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fuktommyの日記 このページをアンテナに追加 RSSフィード

2008-03-22

ネーミング問題

2008-03-10 - オンとオフの交差点」や、それについた zip動画の横行がまたひどくなってきたらしい* というブクマコメントZIP動画という単語を知ったのですが、 最初に思ったのは、その指し示す内容について「ZIP動画」というのが、 あまりに一般名詞的なおおざっぱなネーミングだなあということ。

  1. ニコニコ動画で観れる動画で
  2. 画像スライドショー形式で
  3. その画像がZIPで配布されていて
  4. コメント強要であればランキングにはノイズになり
  5. 画像の内容がエロであればSMILEVIDEO規約上問題になり
  6. 画像の権利者の許可がないので著作権の侵害である
  7. そういうもの

となると、ZIPと動画に関係するのって1.と3.だけじゃないか、と。 あとから考えてみると ニコニコ動画上で、ファイルを交換ないし配布する事を目的とした動画の総称。* とすれば その他の特徴は目的から導かれるので 「ZIP動画」というネーミングでもいいのかなあとか思ったり。

Original Article: http://blog.fuktommy.com/1206151054

2008-03-16

ライセンスと掲載交渉

たけくまメモ : mixi規約変更問題によせてより:

ですから株式会社mixiにおかれましても、 ユーザーの書き込みをmixiの判断で商品化する際には、 個別に掲載交渉するのが「筋」であって、これ以外にとるべき手段はないはずです。

*

とあるんですが、 例えば僕のブログなんかは転載等の条件をつけて公開しているわけだし、 ほとんど全てのソフトウェアオープンソースライセンスで 条件をつけて公開しているわけだから、 改めて交渉されても困るんですよね。

うっかり妙なことを答えてしまうと、 自分が持っておきたい権利まで相手に委ねることになってしまって あとから困ることになりはしないかなあ、とか。 一方相手の意図もわかっていて、 ライセンスがどうなっているかなんて一々調べているわけにもいかないし、 誤読があって後からトラブルになっても困るから、 権利者の許可を取れば安心である、と。

先日、とある雑誌編集者から、 を 収録したいから許可をいただきたいとのメールが来ましたので、

朔と朔Windows版はどちらも 「修正BSDライセンス」に基づいて配布しているソフトウェアであり、 新月の公式サイトの文書類は 「クリエイティブ・コモンズ・ライセンス 表示 2.1 日本」に基いて 公開されています。 どちらもライセンスの定める範囲で誰にでも編集や再配布が許可されていますから、 ○○様に特別の許可をしたり禁止したりする性質のものではありません。 ライセンスの定める範囲で、私どもに断わることなく、掲載・収録してください。

上記のことしか申し上げられませんので、 それをもって「掲載・収録の許可」の代わりとさせてください。

という感じで返信したのですが、 うーん、もっとうまいやりかたがあったのかなあ。

Original Article: http://blog.fuktommy.com/1205660372

2008-01-26

著作権の及ぶ範囲を指定するのは難しそう

CCチェックしてからTumblrに投稿するブックマークレット」を作りましたけど、 CCの適用される範囲、あるいは 「Copyright(c) 1998-2008 Fuktommy. All Rights Reserved.」の 効力の及ぶ範囲を(主に機械的に)限定するのって難しいですよね。

CojiさんのTwitter

CCの問題というか課題は CC以外からの引用カバーされていないということでいいのだろうか。 CC以外に「汚染」されるともう使えないという。

*

「引用部分以外はCCです」って但し書き入れるのが一番現実的なのかな。 結局、機械的には利用できなくなっちゃうけど。

*

ってありましたけど、 引用部が当人の言葉でなければ 「Copyright(c) 1998-2008 Fuktommy. All Rights Reserved.」 の及ぶ範囲ではなく、したがってFuktommyの設定したCCの効力も及ばないのが当然で、 対人間であれば但し書きは要らないんじゃないかなあ。

余談だけど、引用じゃなくてCCライセンスに基づく派生物だとすれば、 オリジナルの著作者のクレジットとCCであることの説明がつくから、 それで区別はつくはず。 ただし機械的にやることだと、 全部Fuktommyの著作物でCCになっている状態と、区別が難しいだろうな。

OSSだと、 プログラムの一部を他のプログラムに「引用」すること自体がありえないから、 これは問題にならない。はず。 あーでも、Redhat Linux がやってるような、 「プログラム本体はOSSだけどロゴはうちの商標だから、 ロゴを取り除かないと再配布できないよ」 みたいなのが、同じ問題に分類されるのかな。

あとブックマークレット作ってて思ったのは、 「ニコニコ動画(RC2)‐ビデオゲームの実装の超基礎理論 - itkz」とかの動画ページについて。

この動画はCreative Commons「表示」を適用します http://creativecommons.org/licenses/by/2.1/jp/

*

とあるんですけど、 この効力が及ぶのは動画本体であって、 例えば左上のアイコンは範囲外です。 ところが上のブックマークレットだとその辺の区別がわかんない。

Original Article: http://blog.fuktommy.com/1201342476

2008-01-21

Copyrightは直訳すれば複製する権利なわけだが

Copyrightは直訳すれば複製する権利なのですが、 これは近似的にそうしているんじゃないのか、とずっと思ってきたんですよ。 なんか本があったとして、 それを僕が1万部とかコピーしても、それだけでは誰も損しませんよね。 印刷屋さんが儲かるだけで。 ところがその本を1万人に配り始めたらどうなるかというと、 本が売れなくなって出版社が困ります。 だから本当は再配布を禁止したいのだけど、 配り始める直前に警察が踏み込んだところで 「ただコピーしただけですよ。配りませんよ」とか白を切られたら困るので、 コピーを作ったところで犯罪としよう、という仕組みだと思ってたんですよ。 それに昔は配るつもりもなく複製することはありえなかっただろうし。

ところが「私的複製を認めない社会 - Copy & Copyright Diary」このあたりの記事を読むと、 やっぱりCopyrightは複製する権利なのかなあ、とか思ったりしました。

Original Article: http://blog.fuktommy.com/1200847017

2007-12-16

動画共有はP2P化するのかなあ

今後の動画共有の流れ - longlowの日記」の感想として。

ファイル共有は、昔はWeb割れとかあったそうですけど、 今はP2Pが主流になっている、ような印象があります。 もちろんただの印象であって、実際にはどうなってるのか、よくわからない。 合法的なファイルの配布だと Ring Server Project とかありますし。

ところが、テキストについてはP2P化しなかったんですよね。 2chだと 8月危機 (2001年8月)があって、 これはサーバの転送量が大変だという話ですから、 YouTubeニコニコ動画の転送量が大変だという話に繋がるはずです。 その流れを受けて 「P2Pでサーバに依存しない掲示板を作るの巻」 というスレが立って、 zigumo のような第1期のP2P掲示板が産まれました。 でも最終的には2chはP2P化せずに、 広告収入や●の売り上げ等で、うまいこと回ってるみたいです。

動画共有に戻ると、YouTubeもニコニコ動画も黒字化すると主張してますよね。 もし黒字になったら、P2Pに頼らなくても、 どんどん回線を太くしていくことができるんじゃないかなあ。

とはいってもサーバ方式だと内容の規制は厳しいだろうし、 ファイルサイズにも制限がかかって 高画質・長時間の動画はアップロードできないとかあるだろうし、 P2P方式が主流になってくる可能性もありますよね。 うーん、どうなるんだろう。

まあ現時点でもP2Pファイル共有ソフトで 動画ファイルを共有している例はたくさんあるはずですけどね。 YouTubeもニコニコ動画のようにマスコミが取り上げないだけで。

うんうん、企業がやってマスコミに取り上げてもらおうかという話だと、 P2Pだとしても「無法地帯」だとは思われたくないだろうから、 高画質・長時間の動画が公開できますよ、 という程度の利点しかなくなってしまうかも。

Ustream 的なものはP2P化するのもありかなあとか。 これはSkypeからの連想ですけど、 PeerCastが既にあったか。 これだって広告収入等でコストが賄えればP2P化する必要はないでしょうけどね。

Original Article: http://blog.fuktommy.com/1197808739

2007-05-19

バックリンク数を表示

Google AJAX Feed API を使って、ブログにバックリンクの数を表示するようにしてみました。 「早速Google AJAX Feed APIを導入してみました」を参考にしました。ありがとうございます。 ダウンロードblogch配布ページから行えます。 このブログの場合はblog.fuktommy.comのミラーがあり、大抵の場合は被リンク数が1になっていますので、 被リンク数が2以上のときのみ表示するようにしています。

(追記)コードはgooglefeeds.jsをご覧ください。

Original Article: http://blog.fuktommy.com/1179564170

2007-04-01

もやしもんツールが警告を受けたわけを考えてみる

しっぽのブログ: もやしもんツールが講談社からの警告で公開停止 とその雑感」の感想。 確か、読者が菌のぬいぐるみを作って、 実物か写真かを編集部に送って、欄外に載ったことがありましたよね。 講談社としては、ファンが何かを作るのはアリで、 それを自分のところを通して配布するのはアリで、 勝手配布するのはナシなんでしょう。 あるいは書店の人が菌POPを手作りしたのも、 好意的に取り上げていたような記憶があります。 企業の理屈としては、それはわかるんですよ。 でもファンの立場から見ると、配布するにあたって、 どういう経路を通るかというのはあまり気にならないですよね。 なんかこう、うまい落とし所はないんですかね、というのが一般論。

肝腎のもやしもんツールを見ていないので、なんともわかりませんけど、 出来がよすぎて公式のツールだと思われることを恐れた可能性はあるかも。 そうでなかったとしても、プログラムにはちょっと特別な事情があるんです。 万が一ツールにバグがあってトラブルが起きたとき、 講談社にクレームをつけられたら困るということです。 そういう人は「なんで著作権なり商標権なりでツールの配布を差し止めなかったんだ」 という論理を使う可能性があり、対抗するには 「そのツールを特別に許可したのではなく、パロディ等は無差別に認めております」 というくらいの勢いがないと駄目でしょう。 一部のエロゲ会社ならともかく、講談社にはそこまでの覚悟はないかと。

魅力は半減しますけど、 Flashの画面の中を菌が動きまわるというようなものなら、 見逃されていた可能性があります。

Original Article: http://blog.fuktommy.com/1175393167

2007-03-06

コピペトレンド学会発表に行ってきました

コピペトレンド学会発表の続き。 質疑応答の盛り上がらなさが異常でした。 座長の先生が「その表現はおかしくないですか」みたいなこと言ってただけで。 あれ絶対区分がおかしいですよ。 自然言語処理のセッションだったんですけど、 そういう基礎研究分野じゃないですもん。 「アルゴリズムに新規性はないけど、 はてなユーザの反応が面白かったですよ」という話で、 分類するなら「情報技術と生活との関係を考える」とか 「Web2.0カンファレンス」とかそういう感じでしょう。

あと、コピペトレンドのプログラム配布することになりました。 BSDライセンスに基づくオープンソースソフトウェアです。 少々お待ちください。

Original Article: http://blog.fuktommy.com/1173187975

2007-01-06

P2Pは究極的にはWebに収束するんじゃないかと

BitThief:アップロード回避するBitTorrentクライアント」を読んでの感想。

まずはWinnyについて 「自分が何を公開してるか把握してないし、 仮に違法なものを公開しているとしてもプログラム勝手にやったことですよ」 という言い訳を用意することで人気を得ているのだ、という解釈があって、 これは高木先生が言ってたと思うけど、 そのものずばりの記事がみつからなかったので探すのを諦めて 「Winnyネットワーク崩壊への最終シナリオ」にリンクを張っておくことにします。 僕もこれは全くその通りだと思います。

一方で、Winnyの開発が中断し、プロトコルも解析され、 自分が何を公開しているのかはおろか、 他人が何を公開しているかさえも把握できるようになってきました。 これについては 「Poenyの配布は今まで通り続けます」や 「Winnyネットワークに寄生しないでPoenyは生き残れるか、ですか」に書いたように、 「もはやWinnyはApacheWgetを一体化したソフトにすぎない」 という気がしてます。 つまりファイルを公開する機能とダウンロードする機能は技術的には分離可能です。

この辺は高木先生とは視点が違っていて、 「Winnyネットワークに寄生しないでPoenyは生き残れるか、ですか」のコメントを見ると、 たぶん高木先生は「自分が何を公開してるか把握してないし、 仮に違法なものを公開しているとしてもプログラムが勝手にやったことですよ」 と言い訳する人がまだいることを問題視しているようです。

ちなみに僕は、ファイル公開専用Winnyと ダウンロード専用Winnyに分離した方がいいんじゃないのかなあと思っています。 じゃあそれはApache+Wgetと何が違うの、ってな話になるんですけど。 で、ここで冒頭の記事に戻ってきて、 ダウンロード専用BitTorrentってどうなのよ、という話なんですけど、 これもダウンロード専用、アップロード専用に分けちゃってもいいんじゃないの、 という気がします。 もちろん、ダウン・アップのどちらもやりたい人のために 一体化したソフトがあれば便利でしょうけど、 必ずしも一体化してなくてもいいと思うんですよね。

そうなると今度はP2Pの定義というか、 サーバもクライアントも両方やるのがP2Pだ、的な話があるじゃないですか。 でも基本的にはアップロードとダウンロード、 サーバとクライアントは分離可能だと思うんですよね。 それを一体化させるのはどこか無理があるように思います。 例外はVoIPくらいかなあ。 電話には掛ける側と受ける側がありますから。

スクリプト言語で小さなプログラムを書くことが多いからそう思うのかもしれませんが、 僕にはプログラムはユーザがやることを代行させてるという印象があります。 それが誰の作ったプログラムであったとしても 「このファイルをダウンロードする。このファイルをアップロードする」 というのはユーザの意思だと思うんですよね。 だとしたらダウンロード専用、アップロード専用というのもあって当たり前のような気がします。

すると結局はApache+Wgetに収束するんじゃないかなあ。

Original Article: http://blog.fuktommy.com/1168074557

2006-12-14

Poenyの配布は今まで通り続けます

Poenyプログラムを配布している関係上、 Winny開発者に有罪判決が出た件について何か書こうと思った次第。

Winny の開発が中断したことによって、いろいろ解析が進んだり、 互換ソフトのPoenyが出たりしたわけなんですけど、 現状のWinnyネットワークはウェブとあまり変わらないんじゃないかと思うんですね。 「winnytp://」プロトコルハンドラによって、 「この人の公開しているファイルはこれこれです」ということがわかるわけで、 それはつまりApacheの ディレクトリインデックスみたいなものだと思えばいいわけです。

それから、 「Winnyの問題で作者を罪に問おうとしたことが社会に残した禍根」では Winnyでは自分自身が持っているキャッシュの中身が見れない、 だから責任も負わなくて済むという仕組みになっているのが問題だと指摘されていますが、 それは僕の興味のあるところじゃないです。 というのは、それは本家Winnyという1つの実装に固有の問題だからで、 現にPoenyではキャッシュの中身が見れますので。

つまり、誰がどんなファイルを公開しているかを調べることができて、 自分自身でもどんなファイルを公開しているかを把握できているとするならば、 それはウェブと同じようなものと思っていいんじゃないですかね。 自宅サーバでApacheを動かして、DDNSで長期的にアクセスできるよう設定し、 Googleで検索できるようにする、という一連の設定を 1つのソフトで面倒見てくれると思えばいいわけです。 Apacheでファイル公開している例は 僕自身がアリスソフトの一部のソフトを再配布していることです。 Winnyならこんな手間をかけなくても済むわけです。

それで公開しているソフトに違法なものがあったときにどうするかということなんですけど、 総務省の研究会の案によると、 掲示板なら違法情報放置しても管理者の責任は問われないらしく、 Winnyも原理的に同じだろうと思いますから、 気付いたら消すくらいでいいんじゃないんですかね。 本当かなあ?

Poenyを使う人に注意してほしいのは、 免責される可能性はありますけれども、 公開しているファイルは納得の上で公開していると見倣されるはずだということです。 逆にそれゆえに不正の温床になるとは思えないんですよね。 そんなわけでPoenyの配布は今まで通り続けます。

ちなみにPynyは先日ちょっと ノード間通信の部分を移植しなきゃならんな、とか思って作業してました。 今世紀中に完成するかなあ、という感じです。

Original Article: http://blog.fuktommy.com/1166022267

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