは、全ての方にとって非常に重要なのです。

 目をつぶって歩いてみましょうか。あちこちにぶつかってとてもじゃないが怖くてたまらないでしょう?人間の知覚は。「視覚」「聴覚」「味覚」「嗅覚」「触覚」の五感覚や「温度感覚」「平行感覚」など、その他の全ての感覚を合わせても、「目から入る情報が全情報量の九割」だそうです。その大事な情報の「視覚」をまさに目の機能によるものです。他のいかなる感覚を失うよりも、人間らしい生活を行う上で、重大な損失になるのです。ですから、「目」は命の次に大事な器官であることにどなたも異論はないでしょう。

 大切な器官は、大切に守られている筈ですよね。実際に、人間らしい知能を司る、「脳」は頭蓋骨で守られているので、少々の物が頭に当たっても、脳は傷つきません。生きて行くのに最も重要な血液を全身に送る「心臓」は、肋骨で守られています。これも少々の力で胸を押しても、骨が守ってくれるので心臓が傷つくことはありません。さあ、目はどうですか?目は光を網膜というカメラのフィルム、もしくはビデオの光センサーチップのようなものに取り込みます。その光の信号を網膜で電気に変えて、その電気信号が脳に伝わります。脳は信号を過去の記憶と比較してそれが何であるかを理解します。この理解することが、物が見えるということなのです。この為に、光の信号がちゃんとセンサーである網膜に届く実用があります。つまり、光を通さなくなる骨などで前を塞ぐことはできないのです。つまり、これほど重要な「目」は誰も外力からは守ってくれない、むき出しの臓器なのです。

 この大事な「視覚」を失ったら、本人はもちろん高齢化社会を迎えた子供や孫の負担は大変なことになります。生産人口として支えるだけでも大変なのに、視覚を失った親の面倒を看ていたならばすぐに仕事も失ってしまいます。大切なのは、寿命は90歳であっても、目の寿命はもっと短くてせいぜい70歳ほどであることを認識することが大切です。車と同じです。しっかりとしたメンテナンスと悪い場所を治す事です。特に、白内障緑内障網膜剥離加齢黄斑変性の四大失明疾患をちゃんと早期診断早期治療をすることで失明を防ぐことが大切です。

2016-05-11 再び国際眼科学会で受賞。世界最多の20回の栄誉

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 アメリカニューオリンズで開かれていた、国際眼科学会にて、再びその眼科手術について世界最高の評価が下りました。今回で20回目の記念すべき受賞です。もちろん世界最多の受賞数です。およそ当院の眼科手術技術は世界でもずば抜けて進んだ位置にいます。

 深作眼科が、白内障緑内障網膜剥離の手術技術では世界一であることは、世界中の患者と医師が良く知っています。この為に、世界の多くの医師はその技術を習いたがり、世界中の患者はその卓越した技術の手術を受けたくて、わざわざ海外から来日する。横浜本院の病院と六本木院の手術センターともに世界中から患者さんが集まります。

 このような技術レベルを維持するためにも、毎年春に、アメリカで行われる国際眼科学会に挑戦することは大切なのです。今までに、1990年から27年間で20回の受賞となりました。もっとも、学会の途中3年間は私自身が審査員を務めたこともあり、実質は24年間で20回の受賞です。審査員をやっていると、やはり自分が大御所になって評論するよりも、挑戦者として新しい手術などを教えることが重要だと思っています。この20回受賞は世界最多であるだけでなく非常な高率での受賞です。毎回テーマを変えて、その中で常に最高度の洗練された手術を見せていることが、多くの受賞となっています。今回は受賞20回であり節目の年です。

 今年のテーマは緑内障手術です。多くの日本人が緑内障は手術ができないと思っています。これは非常識な考えが常識になっている「非常識の常識」ですね。

それでは、この日本人の非常識についてお話ししましょう。

緑内障と診断された。薬が良くなった。でも治せないと言われた。でもほんとは治せる?』

 緑内障は日本では常に失明の第一位原因を競っているような、眼科の外来ではよく診る病気です。65歳以上の高齢者では、白内障と同じく多くの方がかかります。また、お年寄りだけではなく、若くても緑内障はあり、少ないですが、かなりの子供もかかります。

ある程度の進行性であり、すでに障害が強くなっている患者さんに、「緑内障の手術を予定しましょう」と告げますと、たいていの日本の患者さんは、少々驚いたような顔をします。そして、「緑内障って手術ができるんですか?よその病院で良い薬があるから大丈夫と言われたけど、どんどん進んで悪くなってしまったんですよ。ほんとに手術なんてできるなんて知らなかった。」と懸念の表情で私に聞き返します。私は、ああまたかと微笑み返し、「薬は緑内障の進行を抑える効果はあります。しかし、ある程度進行すると、より眼圧を下げないと進行を抑えられません。薬はしょせん限界があります。あなたの緑内障の悪化を抑えるには手術しかないんです。私たちが開発した緑内障手術を欧米の眼科医が採用して、緑内障の進行を抑えられることは実証してます。」と述べると、こんどは緊張が取れた安堵の表情を浮かべます。「ああ良かった。お友達に紹介されて救われた。他の病院のように、いずれ失明するからと、また宣告されると思って不安でした。」と述べ「緑内障が手術できるって、早く知りたかった。」と、ぽつっとつぶやくのです。

これは決して特殊な緑内障の患者さんの反応ではありません。非常に多くの患者の「非常識な常識」なのです。この「非常識」とは「緑内障は治せない」という間違った知識であり、「常識」とはこの間違った情報が日本中では「ほぼ共通した認識」だからです。

 今回のニューオリンズでの学会には、新しい緑内障手術を提示し、非常に多くの眼科外科医の関心を集めました。個人的にこのような方法を習いたかったと、世界中の眼科医から何度も話しかけられました。

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緑内障は理解しにくい面があるのは、患者だけでなく眼科医も充分には理解していない方が多いのです。そこで、もう一つ述べます。

『非常識な常識』のもう一つ。

緑内障で『正常眼圧』と言うのがあり、日本の眼科医は、この正常眼圧10mmHg から21mmHgまでを正常域と言います。

 眼圧はもともとドイツ人の眼を使って、圧平眼圧計という、外から押した力を角膜の平べったくなる程度を見て目の圧力を測る機械が出来ています。

ドイツ人の眼は角膜が600ミクロンほどに厚いので、眼圧がやや高く出ます。一方で日本人の角膜は550ミクロンほどで、やや低い眼圧で押してもドイツ人の角膜と同じだけ角膜が歪みます。つまり、日本人の方が歪みが同じなら、眼圧は低いのです。つまり、日本人の正常眼圧はもっとずっと低いのです。さらに、中には角膜が400ミクロン代の方もいます。この人たちはいつも眼圧が見かけ上かなり低いのです。つまり、正常眼圧などは角膜の厚みにより変動し、特に日本人は角膜が薄いので、ドイツ人の使った正常眼圧値の10から21mmHgは使えないのです。

『正常眼圧緑内障』と言う言葉があります。眼圧が正常なのに緑内障を起こしている患者さんです。多治見という岐阜県地方都市で、緑内障の長期調査が行われました。そして、緑内障の患者の90%以上の眼圧が正常眼圧だったのです。つまり、その方達は、眼科で『眼圧が正常』だから心配いらないと言われ続けていたのに、『緑内障』になったのです。

 実は世界では、正常眼圧、などという言い方はもはや死語なのです。眼圧は経過を見るのに重要です。しかし、『眼圧が正常範囲にあるので問題』、とほとんどの日本の眼科医がいうのはまさに、『非違常識』な認識です。緑内障の原因はハッキリとはしていないのですが、眼圧が重要な要素ではあります。その『眼圧は角膜の厚みによって変わるので、その補正をしなくてはならない』という『常識』が日本の患者と日本の眼科医に無いのは、「非常識の常識」です。

 いずれにしろ、日本では不治の病のごとく扱われる緑内障は、古典的な方法で治療しようとするからです。また、一つだけでなくいくつもの手術手技を知っていることが大事なのです。今回の受賞は出来るだけ手術でも眼の組織に傷害を与えない極小切開の手術です。この方法なら、眼球への障害はまず無く、手術後の眼圧も低めに安定して、患者さんの視機能を守れます。

2016-02-21 網膜剥離から復活したボクサー

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 昨日、夜にテレビをつけるとボクシングの試合が有った。「網膜剥離での失明の危機を克服して試合に臨んだ」と解説が聞こえた。この試合の勝者Nが、実は僕の患者だったのだ。

 実は先日も網膜剥離の失明の危機から、僕が手術したことで治り、復帰し世界チャンピオンに返り咲いた僕の患者のYの試合が放送されていた。

 以前は、網膜剥離になると引退しなくてはならないコミッショナー通達が有った。Yは日本チャンピオンを取ってから網膜剥離になり視力も0.1以下になった。この為に近医の大学病院の眼科教授の手術を受けた。しかし、世界では行われていないのに日本ではいまだに標準手術法であるバックリング法で行われてた。当然治るわけが無い。一見落ち着いたようになっても、眼に衝撃が加われば、バックリングはずれる、ずれてさらに網膜剥離が起こる。彼はエクソプラント法でのシリコンを巻いていただけなので除去しやすいし、眼球強度も充分あるので、バックリンングを除去した後に、最先端の小切開硝子体手術を施行し治した。彼はその後復帰し、世界チャンピオンに上り詰めた。3年より以前ではコミッショナー通達が有る為に、Yは網膜剥離の手術したことは内緒であったようだ。接近戦のブルファイターで眼への衝撃が強かったが、当院での手術は完璧なので眼は耐えた。その後に王座を失ったが、クラスを変えて先日の復帰戦で再びYは世界チャンピオンとなった。その間に実に多くのプロスポーツ選手の網膜剥離の手術をした。深作眼科で手術して世界チャンピオンになった患者が増えた。この為にコミッショナー通達が変わった。網膜剥離が完全に治ったボクサーは試合に復帰できるとコミッショナー通達が変更になった。実際は深作眼科で完全に治した患者は復帰できるとすべきなのだ。なぜなら、いまだに多くは日本の大学病院の標準法のバックリング法をすでに受けて失敗してくる患者が多い。初めから深作眼科に来れば必ずスポーツに復帰できるように直せるからだ。しかし、他院ですでに手術していると必ずしもいくら直しても復帰が難しいことも多くなる。

 具体的な例で言おう。注意しないといけないのは、これがインプラント法でのバックリング法なら、ずれないからスポーツに復帰できると言う医師がいるがとんでもない。インプラント法は強膜ポケットを作る為に、強膜の厚さが約半分になり眼球の強度が極端に落ち、衝撃を受けた時に眼球破裂が起きることもある。しかも強膜ポケットを作った時点で眼球に穿孔している例も少なくない。先日の主治医の見つかる診療所での加齢黄斑変性が治ることを証明したことへ、誹謗中傷した某有名医師はこのインプラント法を行っている。この施設から助けを求めて来る患者が結構多い。その中に手術中のインプラント方法での強膜ポケット作成中に強膜穿孔を起こし、手術中に硝子体線維が外に脱出した症例の患者が助けを求めて当院に来た。埋め込まれたバックリングをはずすと、なんと下から強膜の裂孔が見つかり、そこから眼の中の水がビューと漏れてくる。さすがにこちらもびっくりした。後日に(手術当日までに某医師はカルテコピーを患者に渡さなかった)某医師のカルテを参照すると、手術中に強膜を破ったとある。私も驚いたが、そこは他院で失敗した症例の多くを手術している当方なので、慌てることも無く落ち着いて、テノン膜を利用して丁寧にパッチして直し、当院の高度に洗練された硝子体手術にて完全に直し、視力も0.3から1.2まで回復させた。しかし、そのボクサー患者は、某医師によりすでに強膜穿孔をさせられている為に、眼球の強度が弱いので、ボクシングはもうやめた方がよいであろうとアドヴァイスした。彼は残念そうであったが、視力が完全回復できたので納得して、別の道を歩み始めた。残念だが、初めから深作眼科で手術をしていればボクサーに復帰できたはずだ。「手遅れになる前に」、「他院で手を付けないで」、「深作眼科で、高度に洗練された超上級者の硝子体手術での、網膜剥離手術を受ける」といった3大原則を守ることが現代世界で網膜剥離を直す王道であるのだ。


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昨日の試合の勝者Nは非常に賢かった。彼は安易に日本の大学病院でバックリング法を受けたりしなかった。新人王を取った後の網膜剥離の発症にも慌てることなく、最初から深作眼科に来院したのだ。彼は両眼の網膜剥離が有った。放送でもアナウンサーが何度も述べていたが、彼は網膜剥離での失明の危機を乗り越えて試合にこぎつけたのだ。本来、深作眼科で完全な手術を受けられてので復帰できたと伝えるべきなのだ。そうでないと他院で手を付け、潰れてからでは取り返しがつかないのだ。このボクサーは賢かった。網膜剥離は深作眼科で完全に治癒した。彼Nも他の深作眼科の患者のように、世界チャンピオンになってもらいたい。

 網膜剥離をボクサーなどの病気だと思っている人が多い。とんでもない。最も多いのは2つの峰が有る。一つ目は10歳から15歳くらいの子供なのだ。ちょうど野球サッカーやテニスなどスポーツを始めて、ボールが目に当たって網膜剥離を起こす事が非常に多いのだ。近医にかかり大きい病院をと大学病院などを紹介される。そして、すぐに手術を勧められる。あわてた母親は冷静に考えることも無く、その大学病院で手術を受け、そして失敗する。患者は子供だがだんだんと見えなくなって不安を訴える。母親は主治医に言うと、大丈夫「日柄ものだ」などと述べ、そのうち主治医は大学から他の病院に移り判らなくなる。母親はパニックになるがもはや手遅れである。こんな例がいままで日本全国から数千例も深作眼科には来院するのだ。母親は延々と他院の不満を述べ続けるが、もはや手遅れなのだ。ここで気をつけなくてはならないのは、大学や総合病院での眼科は基本的には研修病院であることだ。研修とは練習病院である。冷静に考えれば分かるが、研修病院は練習機関なので、患者は練習台になるのだ。当然最高の眼科手術など無理である。「研修病院」はうまくごまかした言い方だが、「練習病院」と同義語なのだ。日本語は同じ意味なのに耳に心地よいごまかし言葉が多く、「練習」を「研修」と述べ高尚に聞こえるように誤魔化している。それを週刊朝日など笑ってしまうが、手術件数のランキングを研修病院だけに限定したのだ。「研修病院とは、練習病院」であるのだから、どちらかと言うと「悪い病院のランキング」なのか。まさかブラック・ジョークでもあるまいし、「研修病院を除いて」「いい病院」をランキング付けするほうが、どちらかというとまともな対応だ。真実は全く逆なのだ。僕は研修病院は必要悪だと思う。大学病院などの学校では練習は必要だ。しかし、患者に誰が手術をして誰が指導者として付くのかを、契約書を交わすべきである。患者は愚かにも、大学病院や総合病院の眼科が練習病院である事実に目をつぶっている。しかし、他も問題が多い。何と町医者が最近多くの手術をしているが、日本の大学でしか研修したことも無く、世界の学会で発表もしないような施設の医師が、世界の最先端の医療などできる訳が無いと思う。真実を隠したり歪めたりするのはもうやめにしようではないか。深作眼科が突出して手術件数が日本で多いことを、既に述べた加齢黄斑変性のテレビについて誹謗中傷した某医師などがここでも暗躍し、週刊朝日のランキングから外すように働きかけて研修病院限定としたのだ。何故、どうどうと面と向かって、僕とフェアに対応しないのか?卑怯者は裏の権力を笠に着て妨害したがるものだが、日本男子とは思えない卑怯ぶりである。その某医師らが手術を失敗した患者を当方は治して、彼の訴訟問題となるのを救ってやっているのだ。もちろん彼は感謝などしない。『深作眼科の手術件数が突出しているのは、日本全国から非常に難しい患者が群がって来院するからだ。』。半数以上は各地の大学病院などで手術を失敗した患者である。そのような事情を知らないで、かつ世界最高の医療とは何かを知りもしないで誹謗する者達が手術失敗した患者を救うのは止めたくなる。しかし、患者は泣きそうな顔で言うのだ。「早く深作眼科のことを知りたかった」と。眼科手術ほど日本のレベルが世界のトップレベルから遅れている分野は無いであろう。僕自身が教育をアメリカドイツで受け、いまや欧米で欧米の医師を教えているので、常に世界の最先端のさらにトップのレベルの先頭にいることが宿命であるのだ。日本人同朋を救うことを念頭に、横浜西口本院と東京六本木院で、一人でも多くの患者を救おうと奮闘努力している。3原則を繰り返そう。手遅れになることなく、他で手を付けず、できるだけ早く深作眼科で検査手術をする。これであなたの眼は治るであろう。

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 東京横浜でも世界のVIPの多くが患者で来院する。それだけ世界中で知られている日本で唯一の眼科施設なのである。六本木周辺には大使館が130以上あり多い。その大使館の半分の大使や公使などは、深作眼科の患者なのである。いずれ世界中のVIPが深作眼科に来るようになりそうだ。

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 時に、日本に国賓で来日し、天皇陛下や安倍首相にお会いした翌日に、深作眼科に来院する大統領首相もいる。この時に困るのは過剰な警備である。この写真時も、警備車両40台やSP(警備の警官)が150人も来て困った。他に一般の患者が300人もいるのにである。できるだけ少ない人数で来るようにお願いしている。時には私が海外出張時に、当地の大統領を診なくてはならないこともある。これらの世界最高の医療を、日本人の患者には最優先で診療しているのだ。先ほどの3原則、手遅れにならないで、手を付けずに、深作眼科に早く行こう。

2015-10-04 ローマ法王の愛の気持ちで世界中の眼を救う

出張でニューヨークに滞在している。国連が始まる頃にはマンハッタンはホテル代も上がり世界中からの人でさらにあふれかえる。今年は特にローマ法王がアメリカを訪問したことでより多くの人々が集まった。

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 日本で実際に患者さんとして見ている方ともお会いすることもある。戦後70周年を記念した国連会議であり、世界中からめったに来ない首脳が集まった。中国の習主席ロシアからプーチン大統領なども来ている。安倍首相も先日深作眼科で診療した某国の首相も演説していた。

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 六本木院を開院したこともあり、周辺の大使館大使や公使そしてその家族や本国から呼び寄せたVIP、さらに東京に働く世界からのビジネスマンも多く来院する。深作眼科は、世界中から来院する外国のVIPの比率が非常に高い世界でも稀な施設になった。ニューヨークに来ていても、当地で加齢黄斑変性など網膜の問題の患者からの相談が多い。私の患者では、白内障手術の多焦点手術の割合が圧倒的に多く、ほとんどの患者が手術後に遠方も近方も裸眼で見えている。アメリカに来る前に日本で見た患者で続けざまに大学病院などの他院で多焦点レンズを移植して失敗した患者が来た。手術後に近くも遠くも0.2程しか見えないのだ。深作眼科で手術した多焦点レンズ手術後の患者のほとんどの方が遠くも近くも1.0以上見えていることと比べると雲泥の差である。患者は早く深作眼科を知りたかったと泣きそうな顔になる。このような患者を救ってやりたいと時間が許す限りテレビに出たり、新聞の報道に協力している。そもそも、同じ多焦点レンズを使用しても、白内障の手術技術が超上級者の手術で無いと、深作眼科の患者のように遠くも近くも1.0以上見えて裸眼で暮らせるようにはならないのだ。それを自分の技術レベルで超上級者のレベルの手術を述べても意味が無い。町の草野球の選手が大リーグニューヨークヤンキースの選手のことを腐してもそれは単なる嫉妬心が言わせる戯言でしかない。眼科手術程技術の差が出る治療は無い。網膜でもそうだ。網膜剥離でバックリング法など世界で行っていない。硝子体手術が世界トップレベルで無い場合はまずしょうがないのでバックリングをしましたと言うならわかる。でもしないでほしい。バックリング法を行うと結膜を大きく切るので、あとで緑内障になる可能性が高いが、緑内障の濾過手術がもはやまともに出来ないのである。加齢黄斑変性でも初期はアヴァスチンが効果的だ。中期までにはかなりの例で硝子体手術の超上級者のレベルなら注意深い黄斑手術を併用してかなりの患者が治る。現実に先日のテレビに出た患者の全員が、他の3か所以上の大学病院などで加齢黄斑変性と診断がついたが、治療法が無いと放置され失明を待っていた者ばかりだ。その患者を治したことをなぜ誹謗中傷できるのか。自分たちの理解できない超上級者の世界を理解できないなら勉強するか黙っているべきだ。一人でも多くの患者を救ってやりたいと毎日朝から夜中まで診療と手術治療をしている。もはや患者が多すぎて、深作眼科の自分と10年以上厳しく手術などを教えた弟子達の限界に近い。ただし他所で手術してこなければより結果が良く手術時間もはるかに短くて済む。バックリングを受けた患者の目からシリコンのバックリングを抜去するのに手術時間の半分ほどかかってしまう。かつこのバックリング除去術は保険項目に無い、失敗することを保険は考慮していないのだ。つまり、一番時間のかかるバックリング除去術を何と無料で行っているのだ。先進国では消えてしまったバックリング法だが、日本では実に多くの施設で未だに網膜剥離にバックリング法を行っている。そして網膜が剥がれたままで患者が視力をどんどん失っているのに、経過が良いなどと誤魔化している。しかも、深作眼科で失明しそうな患者を治しているのにそのバックリングをした施設が感謝するどころか誹謗する施設さえある。なんで他施設で失敗した患者を当方で、しかも無償で、後始末をしてやらなければいけないのだと、非常に不愉快で歯噛みする思いだ。深作眼科での手術件数は年間約1万件あるが、これはかなり無理をして朝から夜中まで毎日毎日6列ある手術施設を稼働しながら可能となっている。でも、間違ったことをしている施設の者から正しいことをしている当方が、少なくとも患者を圧倒的に良い手術結果へと導いている当方が、くだらない不愉快なことを言われる筋合いが有るのか。これからは、くだらないことを言う輩にて手術をすでに受け失敗した患者は、もはや良い結果が出せないと断るしかないと言うことになる。でも患者が泣きそうな顔をして、早く深作眼科を知りたかったと沈み込んでいる姿を見るとあえて火中のクリを拾うことを受けているのだ。まさに受難である。切にお願いしたい。誰が正しいことを言っているのか。日本には残念ながら優秀な眼科外科医は非常に少ない。ズバリ言って、千分の一の確率なのだ。患者を救う為に喧嘩をする時間も惜しいので、言われっぱなしで忍従しているが、患者も心してほしい。『他院で手を付けずに、手遅れになる前に、深作眼科に来院してほしい。』もちろん紹介状などいらない。むしろ無い方が良い。もしも、深作眼科の存在を知っていて他院に行きたいならどうぞすきにしてほしい。しかし、そう判断したならば他院で失敗しても当院に来ないでほしい。7人の世界レベルの超優秀な外科医がいるが日本人1億3千万人を救うことはできないのだ。縁が有った患者だけでも年間1万人を世界最高レベルの診療と手術で完全に治すことに全力を尽くすだけでも、限界なのである。なぜ、日本の最高のセレブの細川さんが初めから深作眼科で手術を受けたか。周りの人間など実に精密な調査をしていたのである。かつてオリコン社が、患者17万人への直接調査で医療施設を評価した時に、なぜ日本で一か所だけ深作眼科だけが医療レベルで10点満点中で10点だったのか。患者は自分のことでは正確に答えられる。真実の前には、相互利益やコネや裏工作など全く通じないのだ。正しい選択をした細川護煕さんは深作眼科で超上級の白内障手術を受け多焦点レンズを移植して、遠方と近方とも裸眼で良く見え、視力が76歳現在で裸眼視力が1.5もあるのだ。網膜剥離の患者も深作眼科で初めから手術することで、超上級の硝子体手術を施行することでほぼ100%の治癒率を誇っているのだ。六本木院を開いたことで周囲には130か国ほどの大使館がある。横浜本院はもうすぐ開院30周年だが、東京六本木駅前ミッドタウン正面の深作眼科六本木院は開院後10か月ですでに、この大使館の実に多くの大使や公使が患者となってきている。彼らの特徴は緑内障の患者が多いことだ。そして、欧米やアフリカ中東などの大使が良い治療を受けてないことが驚きである。白内障手術と並んで、緑内障手術で最高の良好な眼圧コントロールを得られている。この為に、先日などパリ大学などから、経過が悪い緑内障患者が続けざまに紹介されてきて、深作眼科で緑内障手術を受け良くなり、失明の恐怖から解放され、満足してフランスに帰って行った。日本の超セレブや世界のセレブの大使首相だけでなく、深作眼科は一般の日本人をいつでも受け入れている。紹介状などはいらない。遠慮しては駄目だ。『他で手術などすることなく、手遅れになる前に一日でも早く』、深作眼科の横浜本院か六本木手術センターに来院してほしい。すべての眼科治療が世界最高レベルでできる。特に白内障緑内障網膜剥離などの網膜疾患、と言った分野では世界最多の経験を持っていて世界最高の技術をお見せできる。

2015-07-04 『眼脳芸術論』、医学と芸術学の融合芸術論で7月6日生活の友社発刊

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 来る7月6日にいよいよ医学と芸術学の両方の専門家としての、世界にもまれな芸術論である、『眼脳芸術論』が発刊となる。美術出版の大手である『生活の友社』からの出版である。本屋さんやアマゾンや生活の友社からでも買えます。この題名と本の装丁は、世界的なデザイナーの前東京藝大教授の河北秀也先生です。この内容は、もう4年間も月間の美術専門誌の「美術の窓」に毎月連載している、「眼と脳がアートを創造る(つくる)」を校正加筆したものである。初めは1年間12回の予定であった。当時、眼科医師として手術中心で多忙を極めながら、優秀な眼科外科の弟子も育ってきたこともあり、時間を無理やり作り、多摩美術大学の大学院で学び卒業した。大学院からの医学美学を併せ持った研究業績を生かせるものと考え、丁度美術の窓から連載のお話を頂いたので受けたことから始まった。これは実に大変なことであった。実際に医学は長く専門として行っており誰よりも眼科生理学脳科学の知識は豊富であると自負はあった。しかし、この雑誌は熱心な美術愛好家や専門の芸術家に広く読まれている芸術専門誌である。なまじっかな芸術学の知識では太刀打ちできない。そこで、毎月芸術関係の本を20冊ぐらい読まねばならなかった。多くが英語の専門書であった。この為に、連載開始以来4年間経つが、美大の大学や大学院で学んだ芸術学よりもはるかに勉強した。時には従来からの評論家や美術館学芸員などよりも遙かに専門的な深い知識と正確さが有るとの評価を美大や藝大の教授などから多くいただいた。

 内容は専門的な内容を一般の方々が理解できるように噛み砕き述べた。ただし、従来の展覧会図録や評論などとは全く異なった切り口であることも心がけた。簡単に言うと、芸術や画家の本質を深く掘り下げていることだ。この本の序説について引用し、この本の制作に至った理由を自分史的に紹介する。一人でも多くの人がこの本を読んで、芸術をより身近に感じ、そして画家や芸術の隠された真実に触れ、芸術をより身近に感じて頂きたい。横浜駅前西口深作眼科本院でも深作眼科東京六本木院でも眼科ビル内にギャラリーがある。これは、手術によって視力を取り戻した患者さんに、まずは美しい芸術で目を喜ばせて頂きたいとの思いの延長にある。4年間の膨大な時間を使った私の芸術論です。読んだ方は驚くほど面白いと好評です。

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以下は序説です。

      はじめに

子供の頃より絵が好きな子供だった。幼稚園に行きたがらない兄の代わりに、2歳から3歳上の子供達と一緒に幼稚園に通い、意図しないで例外的な早期教育を受けたようなものだ。教室の前で絵ばかり描いていて園長先生が褒めてくれるのがうれしかった。また門前の小僧のように他の子供より早く言葉も覚え、3歳ごろから漢字も覚えていた。本来の幼稚園児の年齢の6歳では、大人に交じって油彩画の教室に通った。ピカソが早くからアカデミックな芸術教育を受けた意味も分かる。

海軍のパイロットで戦後に警察官になった父と、日本赤十字の学校で勉強した助産師の母親の影響をしらずしらずに受けた。そして、高校時代の将来なりたい職業は、一にパイロット、二に医師であったが、しかし子供の頃より馴染んできた絵画の魅力も頭にあり三に芸術家であった。もっとも、どれもこれも実際には身近にその職業の人がいた訳でもなく、どのようになるのかも知らない漠然としのんびりしたものだった。

父親が警察署長としての海外視察が有った。今では考えられないが、昭和46年当時に羽田空港から出るアメリカ行きの視察は誇りであり親戚一同が集まって見送った。この時にアタッシュケースを持ったパイロットを見て、かっこいいなと、自分もなろうと決めてその方法を進路の参考書蛍雪時代をすぐに調べた。怖いもの知らずとはこのことで、全く準備もしていない素人がやる気だけで50倍の難関を通り航空大学に入学した。思えば海外への憧れが多くあったのは確かだ。しかし、3年後には石油ショックなどが理由でパイロットが余り、地上職しかないとされ、それならば医学部入学へと方向転換した。人生とは思い通りにならない事の連続であることをかなり若いうちから身に染みたものだ。公務員の家で、私立医大に入れるお金も無いので厳しかった。ただ、数学と英語の勉強が得意であった為に国立医大に入れた。当時は学費も月3千円と安く、家庭教師や特別奨学生でかなりの収入があり、21歳から自活して生活できた。この頃は絵も時々見るほどでスケッチぐらいしかできなかった。

見ることに興味のある私は眼科外科医をめざし、インターンの頃よりアメリカでの教育を選んだ。海外への憧れが何よりも強かった。医師になってからは、少し時間と経済的に余裕が出来たので、再び芸術の活動を開始した。時間があれば世界の美術館を回り絵画を描いた。眼科医の生活が忙しくなり、しかもなるならば世界一の眼科外科医に成りたいと思った。自分にとっては手術も芸術と同じで、完璧な美しい手術であろうと願った。多くの創意工夫もあり国際眼科学会に挑戦し、今までに最高賞を19回も獲得した。

美術関係者の白内障手術を施行することも多くなり、著名な美術関係者とも知己を得た。銀座画廊主の吉井長三さんとたびたびパリへご一緒した。ある日、ピカソの孫がパリのギャラリー吉井にピカソの若い頃の絵を売りに来た。吉井さんが、「買いませんか?安くしときます。」と勧める。素晴らしい絵に見えた。でも高価であった。ピカソでも油彩一枚なら買えるかもしれない。一晩考えに考えて、別の心が芽生えた。ピカソを買えてもそれを見る喜びだけだ。それならピカソに負けない絵画を描くことの方が楽しいに違いない。との思いが持ち上がったのだ。高校時代より思いえがいた、成りたい者の第三番目の芸術家への炎が持ち上がった。吉井さんのご紹介でピカソ、ルオー、カトラン、バルテュス、クラーベなどなどの有名作家の親族や、多くのパリの美術館長などと身近に接して話すことができたし、パリなどのアートフェアで著名作家の作品購入の現場に同行させてもらった。さらに、眼科外科医として仕事をしながらだが、深作眼科でも他に弟子が何人も優秀な眼科外科医として育ってきたことで時間を作れ、日本でも佐々木豊さんから油彩画の教授を得て、多摩美術大学大学院に就学し多くの芸術家と近しく接した。自身の油彩大作作成でも、日本や世界の公募展に油彩の大作で挑戦し入選した。並行して、深作眼科ビルなどの自社ビルに横浜東京の3か所にギャラリーを作り、日本や世界のオークションにも参加して多くを競り落とした。自身も日本美術家連盟会員としてプロ活動をし、自作の油彩画や版画の新作個展を毎年行い発表した。

このような中で、美術の窓編集長の一井氏から誘いを受け、芸術と医学の両方の専門家という立場からの芸術論などを書いてみてはとのお誘いを受けた。これは世界的に見ても画期的な試みである。とりあえず、1年間12回の掲載でやろうと言うことになった。最初は枚数の制限もきつく、かつ目の病気のある患者である、白内障モネ網膜症のドガ、硝子体出血のムンク、黄視症のゴッホ、白内障で失明したカサット、色覚異常のメリヨン、眼科生理学を応用したタレルなどから始めた。しかし、連載を続けるにつれて、多くの作家論を科学的に分析する方法が面白いと、多くの絵画好きのアマチュアや本当のプロの芸術家など実に多くの方々から感想を頂いた。実はこの連載はひどく大変で、毎回参考文献や本を実に多く読破する必要がある。日本語ではほとんど良い資料が無いので、多くは英語での出版物を読んでいる。毎回20冊以上は読んでいる。本では分からないものも多い。直接世界の展覧会に行ったり、関係者から話を聞いたり、インターネットも利用する。ピカソなど20年間も傍にいた写真家ダンカン氏から南仏のサントロペで何時間も話を聞いたこともある。ムンクの参考にパリのポンピドー美術館に行って、硝子体出血の状況を本人が描いた絵画の写真を撮りに行ったこともある。ベーコンの最後の三幅対絵画にある男性の身元を日本の展示美術館学芸員が展覧会図録でアイルトン・セナなどと書いてあったが、そんな訳が無いと必死で調べイギリスインターネットでのゲイ・サイトでベーコンとスペイン人カペッロがともに写る写真を見つけた時は、思わず「やった!」と叫んだ。三幅対の顔と全く同じ顔が写真に写っていた。この時のベーコンは実に幸せな顔をしていた。多くの作家を調べる時には丁度難しい患者の治療に当たる時と同じ思いで行っている。患者を自分の身内だったらどうするかと身を入れ過ぎるが、作家の調査もそうだ。セナなど絶対にありえないのだが、日本の学芸員はどの程度調査しているのだろうか。これが日本の専門家と言う人の程度なのかとがっかりした。実は眼科外科でも世界から見た日本のレベルが低く酷く遅れている事に、不満を感じがっかりし続けてきたことに似ている。今や、眼科外科医としては世界中に知られ、世界中から治療を求めて多くの患者が来院する。これと同じ気持ちで、この美術の窓での連載も世界最高レベルで有りたいとの目標持って頑張ってきた。それが今でも連載が続き、今や44回目を超えようとしている。

自分自身も近代絵画を中心として研究し、いつのまにか美大で学ぶより実に多くのことを学習できた。そして、その知識や経験により、西洋世界の中にある芸術の流れを肌で感じるようになった。これが、世界の眼科外科の習得と新たな発展の経験と実に似ているのである。今の密かなる思いは、この学習を通して得た西洋文化での芸術言語体系を駆使して、自らが眼科外科医として世界に躍り出たように、芸術家として世界に躍り出たいと願望していることだ。つまり、自らの挑戦はまだまだこれからなのである。今回の、生活の友社からの出版のご厚意は実にありがたいことである。しかし、これはほんの一里塚であり、今後の挑戦への道しるべにしたいと思っている。