「ふくナビ」のトリビア第58回
こんばんは。
チラホラといろいろなところで、「ホットパンツ」という言葉を見かけます。
この「ホットパンツ」は70年代に一度日本でも大ブレイクしている、
簡単に言うと「ショートパンツ」です。
そもそもの「ホットパンツ」のファッションとしての位置付けは「SEXY & COOL」らしいのですが、
最近はこのSEXYの部分にばかり注目されていました。
幸田來未しかり。
とまあ、少々過激で、履く人を選ぶと言われる「ホットパンツ」が
今になって、じわじわと人気を取り戻しているようです。
ひとつ異なる点としては、SEXYではなく、COOLな方に傾倒しています。
なぜかというと、「ホットパンツ」にタイツを合わせて、太ももの露出を避けているからです。
上手い着こなしです。
これを支えているのが、以前の「ふくナビ」のトリビアで取り上げた内容なんです。
2つ。
1つは、毎回毎回、同じように口を酸っぱくして語っております、トラディショナルなスタイルへの回帰。
清潔感のある上品で清楚なファッションへと流れています。
2つ目は、大手靴下メーカー「福助」が取り組んでいる、大掛かりなタイツ再来の仕掛け。
だいぶ前の話ですが、「福助」は近年のタイツの人気低迷を打破しようと、
CanCamモデルの蛯原友里さんと、押切もえさんを、大胆にもタイツイメージキャラクターに抜擢したのです。
この様子は、NHKでも取り上げられるなど、なかなかの反響を得ているようです。
実際にタイツ自体も可愛いんですよ。若者らしいデザインで。
とまあ追い風が2つもあるので、冬なのに「ホットパンツ」をチラホラ見かけるかもしれませんね。街中で。
それでは、トリビアに参りたいと思うのですが、
前回と同様、今までの話の内容と、全く関係ありません。
すみません。
今回は、「ポロシャツ」についてのトリビアです。
どうぞ。
もともとは、イギリスの乗馬スポーツ「ポロ」の時に着用していたので、
「ポロシャツ」になりました。
そもそも「ポロシャツ」の定義には、2つの要素があります。
1つ目、襟とボタンがある。
2つ目、胸ポケットが無い!!
言われてみればという感じがしますが、注目していただきたいのが、2つ目の『胸ポケが無い』です。
ですから、胸ポケのある「ポロシャツ」は「ポロシャツ」ではないのです。
なぜかと言いますと、スポーツのポロがその理由。
【ポロについて】
ポロとは馬に乗って、Malletとよばれる長いスティックを使い、木のボールをゴールに入れる競技です。
サッカーと乗馬とゲートボールが合体したものをイメージして下さい。
では、本題に戻ります。
なぜ「ポロシャツ」に胸ポケットがないかというと、ポロの最中、
馬に乗った状態からスティックで芝生の上のボールを打とうとすると、カラダを大きく傾けなければいけません。
ですから胸ポケがあっても、中身が落ちてしまいます。
「ポロ」ってな具合に。。。
・・・お分かりいただけましたでしょうか?・・・
まあ、「ポロシャツ」にはそんな経緯があったもんです。
おっと、久しぶりに「アバクロ」のモデル募集の宣伝を!!
http://www.abercrombie.com/anf/onlinestore/html/aboutus_jp.html
日本人からファッションリーダーを輩出しましょう!!