「ふくナビ」のトリビア第75回

街はすっかり『クリスマス』一色。


ファッション情報通信基地日本支局の「ふくナビ」のトリビアです。

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身に沁みる寒さでさえも、クリスマスを引き立てる名脇役に見えてしまうのは私の勘違いではないはず。

みなさま、いかがお過ごしでしょうか?


明日は23日。24日のクリスマスイブはなんと日曜日。

レジャーや、クリスマス商戦のお店や百貨店は、1年の中で一番忙しい時期なのではないでしょうか?

ところでみなさま、『クリスマスカラー』というものをご存知でしょうか?

お察しの通り『赤・緑・白』の三色です。

クリスマス前後の時期には、この中でも『白』い色がファッションに敏感な女性達の間で多用されるようです。

純粋無垢な白色は、クリスマスの聖なる雰囲気と相まって、女性をより魅力的にします。(私見です。)



ファッションの中で「色」は、コンセプトを表す意味で、大変重要な位置にあります。

他にも例えば『ラスタカラー』というものをご存知でしょうか?

ラスタカラーとは、ラスタファリアン・カラー(Rastafarian color)の略語で、

『赤・黄・緑・黒』の明るい陽気なイメージの、

聖地エチオピアの国旗の色にちなんでこのように呼ばれています。



ヒンズー語で「道」 という言葉を意味するラスタファリアン

ラスタカラー」の『赤・黄・緑・黒』には、それぞれの色に次のような意味がありました。


今回のトリビアです。どうぞ!


















ラスタカラー」の『赤・黄・緑・黒』は、



















それぞれ、



















 「赤」 ・・・ 戦いで流した鮮血
 「黄」 ・・・ 輝く太陽
 「緑」 ・・・ 豊かな大地
 「黒」 ・・・ 故郷アフリカ











という意味でした!


またこの「ラスタ」には、ラスタファリと呼ばれる信仰(一種の宗教)があります。

「かつてアフリカから奴隷としてジャマイカへ連れて来られた黒人たちが、

故郷アフリカへの帰還を夢見たのが始まり。」だそうです。

このラスタカラーには配色の順が厳しく定められ、

必ず真中が「黄色」で、縁取りが『黒』でなければいけないそうです。


クリスマスの『赤・緑・白』には、一体どんな意味があるのでしょうか?

できればロマンチックな逸話が欲しいですね!それでは良いクリスマスを!!



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「ふくナビ」のトリビア第74回

ファッションのためのブログ、「ふくナビ」のトリビアです。

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以前からロングブーツの中にジーンズやパンツの裾をしまう

『ブーツインスタイル』がありましたが、今年は『スキニーブーム』の恩恵で、

今までに無くこのスタイルを見かけます。


ウェスタンブーツ』や『ファーブーツ』『レースアップのブーツ』など

ロングならば比較的なんでも履かれている印象があります。

このブーツインスタイルは、『暖かい』という実用性からの人気もさることながら、

洗練されたスマートなイメージが一番のポイントのようです。



ブーツインスタイルの大御所、『ウェスタン』。

カウボーイ達が履いていたので『カウボーイブーツ』とも呼ばれるのですが、

実は、いつから彼らがこのブーツを履き出したのかというのは、全く謎のままなのです。

ブーツは山登りや、工作業、木材の間伐など、足を守るために実用の中から生まれたものなので、

いつの間にか浸透していったようなのです。


今では万人に履かれる存在のブーツ。

今回は、こんなトリビアにしてみました。どうぞ!!





















捨てられたブーツを再利用して、























驚くべきものが作られます。それは、





















楽器!!!











音を奏でる、あの楽器です。

名前は『メンドーザ(mendoza)』と呼ばれているようです。

ちなみにですが、これの存在は全く持って確かではありません。

都市伝説のように言い伝えられている逸話なのですが、

残念ながら画像や詳しい情報は未知のままです。

そんな信憑性のないトリビアで申し訳ございませんが、真実はいかほどに!


どなたか知っている方がいらしたら、ぜひ情報提供を!お待ちしております。



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「ふくナビ」のトリビア第73回

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この3、4年間でサングラスのトレンドが変わりました。

最近街で見かけるサングラスは、フレームが大きく、顔の半分くらいあるのでは?

と言うくらい大きなサイズに人気が集まっています。

この『大きめサイズのサングラス』の特徴は、

ユニセックスで男性にも女性にも似合うと言うこと。

さらにはサイズが大きいので、

「顔が小さく見える」や、

「雰囲気が良くなる」などのプラスアルファの効果もたくさんあります。

ハリウッドスター達が身に付けるサングラスも最近は『大きめサングラス』ばかりです。


蛇足ですが、この『フレームの大きいサングラスブーム』は実は60年代のリバイバルなんです。


話は変わりまして、サングラスが誕生したキッカケをご存知でしょうか?

1923年、米国陸軍航空隊のジョン・マクレディ中尉という方が、

『飛行中の強烈な太陽光線から目を保護するレンズを開発してほしい!』

とメガネの大手企業ボシュロムへ依頼をしたのが誕生秘話なんです。

世界最初のサングラスは、フレーム下部の垂れ下がった「ティアドロップ」だったそうです。

そして、セブンイレブン日本1号店で最初に売れた商品も「サングラス」だったそうです。


戻りまして、近年では本来の「光を遮る」用途よりも、

ファッションの一部として着用されることの多いサングラスですが、

レンズの色って、たくさん種類がありますよね?



このレンズの色、実はただのお洒落のためではないのです!トリビアどうぞ!!



















レンズの色には、



















それぞれに、



















役割があったのです!!











当たり前のようですが、レンズの色ごとに異なる特徴があります。

スポーツではシーンによって旨い具合に使い分けられています。

色ごとにご説明いたします。

【スモーク】
自然の色調を失わずナチュラルな色彩を確保します、サングラスとして最もベーシックなレンズカラーです。晴天用として日差しの強い日に特に適しています。

【イエロー】
朝・夕・曇天や渓流・源流など光量変化が多く視界が薄暗い時の使用に適しています。水面の反射・ギラつきを取り除き視界を明るくします。赤色を透過し青色を抑えモヤ・カスミの状況でもシャープな視界を確保します。

【グリーンスモーク】
強い日差しでも対象物のコントラストを整え、クリアな視界が確保され水中を見るときに適しています。見え方が最も自然で一日中かけていても違和感が無く疲れません。

【ブラウン】
コントラストが強められる為、朝方、夕方、曇りなど比較的光量が不十分な時でも使え、視界が確保できます。全天候用として適するレンズカラーです。

【シルバーミラーコート
シルバーミラーコートレンズは更に眩しさを軽減し、より鮮明な視界を確保でき、ギラつく光をより一層防ぎます。強烈な光の条件下での強い日差しを避け、なおかつ乱反射を抑えて水中を見る時に適しています。

【レッド】
明るさと赤色を調整し肉眼で認識する暖色系のコントラストを鮮明に写し、特に光量不足の状況で、対象物を的確に見える効果があります。太陽光線中の赤色を強調しシャープに映し出します。


どうですか?深いですよね!?

ぜひ今度サングラスをかける際には、この情報を参考に?して下さい!

いつもよりもサングラスがちょこっと楽しくなりませんか?



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「ふくナビ」のトリビア第72回

ファッション大辞典。「ふくナビ」のトリビアです。


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日本で最古の帽子ブランド、『トーキョーハット』を持つオーベクスが、

帽子事業をアパレル会社のオーロラ(東京)に売却すると発表しました。


一度は帽子事業の完全撤退を表明したのですが、

引受先が現れたことで昭和天皇や政財界の重鎮に広く愛用されてきた

「トーキョーハット」のブランド名は存続することになったようです。

一安心といったところでしょうか。



オーベクスは1892年に東京帽子として設立され、

東京オリンピック日本選手団の帽子も製作したことで有名です。

しかし、フォーマルな場での帽子の需要が減少し、今回の事業売却へとつながったようです。

カジュアルな場での帽子の需要は依然、多いのでしょうが、スーツに帽子といったスタイルは、

本当に見かけなくなりました。



大正、昭和初期のイメージを思い浮かべると分かるかもしれませんが、

昔は、スーツと帽子は一つの組み合わせとして成り立っていたようです。

現代ではスーツがビジネス中心で着られているのが、フォーマルな帽子需要減退の一番の理由に見えます。



ところで、帽子のサイズ表記なのですが、日本と英米とでは、少々異なります。

靴などと一緒ですが、日本では「センチ」、英米では「インチ」が用いられます。



ところがですね、よくある問題なのですが日本人が英米の帽子をかぶると、

サイズが合っていても合わないという、奇妙な現象が起こります。



今回は、この現象についてトリビア!どうぞ!!






















日本人の頭に、英米の帽子が合わないのは、























サイズの違いや表記ミスが原因ではありません。























日本人の頭は真ん丸く、英米人の頭は楕円だからなのです。














あまり大きなトリビアではございませんが、その通りなのです。

頭にフィットさせてナンボな帽子は、作る時に頭の形が重要視されます。

つまり、作られた国の人の頭の形になってしまいます。

特に、シルクハット・ボーラなどのハードフエルト製品や

キャノチェ(かんかん帽)などの素材の硬い帽子の場合には、顕著にこの問題が現れます。



輸入帽子を選ぶときには、注意が必要ですよ!

少々横がきつめでも、痛くなければOK!これが輸入帽子の基準です。



「ビジネスのためのスーツ」な現代ですが、そもそもの起源に習えば「フォーマルのためのスーツ」。


「スーツに帽子」がビジネスの場でも大いに許される風潮があってもいいものだとは思うのですが、

いかがでしょう?






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「ふくナビ」のトリビア第71回

ファッション辞書、「ふくナビ」のトリビアです。


今年は、クラシックファッションや、トラディショナルファッションという言葉を良く耳にします。

ファッションなどのトレンドが、廻りめぐるものであれば、

いつかは戻ってくるのは必須のことなのですが、今年の戻りはいつにもまして大きいような気がします。



例えばレディースファッションでは冬の定番、ウールコート。

こちらのアイテムは毎年『マストアイテム』として取り上げられている、定番中の定番。

トレンドにあまり左右されないので、永く愛用できるのがうれしいですね。

っと、このウールコートなんですが、今シーズンは、60年代、70年代リバイバルの影響か、

『赤・オレンジ・緑』などのヴィヴィッドカラーが以前にもまして使われています。

色使いの変化はトレンチコートにも見られ、同様にカラーバリエーションが広がっています。



このトレンド回帰現象にもれなく、往年の人気柄『千鳥格子柄』もよく着られているようです。

この『千鳥格子柄』はクラシックなイメージを強く持っているので、

OL女性などのオフィスで働く女性には根強い人気のようです。



この『千鳥格子柄』、その名の通り、千の鳥が飛んでいるように見えることから、

千鳥格子柄』と呼ばれているわけですが、海外では『ハウンド・トゥース』と呼ばれています。

つまり彼らには『犬の牙』に見えるようですね。この柄が。少々物騒な気がしますけれども。



そこで今回は、この『千鳥格子柄』についてのトリビア。どうぞ!























千鳥格子柄』の歴史は古く、かの有名な方も愛用されていました。






















その人物とは、






















千利休(せんのりきゅう)」でした!










そうです、あの茶の湯の利休居士です。

ちなにみ『千鳥格子柄』は、千利休が愛用していたことにちなんで、

『利休間道(りきゅうかんとう)』と呼ばれることもあるそうです。

この間道(かんとう)とは『縞、格子柄』の総称のことを言いますので、

さながら『利休柄』とでもいったところでしょうか?




良い物は、いつの時代でも良いんでしょうねぇ。





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「ふくナビ」のトリビア第70回

ファッション通信「ふくナビ」のトリビアです。



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年明けの成人式を意識してか、早くも某ブランドで、着物の「新作リリース」がありました。

このブランド、皆様もご存知人気モデルの押切もえさんがプロデュースをする


「Moe Oshikiri」


という、京都丸紅などの大手も取り扱う、若い女性向けの着物ブランドです。

若い方向けだけあって、ピンクなどの華やかな色を中心に展開しているようです。

押切もえさん自身もモデルとなり今回のコレクション発表に参加していました。

実はこのブランド平成14年から発売を開始して、人気はうなぎのぼり!

来年は今年の倍近くの売上を予測しているようです。



歴史を大切に思うなら、この着物人気を維持し続けたいものです。



そこで今回は着物にまつわるトリビア

みなさん、『着物』と『和服』と『呉服』の違いが何だか分かりますか?



着物は、単純に『着る物』の意が語源です。

和服は、『洋服』と比較して『日本独自の』と言う意味合いを含んでいます。

それでは、『呉服』は?古代中国の「呉」の国の服だから?

いやいや、ここがミソ。

実は別の意味があったのです。



それではトリビアをどうぞ!
















古く、『呉服』は、「くれはとり」と読まれていました。

















「はとり」とは「はたおり(機織)」の変化した言葉なので、


















呉服は「服(着物)」をいうのではなく、「織物(反物)」と言う意味なんです。









そうです。つまりは、生地のことなのです。

「くれはとり」は「呉織」とも書かれることがあったそうで、

やっぱり織物のことなんです。

ちなにみ、「服部」を「はっとり」と読みますが、これも「はたおり」に由来します。

「くれはとり」が日本特有の音読読みに解され、「ごふく」となったのであります!


なんだか、久しぶりのトリビアらしいトリビアになりました!

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「ふくナビ」のトリビア第69回

ファッション物知り図鑑、「ふくナビ」のトリビアです。

ふくナビジャーナログでも連載中ですので、ご覧下さい↓



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蛯原友里さん、押切もえさん、現代日本ファッションリーダー言ってもよいでしょう。

このお二人のスタイルであるフェミニンもしくはコンサバファッションですが、

以前から折に触れて述べてきたように、今リバイバル中なんです。

特に「アラサー(アラウンドサーティの意)」と時に呼ばれる、20代後半から30代前半の女性の間で、

女性らしい清楚で落ち着いたファッションと言うのが支持されているようなのです。



カジュアルも含む、ファッション全体がリバイバル傾向にある中

このアラサーファッションともいえるジャンルがドッシリと定着してきています。



実はこれ、蛯原友里さんや押切もえさんの影響だけではなかったのです。

今回はフェミニンコンサバファッションの裏側をトリビア!どうぞ。



















フェミニン、コンサバファッションがなぜ人気なのか。



















実はこれ、



















職場での制服、作業着の廃止が影響しているのです!









どういう事かといいますと、仕事をする時に制服を強制しない企業が増えているのです。

近年の自由化風潮のなかで、オフィスなどでは服装は自由!という企業が増加傾向にあるようです。

完全に自由ではなくても、「カジュアルフライデー」なんて言葉は、

皆さんも一度は耳にしたことがあるかと思います。



つまり、働く時の服を自分で用意しなければならなくなった、と言うことです。

しかしながら依然として、ジーンズはオフィスには不向きとする企業も多く、

アラサーOLの服装は自然と『上品で、清楚なファッション』に落ち着くようです。



これが、フェミニン、コンサバの主要因であるかは定かではありませんが、

社会的な理由からファッションの流行が作られることも十分ありえます。

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