レポート - プロのみぞ知る会社設立の技

前々から会社設立の為の登記のやり方とかそれに掛かる費用はいくらなんだとか思って、調べたりしてたんですが、断片的にしか分かりませんでした。

★書籍だけではわからない!プロのみぞ知る 会社設立の技 - 横浜ベンチャーポート

今回、これに参加してすごい分かりやすくて体系的に学べたので良かったです。

それでは、その内容をさらっと。

新会社法5つのポイント

  • 有限会社がなくなった
  • 1人でも株式会社が作れる
  • 1円でも株式会社が作れる
  • 類似商号禁止の規制はなくなった
  • 資本金の払込みが簡単になった

この中で特筆すべきは1円会社のところですかね。

新会社法が施行されて資本金が1円から作れるようになりました。

前は、有限で300万、株式で1000万でした。

それと株式会社の場合は、役員が3人必要でしたが、これも1人でも良くなりました。

なので、有限会社がなくなったとは言え、従来の有限ぽい会社は変わらず作れる訳です。

戦略的会社設立3つのコツ

  • 事業目的

会社設立にあたり、事業目的と言うのを書く欄があります。
この項目に何を書けばいいかと言う話ですが、「現在の事業だけでなく、将来の事業も考慮」とのことで、近い将来にやるであろう事業は書いた方がいいのです。
なぜなら、事業目的を変更するには3万円の手数料が必要となる為です。
但し、だからと言って、何でもかんでも事業目的に羅列すると事業内容が不明確になり、場合によっては融資を受けられない場合もあるのだとか。
目安は、「多くて10個」だそうです。

  • 資本金

資本金は1円から可能ですが、やはり多い方が信用が得られるので良いです。
ですが、1000万未満にした方がお得です。
なぜなら、1000万未満だと消費税免除措置を受けられる為です。
5%って何気にでかいですからね。
こちらの目安は、「毎月の運転資金の3か月分」とのことです。

  • 決算期

個人事業主の場合は、一律12月末決算となるのですが、法人の場合は自分の好きに決められます。
なので、いつでもいいと言えば言いのですが、出来るだけ1期目が長くなるように設定した方がお得です。
これは、上述の消費税免除措置が「2期分」だからです。
2「年」ではなく2「期」であることに注意です。
例えば、決算月を設立月の次の月とかにしてしまうと最大で14ヶ月しか免除措置を受けられません。

会社設立の技

手順立てて会社名等の決定から会社の登記までとその後の各種役所への届出までのことです。

  1. 基本事項の決定
  2. 事前の準備
  3. 書類の作成
  4. 定款の認証
  5. 資本金の払込み
  6. 登記の申請
  7. 設立後の届出

それぞれの項目でやらないといけないことや行かないといけないところが纏められていて、しかも、面倒そうな定款とかもテンプレートが資料として配られました。

それを全部書くのはちょこっと手間なので割愛させてもらいます。

紙資料は残してるので、知りたい人は、直接連絡下さい!

手元の紙資料を元に諸々を決めていけば、流れに乗って登記までさくっと出来そうな気がします!

と言うことで、今日のセミナーもなかなか良かったです。

横浜ベンチャーポート、なかなかやるな!